Weekly Market Research Report 2015年3月2日号 今週の POINT 国内株式市場 調整歓迎ムードが高まるなか、明確な押し目はあるか 今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 - 不動テトラ【東証1部 1813】ほか テーマ別分析 Apple Watch発表会を控えて関連銘柄に注目 話題のレポート 業績予想に鮮度と比較可能性が戻る スクリーニング分析 30万円以下で買える期末要因で関心が集まりそうな銘柄 期末に向けて配当やROEに関心が集まるか 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 1 展望 今週の市場見通し Vol. 108 Weekly 2015 03 02 国内株式市場 マーケット概観 3 新興市場 4 米国株式市場 2 3 マーケットを読む 今週の分析銘柄 為替市場 米ドル/円予想レンジ 6 債券市場 債券先物・長期国債利回り予想レンジ 6 今週のポイント 7 日経平均株価 8 FISCO Selection 読者の気になる銘柄 テクニカル妙味銘柄 4 5 カテゴリー考察 連載コラム 5 不動テトラ〈1813〉東証 1 部 9 エスイー〈3423〉JASDAQ 10 駒井ハルテック〈5915〉東証 1 部 11 ジオマテック〈6907〉JASDAQ 12 ユナイテッドアローズ〈7606〉東証 1 部 13 壱番屋〈7630〉東証 1 部 14 セイコーホールディングス〈8050〉東証 1 部 15 エムティーアイ〈9438〉JASDAQ 16 ソフトバンク〈9984〉東証 1 部 17 大成建設〈1801〉東証 1 部 17 CYBERDYNE〈7779〉マザーズ 18 ソフトバンク〈9984〉東証 1 部 18 テーマ別分析 19 スクリーニング分析 20 先週の話題レポート 21 信用需給動向 22 ゴルフと相場 23 1 2 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 今週の市場見通し 国内株式市場 マーケット概観 調整歓迎ムードが高まるなか、明確な押し目はあるか ■日経平均は約 15 年ぶりの水準 を探るなかで断続的な年金資金流入が観測されており、理想的 な調整は期待しづらいか。年金積立金管理運用独立行政法人 先週の日経平均は上昇。連日で昨年来高値を更新するリバウ (GPIF)が 27 日公表した 2014 年 12 月末時点の国内株式の運 ンド相場が続くなか、週末には 18865.39 円と 18900 円に迫る 用比率は 19.80%と、9 月末の 17.79%から 2 ポイント上昇。 局面をみせ、約 15 年ぶりの水準を回復。ユーロ圏の財務相は およそ 3 ヶ月で 1 兆 7000 億円の買い入れを行っており、市場 今月末に期限を迎えるギリシャに対する金融支援策を 4 ヶ月 への安心感につながる。さらに目標としている 25%までの買 延長することで合意。これを受けた 20 日の米国市場では、NY い余力が意識されるため、押し目待ちに押し目なしの需給状況 ダウ、S&P500 指数が最高値を更新するなか、週明けの日経平 といったところか。 均は 18500 円を回復した。その後も過熱警戒感が根強いもの の、年金資金とみられる買いが断続的に入っていたほか、海外 ■3 月相場入りで期末要因を意識した需給相場に 勢とみられる資金流入が観測されるなか、押し目らしい押し目 がない状況だった。 また、今週は名実ともに 3 月相場入りとなる。決算期末に向 24 日には安倍首相は海外の機関投資家らを前に講演し「エ けた需給調整のほか、期末株価を意識した思惑的な動きも出や ンジン全開の今年の日本を買わない手はない」 と述べた。 また、 すくなる。貸株返却といった流れも意識されやすく、需給妙味 海外から日本に重要な投資をする企業に対し、副大臣、政務官 の大きい銘柄等への買い戻しとみられる動きが活発化しやす を投資の相談相手にする「企業担当相」の創設を表明。 「岩盤 いだろう。3 月期末配当を狙った売買についても、押し目が限 規制」の打破を目指す考えなども強調している。さらに、国家 られるとなれば、早い段階で物色が強まる可能性もありそう 公務員の年金資産を運用する国家公務員共済組合連合会は、資 だ。 産構成の目安を見直して、国内株式の比率を 8%から 25%に増 そのほか、今週は米国で重要な経済指標の発表が相次ぐ。3 やすと発表。これを受けた 26 日の日経平均の上げ幅は 200 円 月 2 日に 2 月の米 ISM 製造業景況指数、3 日に 2 月の米自動車 を超えている。週末こそ、高値更新後は利益確定の売りが観測 販売、4 日に米地区連銀経済報告(ベージュブック) 、6 日に 2 されていたが、それ以上に押し目買い意欲の強さが感じられる 月の米雇用統計が発表される。1 月の ISM 製造業景況指数は 需給状況に。 53.5 と、1 年ぶりの水準に低下した。景気鈍化懸念などが高ま るようだと、利上げ開始時期への見方などにも左右することに ■調整歓迎ムードが高まりそう なる。これが為替相場や株式市場に影響をもたらす可能性。ま た、5 日に中国全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開 過熱警戒感が根強いなか、さすがに今週は調整歓迎ムードが 幕するほか、欧州中央銀行(ECB) 、イングランド銀行(英中銀) 高まりそうである。ただし、楽観的なムードのなかではない上 が金融政策を発表する。国内では 2 日に 10-12 月期の法人企業 昇のため、ポジションが大きく買いに傾いているとは考えづら 統計調査が発表される。 いところである。そのため、過熱を冷ますための調整一服を欲 しているといったところ。利益確定の売りは出す一方、買い場 3 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 今週の市場見通し 国内株式市場 新興市場 売買低迷が続きマザーズはこう着感、ジャスダックは物色活発 ■3月IPO案件に絡んだ換金売りも重しに マザーズ指数 今週の新興市場は、マザーズでは主力株中心にこう着感の 強い展開となる一方、ジャスダックでは引き続きテーマ株・ 材料株への活発な物色が相場をけん引する展開となること が想定される。マザーズ指数は25日線からの上放れを試す動 きとなっているが、未だ売買代金は低迷しており、本格的な 上昇相場入りには遠い。また、3月IPO案件が15社まで増加し、 今後セカンダリーで換金売りが広がることも想定しておく 必要がある。一方、日経平均が高値圏でこう着感を強めれば、 値動きの軽い中小型株に資金が流入する展開も期待される ところ。 ■大塚家具は3月株主総会に向け思惑も 個別では、メディアで大きく取り上げられていることもあ り、大塚家具<8186>への関心が続きそうだ。大塚久美子社長 を中心とする現経営陣は2/25引け後、これまで未定としてい た今期業績予想のほか、新たに策定した中期経営計画や今期 末配当の増額を発表。 「積極的な株主還元」を掲げ、15年12 月期末の配当予想を従来の40.00円から80.00円に引き上げ た。3/27に開催される株主総会に向け、今後も思惑が広がる とみられる。その他では、ウエアラブル関連、高配当株など に注目したい。 大塚家具<8186> 円 今週は、3/6にアスカネット<2438>、鳥貴族<3193>などの 決算発表が予定されている。また、IPO関連ではエムケイシ ステム<3910>のブックビルディングが2/27より始まってい るほか、コラボス<3908>、ショーケース・ティービー<3909> など7社が新たに開始される予定。 鳥貴族<3193> 円 4 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 今週の市場見通し 米国株式市場 雇用統計を含む経済指標に注目 市場の改善を確信できる内容となれば、次回 3 月 17-18 日の ■先週の動き 連邦公開市場委員会(FOMC)での声明文から「忍耐強く」と 週初は、原油在庫統計が市場予想を上回る在庫水準であっ の文言が削除される可能性が高まり、年後半の利上げ開始が たことや、米国内の大手製油所でのストライキを受けた過剰 意識されるだろう。4 日には FOMC での基礎資料となる地区連 在庫長期化への懸念で原油価格が一段安となり、エネルギー 銀経済報告(ベージュブック)の発表も予定されている。 株を中心に軟調推移となった。その後、欧州連合(EU)がギ 個別企業では 5 日に倉庫型卸売のコストコ・ホールセール リシャの改革案を承認し、金融支援延長の手続きに入ったこ の決算発表が予定されている。1 月小売売上高が 2 ヶ月連続 とが好感されたほか、サウジアラビアのヌアイミ石油相が、 の減少となったことから、小売業の決算には警戒感が広がっ 原油の世界需要が拡大しつつあるとの見解を示し、上昇に転 ていたが、ターゲットやダラー・ツリー、ロウズなど小売各 じた。イエレン FRB 議長の議会証言では利上げを急がない姿 社の決算では力強い売上の伸びが示されており、雇用市場の 勢が示されたものの、具体的な利上げのタイミングについて 改善やガソリン価格の低下が好調な年末商戦の成果につな の示唆はなく、反応はまちまち。週末にかけては 2 月シカゴ がった様子がうかがえる。一部の小売業者の間には、賃上げ 購買部協会景気指数や1 月中古住宅販売仮契約が相次ぎ予想 や設備投資の拡大など既存経営の見直しを進める動きも散 を下回るなど、軟調な経済指標が嫌気され軟調推移となっ 見される。コストコは会費制でビジネスモデルが一般的な小 た。結局、週を通じて、ダウは小幅下落、ナスダックは上昇 売企業とはやや異なるものの、堅調な決算内容が期待できそ し、節目となる 5000 ポイント目前に迫っている。 うだ。 連邦通信委員会(FCC)は、インターネット上の情報を平 等に扱う「ネット中立性」に関する規制案を承認した。通信 ■来週の見通し 会社やケーブルテレビ事業主などに対し、ウェブ上の情報を 今週は月初となることから、多数の経済指標の発表が控え 不当に阻害したり、通信速度を制限することを禁じ、追加料 ている。1 月個人所得・個人支出(2 日) 、2 月 ISM 製造業(2 金を支払った顧客を優遇することも禁止するといった内容 日) ・非製造業(4 日)景況指数、2 月 ADP 雇用報告(4 日) 、 である。通信会社やケーブルテレビ事業者は動画ストリーミ 2 月雇用統計(6 日) 、1 月貿易収支(6 日)などが予定され ングなどデータ通信量の急増を受け、設備投資の負担が増大 ている。原油安の影響もあり最近発表された一部経済指標が しており、議会と裁判所の両方で争う方針を固めている。こ 予想を下振れており、これらの経済指標の落ち込みが一時的 のネット中立性問題の先行きは不透明であるが、上記の規制 なものかどうか慎重に見極める必要がある。 案が承認された場合、インターネット、ケーブル、SNS 関連 雇用統計は、失業率が 5.6%と 0.1 ポイントの改善、非農 業部門雇用者数は前月比 24 万人増が予想されている。雇用 企業等の中長期的な株価動向に影響を与える可能性があり、 動向に注目が必要だ。 5 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 今週の為替/債券市場見通し 為替/債券市場 為替市場 米ドル・円 予想レンジ 今週のドル・円は、米国の 2 月の失業率が 5.6%へ低下する ことが予想されていること、年金積立金管理運用独立行政法人 (GPIF)による外貨建て資産の投資増額への期待があることか ら、ドルは対円で強含みに推移すると予想される。 しかしながら、3 月期末に向けた本邦機関投資家のリパトリ (外貨建て資産売却・円買い)が次第に増える可能性があるた め、ドルの上値は限定的か。リスクシナリオは、ウクライナ情 勢や中東情勢の緊迫化を受けたリスク回避の円買い圧力の増 大懸念となる。 【米国 1 月インフレ率】(2 日) 米国連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標と注視している 米国 1 月のコア個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比+1.3% と予想され、12 月から変わらずと見込まれている。1 月の連邦 公開市場委員会(FOMC)議事録では、インフレ目標(+2.0%) を下回る低インフレ率の長期化が警戒されており、利上げ時期 の先送り観測を高めることになる。 債券市場 円 ~ 120.00 円 【米国 2 月の雇用統計】(6 日) 米国の 2 月の雇用統計の予想は、失業率が 5.6%で 1 月の 5.7%からの低下、非農業部門雇用者数は、前月比+24.0 万人 で、1 月の+25.7 万人からの増加幅の減少が見込まれている。 予想通りならば、3 月 17-18 日の FOMC で、 「忍耐強く」という 文言が削除される可能性が高まることになる。 【安倍政権の円安抑制政策】 安倍政権は、対内的には、4 月の統一地方選挙に向けて、原 材料輸入価格の高騰に苦しむ地方中小企業への配慮から、円安 を牽制する発言を繰り返している。また、対外的には、環太平 洋経済連携協定(TPP)交渉が難航していることで、ドル高・ 円安を抑制するスタンスを強めている。 債券先物予想レンジ 長期国債利回り予想レンジ ■先週の動き 債券先物 3 月限は上昇。長期債の需給関係が改善したことか ら、26 日の取引で一時 148 円 00 銭まで買われた。米国の利上 げ開始時期が先送りされる可能性はやや低下したが、20 年債 などの超長期債の需要がやや増加した。 なお、24 日に行われた 40 年国債入札では、最高落札利回り が 1.5500%、応札倍率は 3.40 倍となった。最高落札利回りは 事前予想と一致したことで今回の 40 年国債入札は順調な結果 となった。 118.50 147.60 円 ~ 148.10 円 0.31 % ~ 0.38 % ■今週の見通し 今週の債券相場はもみあいか。3 日に行われる 10 年国債入 札と 5 日に行われる 30 年国債入札の結果を見極める展開とな る。いずれも十分な需要が確認された場合、長期債などの利回 りはやや低下する見込み。ただし、日銀による追加緩和への期 待はやや低下していることから、入札結果が順調でも長期債利 回りが 0.3%を下回る可能性は低いと思われる。 また、米長期金利の上昇や円安進行は債券先物相場の上昇を 抑制する要因となる。長期債の需要が確認されても債券先物は 148 円をやや上回る水準で伸び悩む可能性は残されている。 6 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 マーケットを読む 今週のポイント 短期的な過熱警戒感から利食い売り圧力強まる公算も 引き続き相場環境は良好であるものの、短期的な上昇ピッチ の早さには過熱警戒感も強まり、目先は利益確定売り圧力が優 勢になる展開を想定する。今週は米国で重要な経済指標の発 表が相次ぐため、これらを見極めたいとする動きも強まっていこ う。とりわけ、雇用統計次第では米国の早期利上げ懸念が再燃 する可能性もあり、週末にかけては様子見ムードが一段と強ま っていく公算がある。 国内では目立ったイベントも少ないが、週初には法人企業統 計が発表予定、設備投資関連の手掛かり材料につながるか注 目。ほか、名実ともに年度末となる 3 月相場入りとなることで、高 利回り銘柄、来年度の好業績期待銘柄などに関心は高まりやす くなろう。とりわけ、週末もパナソニックやいすゞ、富士通ゼネな どの株主還元拡充策が伝わっており、増配や自社株買いなどの 動きは今後活発化して行くといった期待感にもつながる可能 性。建設株などは数少ない今期業績の上振れ期待セクターと位 置づけられるが、東洋建設に続いて大成建設が公募増資の実 施を発表、警戒感の波及はやや警戒されるところだ。 りそなの公的資金完済報道は、あらためて大手銀行株への注 目度の高まりにつながる可能性があるほか、インドでの新幹線 方式採用報道から、インフラ輸出への期待も高まる余地。ファス トリなど小売り各社の月次発表も予定されるが、20 日締め企業の 状況から、衣料品専門店各社には期待感先行の余地も。 先週の日経平均は上値追い基調を一段と鮮明化させる動きと なった。ギリシャ情勢に対する警戒感の後退に加えて、FRB 議 長の議会証言を受けて、米国の早期利上げ懸念が幾分後退す る状況にもなり、上値追いへの安心感が強まる情勢に。また、 KKR の基本ポートフォリオ見直し発表、ゴールドマンによる TOPIXターゲットの上方修正なども買い材料視された。ほか、セ ルサイドによる日本株セミナーの開催なども、海外投資家の資 金流入期待継続につながったようだ。 決算発表が一巡で手掛かり材料に欠けるなか、物色の方向 感も全般的に乏しくなっており、材料の出た個別物色が中心に なった。ジェット燃料のプラント建設が伝わったユーグレナが人 気化、好決算発表のアインファーマ、アナリストの評価引き上げ の太平洋セメや東映、NTT データ、中外製薬、大豊建設、トレン ド、株式分割発表の OLC などが買われた。また、株式取得合 戦、委任状争奪戦へ発展との思惑から、雪国まいたけ、大塚家 具、ヤマダ電機などの動きも注目された。スプリントの株価上昇 でソフトバンクも反発力を試す場面がみられた。一方、業績下方 修正で SANKYO が売られ、アナリストの格下げで横河電機、フ ァイナンス発表で東洋建設などが軟化した。JVC ケンウッドなど 自動運転車関連に関心が向かう場面がみられたほか、2 月の月 次好調で衣料品専門店各社に循環物色も。インフラファンド創 設でタカラレーベンも一時急伸した。 先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く) 上昇率上位銘柄 コード 銘柄 下落率上位銘柄 終値(円) 騰 落 率 ( %) コード 銘柄 業種別騰落率 終値(円) 騰 落 率 ( %) 上位セクター 3341 日本調剤 4,905 21.71 9381 エーアイテイー 1,155 -11.83 7613 シークス 2,931 21.52 3385 薬王堂 2,667 -9.29 ガラス・土石製品 3.48 9605 東映 823 20.32 6364 北越工業 972 -8.47 サービス業 3.26 4406 新日本理化 259 17.73 8519 ポケットカード 517 -7.84 その他製品 3.21 3034 クオール 1,084 15.69 6417 SANKYO 4,510 -7.49 情報・通信業 3.03 9375 近鉄エクスプレス 5,430 15.16 1890 東洋建設 518 -7.17 鉄鋼 2.81 3878 巴川製紙所 282 15.10 3660 アイスタイル 654 -6.70 海運業 2.79 4641 アルプス技研 2,052 14.89 8848 レオパレス21 656 -6.55 6218 エンシュウ 127 13.39 8043 スターゼン 403 -6.50 電力・ガス業 -1.14 8543 みなと銀行 305 13.38 2796 ファーマライズHD 596 -6.44 鉱業 -0.73 3405 クラレ 2772 ゲンキー 7867 タカラトミー 4704 3659 1,645 13.29 9963 江守グループHD 10,840 13.15 9828 元気寿司 746 12.18 5721 エス・サイエンス トレンドマイクロ 4,070 11.66 8168 ケーヨー ネクソン 1,238 11.63 7516 コーナン商事 その他 金融業 騰 落 率 ( %) 下位セクター 3.85 騰落率(%) 826 -6.35 ゴム製品 -0.50 2,600 -5.97 不動産業 -0.09 49 -5.77 空運業 0.26 541 -5.75 建設業 0.46 1,357 -5.70 陸運業 0.58 7 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 マーケットを読む 日経平均株価 雇用統計前の調整局面で押し目を拾えるか ■GPIF の運用比率公表で楽観ムードも 前週(23-27 日)の日経平均は週間ベースで 465.64 円の上昇。 年金資金と見られる買いが断続的に入るなか、連日で昨年来高 値を更新。朝方はシカゴ日経 225 先物の上昇にサヤ寄せする格 好で始まり、買い一巡後はこう着感の強い相場展開となるもの の、後場寄付きからは年金資金による買いが主力株を中心に押 し上げる展開。日経平均は過熱警戒感の表れか、チャート形状 ではローソク足の陰線、陽線が交互に出現している。しかし、 上昇する 5 日線を支持線とした強い下値切り上げのトレンドが 継続しているほか、陰線形成時については毎回下ひげを残して おり、押し目買い意欲の強さがうかがえる。 ボリンジャーバンドでは上昇する+2σに沿ったトレンドとな り、新値足は陽線を 9 本つなげており、昨年 10 月半ばから 11 月半ばにかけての上昇時に積み上がった 10 本以来。このときは 14500 円から 17490 円までの上昇をみせていた。 今回は転換時の 長い陽線以降は短い陽線の積み上がりであり、波動としてはそ れ程過熱感は感じられない。MACD では日足、週足ともにまだピ ーク感は出ていない水準。ストキャスでは買われ過ぎの状態で の横ばい推移に。目先は過熱を冷ましながらのじり高が続きそ うだが、トレンドは崩れ難く、中期的には 2000 年 4 月高値の 20833 円を意識。一方、短期的には 5 日線を下回る局面では、利 食いが強まる可能性も。 また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が 27 日に公 表した 2014 年 12 月末時点の国内株式の運用比率は 19.80%と、 9 月末の 17.79%から 2 ポイント上昇。 およそ 3 ヶ月で 1 兆 7000 億円の買い入れを行っており、市場への安心感につながりそう である。ただし、買い余力への思惑が高まるなか、やや楽観的 なムードにもつながる可能性があり、オーバーシュートには警 戒が必要か。 今週は米国で重要な経済指標の発表が控えており、内容次第 では米連邦準備理事会(FRB)の利上げ開始時期への思惑が交錯 しやすい。週末の雇用統計を前に利益確定の流れが強まる可能 性がありそうだが、模様眺めムードが高まりやすい中で、押し 目を狙うことが出来るかが、 3 月期末に向けた相場のカギを握り そうである。 一目均衡表(日経平均) ■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲) 円 8 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 今週の分析銘柄 -1- 不動テトラ〈1813〉東証 1 部 大幅上方修正期待で注目へ ■建設セクターには業績上振れ期待を高めたい場面 前年の駆け込み需要の反動から、全般的に 1-3 月期の企業収 益は鈍化方向と考えられる。こうしたなか、1-3 月期は特に収益 水準が膨らむ局面でもありながら、第3 四半期までの進捗率が相 対的に高い銘柄が多い建設セクターには、上方修正期待の高さ から関心が高まりやすくなってくると考える。今後の大幅上方修 正の可能性を残すなかで、相対的な水準訂正余地は大きい。 ■1-3月期は収益水準高く、上方修正余地は大 第 3 四半期累計営業利益は 44 億円、通期予想の 36 億円をす でに上回っている。前期も 1-3 月期の営業利益は通期の 46%を 稼いでいるほか、その前の 3 期間は 4-12 月期までの赤字を 1-3 月期の黒字で挽回するといった状況であり、1-3月期の収益偏重 が強い。仮に、10-12 月期並みの収益水準が 1-3 月期も継続す ると考えれば、通期では 58 億円程度までの上振れ余地もあると 売買単位 100 株 2/27 終値 253 円 目標株価 288 円 業種 建設 判断されよう。基本的に会社側の業績計画は保守的であり、今期 はすでに 2 度の上方修正を行っているが、前期には 3 度の上方 修正を実施、期初計画の 14 億円が結局 47 億円での着地となっ ている。市場予想も 45 億円レベルであり、インパクトの強い上方 修正を期待したい。昨年 9 月高値 288 円を目標値とする。 ★リスク要因 建設各社の業績上振れの織り込み度合い。 1813:日足 75 日線が上値抵抗から下値支持線と して意識される。25 日線とのゴールデ ンクロス示現。 (百万円) 会計期 売上高 前期比(%) 営業利益 経常利益 前期比(%) 当期利益 1株益(円) 10.03連 67,405 -6.3 556 676 0.0 286 11.03連 56,051 -16.8 86 404 -40.2 -44 12.03連 51,101 -8.8 997 961 137.9 176 1.07 13.03連 58,228 14.0 1,572 1,948 102.7 1,281 7.79 14.03連 72,434 24.4 4,702 4,411 126.4 3,821 23.23 15.03連予 67,000 -7.5 3,600 3,500 -20.6 2,450 14.90 9 1.74 - 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 今週の分析銘柄 -2- エスイー〈3423〉JASDAQ インフラ市場開設で需要拡大に期待 ■民間資金活用によるインフラ進展期待 SEEE 工法で土木・建築業界向けに独自の資材・機材を展開。 落橋防止装置や地滑り防止用アンカーに関してはトップシェアを 誇る。日本取引所グループは、4 月を目処にインフラ市場へ投資 するファンドが上場する市場を開設すると発表した。老朽化や人 手不足という深刻な課題を抱える日本のインフラだが、民間の資 金を有効活用することで成長戦略が進めやすくなろう。建設用資 材機器の需要拡大が期待されるなか、低迷している株価への見 直しの流れが意識される。 ■調整一巡感、配当狙いの物色も意識 株価は昨年末に急伸し、今年の 1 月 8 日高値 923 円をピーク に調整が続いている。2 月半ばの調整でほぼ昨年末の上昇部分 は帳消しにしており、仕切り直しを意識。25 日線が上値抵抗とな 売買単位 100 株 2/27 終値 834 円 目標株価 923 円 業種 金属製品 るが、下値固めから煮詰まり感が台頭。1 月の戻り高値を目標と する。また、予想配当利回りは 2.6%程度であり、今後期末に向 けた配当狙いの物色も意識されてくると考えられる。 ★リスク要因 流動性の低さ。 3423:日足 25 日、75 日線の攻防。25 日線を支持 線に変えてくるかが注目される。 (百万円) 会計期 売上高 前期比(%) 営業利益 経常利益 前期比(%) 当期利益 1株益(円) 10.03連 13,651 19.6 615 690 49.0 396 51.68 11.03連 15,368 12.6 529 544 -21.2 324 42.24 12.03連 15,405 0.2 371 393 -27.8 255 33.33 13.03連 17,321 12.4 1,066 1,056 168.7 612 64.55 14.03連 18,684 7.9 1,276 1,293 22.4 792 53.00 15.03連予 20,500 9.7 1,489 1,500 16.0 834 55.77 10 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 今週の分析銘柄 -3- 駒井ハルテック〈5915〉東証 1 部 業績上振れ期待の強い風力発電関連として注目 ■風力発電市場は引き続き拡大へ 橋梁、鉄骨、環境の 3 事業が柱。風力発電システムを自社開 発。再生可能エネルギーの買い取り価格について、調達価格等 算定委員会が 2015 年度の最終案をまとめ、太陽光発電が 2~5 円引き下げられる一方、風力発電などは 2014 年度の買い取り価 格が据え置かれる見通しとなった。風力発電は引き続き市場拡 大が見込める状況になっており、関連銘柄としてのテーマ性が 株価の支援材料となる。また、インフラ補修の需要拡大見通しも 同社ビジネスへの追い風になろう。 ■足元の業績回復傾向は顕著 業績面については、第 3 四半期売上高が 292 億 9000 万円(前 年同期比43.9%増)、営業損益は 2 億7000 万円の黒字に転じて いる。営業損益は 7-9 月期に大幅黒字となったほか、10-12 月期 も大幅増益と、足元の業績回復傾向は顕著。また、利益は第 4 四 売買単位 1000 株 2/27 終値 275 円 目標株価 310 円 業種 金属製品 半期に偏重する傾向があり、通期据え置きは保守的な印象。来 期についても業績拡大基調が見込まれるほか、PBR は 1 倍を大 きく下回っており、株価の上昇余地は大きいと判断、昨年12 月高 値レベルの 310 円をターゲットに設定する。 ★リスク要因 信用買い方の戻り売り圧力など。 5915:日足 290 円処が上値抵抗となったが、直近 安値とのボトム形成後のリバウンドを意 識。 (百万円) 会計期 売上高 前期比(%) 営業利益 経常利益 前期比(%) 当期利益 1株益(円) 10.03連 46,323 -22.0 694 567 -17.4 500 14.15 11.03連 46,236 -0.2 1,016 924 63.0 997 23.78 12.03連 36,158 -21.8 354 497 -46.2 523 10.57 13.03連 30,793 -14.8 -2,241 -2,184 - -4,453 14.03連 30,036 -2.5 331 418 - 401 8.14 15.03連予 42,000 39.8 370 420 400 8.10 0.5 11 - 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 今週の分析銘柄 -4- ジオマテック〈6907〉JASDAQ アップルウォッチ関連として思惑も ■タッチパネル用透明導電膜メーカー 真空成膜製品の専門メーカー。薄膜加工技術に強く、スマート フォン・タブレット端末向けなどの液晶パネル用帯電防止膜やタ ッチパネル用透明導電膜を手掛ける。9 日の米アップル社のイ ベントにて、アップルウォッチの詳細が発表されると予想される なか、ウェアラブル端末普及に向けた思惑物色が同社にも波及 する展開を予想し、注目した。同社の主要販売先の 1 つがJDI <6740>となっており、アップルウォッチ関連としてJDIが動意付け ば同社にも物色が波及しよう。なお、PBRは 0.46 倍と 1 倍を大き く割り込んでいる。 ■ウェアラブル端末需要に期待 2 月 9 日に発表された第 3 四半期累計(2014 年 4-12 月期)業 績は、FPD用基板が好調だったものの、価格低下や数量減少に より増収減益決算に。とはいえ、通期業績予想は 11 月に発表し 売買単位 100 株 2/27 終値 1057 円 目標株価 1150 円 業種 電気機器 た計画を据え置いている。アップルウォッチ発売を機にウェアラ ブル端末関連の需要が増える展開を期待したい。株価は 2 月に つけた 1000 円を底値にじりじりと反発基調、昨年 12 月の高値水 準となる 1150 円をターゲットに設定。 ★リスク要因 足元の出来高は低水準。 6907:日足 昨年 12 月高値をピークとした調整トレンド の上限を捉えており、トレンド転換を意 識。5 日、25 日線とゴールデンクロス。 (百万円) 会計期 売上高 前期比(%) 営業利益 経常利益 前期比(%) 当期利益 1株益(円) 10.03連 7,888 -8.7 380 410 0.0 404 48.29 11.03連 8,971 13.7 1,290 1,310 219.5 818 97.67 12.03連 9,314 3.8 1,019 1,073 -18.1 879 104.89 13.03連 9,821 5.4 841 886 -17.4 845 100.90 14.03連 10,347 5.4 995 1,017 14.8 979 122.51 15.03連予 10,500 1.5 1,100 1,120 10.1 1,000 126.42 12 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 今週の分析銘柄 -5- ユナイテッドアローズ〈7606〉東証 1 部 月次改善が株価見直しの契機につながると期待 ■衣料品専門店の2月月次は順調推移で ジーンズメイト、ライトオン、しまむら、西松屋など、毎月 20 日締 めの衣料品各社の 2 月既存店売上高が一斉にプラスに転じる状 況となっている。春物商品の立ち上がりが総じて順調となってい ることが背景。今週以降は月末締め企業の月次発表が本格化す るが、期待感を先行させても良いタイミングと考えたい。同社の 既存店売上高は、1月まで足元で4ヶ月連続での前年割れとなっ ているが、仮に、5 ヵ月ぶりのプラス転換となれば、ポジティブな インパクトは強まることになろう。ちなみに、前月は 6.1%の減少 とマイナス幅が拡大していた。 ■自社株買い実施など需給面も妙味 株価は昨年来高値 4280 円に対して 14%程度下落した水準と、 出遅れ感は非常に強い状況にある。通期業績の下方修正に加 えて、ファッショントレンドからは春夏物も苦戦といった見方が台 売買単位 100 株 2/27 終値 3695 円 目標株価 4000 円 業種 小売 頭しており、当面の悪材料は出尽くしている感が強い。一方、発 行済み株式数の 7.5%を上限とした高水準の自社株買いを実施 中であり、需給妙味は強い状況にある。比較的高価格帯商品を 扱っていることで、今後のベアアップの流れなども支援材料とな ろう。心理的な節目となる 4000 円までのリバウンドを想定へ。 ★リスク要因 予想外の販売苦戦継続。 7606:日足 上値抵抗の 200 日線を捉えてきており、 足元のもち合いレンジを大きく上放れてく る可能性。 (百万円) 会計期 売上高 前期比(%) 営業利益 経常利益 前期比(%) 当期利益 1株益(円) 10.03連 83,504 4.8 4,942 5,037 17.6 1,403 33.26 11.03連 90,571 8.5 7,384 7,240 43.7 3,596 97.02 12.03連 102,052 12.7 10,193 10,272 41.9 5,016 158.74 13.03連 115,041 12.7 12,562 12,582 22.5 7,316 230.80 14.03連 128,489 11.7 13,649 13,739 9.2 7,920 248.80 15.03連予 130,000 1.2 10,800 11,000 -19.9 6,100 191.56 13 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 今週の分析銘柄 -6- 壱番屋〈7630〉東証 1 部 既存店売上高や客数は好調維持、業績の堅調さを評価 ■一部トッピングを値上げ カレーハウス CoCo 壱番屋をチェーン展開。1 月の月次動向で 既存店売上高が前年同月比 5.3%増、客数が同 4.1%増と、足元 における売上、客数の好調さ維持を背景に同社に注目する。14 年4月にバラエティー番組で取り上げられた効果や人気アイドル グループとのコラボ効果などが持続しているとみられ、客単価も 堅調に推移している。また、3 月 1 日からロースカツやソーセー ジなど一部トッピングメニューの値上げを実施することから、値上 げ実施による効果も来期の損益面に寄与しよう。 ■足元の業績は2ケタ増益と好調 業績面については、第 2 四半期売上高が 217 億 9900 万円(前 年同期比6.1%増)、経常利益は 24 億2500 万円(同18.9%増)と 好調。また、9-11 月期経常利益は 10 億 9000 万円(同 25.0%増) と増益率は拡大。国内の出店余地が縮小するなか、海外店舗の 売買単位 100 株 2/27 終値 5220 円 目標株価 6000 円 業種 小売 拡大などが引き続き期待材料になろう。一目均衡表の雲上限が サポートとして意識されるほか、堅調な業績面を評価した買いが 継続すると判断、昨年来高値の次のターゲットになる節目の 6000 円を目標株価に設定する。 ★リスク要因 5 日線割れ、雲上限割れによる利食い売り圧力など。 7630:日足 200 日線を支持線にリバウンド基調が継 続。25 日、75 日線をクリアしてきており、 11 月高値を射程に。 (百万円) 会計期 売上高 前期比(%) 営業利益 経常利益 前期比(%) 当期利益 1株益(円) 11.05連 38,667 31.5 4,330 4,479 91.7 2,078 130.18 12.05連 39,796 2.9 4,220 4,321 -3.5 2,234 139.95 13.05連 39,989 0.5 4,011 4,168 -3.5 2,164 135.58 14.05連 42,566 6.4 4,318 4,453 6.8 2,388 149.62 15.05連予 43,000 1.0 4,200 4,340 -2.5 2,600 162.88 14 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 今週の分析銘柄 -7- セイコーホールディングス〈8050〉東証 1 部 地価上昇で動意付くか ■東京圏では91%に当たる59地区で上昇 国土交通省が 27 日発表した 1 月時点の地価動向報告では、3 カ月前から地価が上昇したのは125地区と過去最多を更新した。 地価上昇期待や低金利を受けて活発な不動産取引が続いてい るもよう。東京圏では 91%に当たる 59 地区で上昇していることか ら、都内に不動産を所有している銘柄は動意付く可能性も。同社 は昨年港区の創業者保有の土地は売却したが、銀座の土地は 保有したままで昨年12 月末時点で 507 億円相当の土地を所有し ている。地価上昇のニュースに反応しやすいことなどから注目す る。 ■切り上がる雲下限をサポートに 日足の一目均衡表では、切り上がる雲下限に沿った動きがみ られる。遅行スパンが下向きでモメンタムは弱いが、雲下限をサ ポートに緩やかな反発は期待できよう。昨年12月8日の高値745 売買単位 1000 株 2/27 終値 641 円 目標株価 690 円 業種 精密機器 円を起点とした上値抵抗ライン 670 円を通過点に、価格帯別売買 高で商いが多い 690 円レベルを意識した展開を想定する。この 水準では戻り待ちの売り圧力が強まることから短期的なターゲッ トとして意識されやすい。 ★リスク要因 大型株優勢の地合いとなったとき。 8050:日足 75 日線の攻防となるなか、25 日線が支 持線として機能。煮詰まり感も。 (百万円) 会計期 経常収益 前期比(%) 営業利益 経常利益 前期比(%) 当期利益 1株益(円) 10.03連 230,766 32.6 1,979 -1,940 - -3,632 11.03連 313,881 36.0 11,656 6,585 - 2,181 12.03連 296,937 -5.4 6,733 1,280 -80.6 -11,014 13.03連 283,790 -4.4 5,523 3,243 153.4 5,527 29.41 14.03連 308,286 8.6 14,014 10,165 213.4 7,422 35.92 15.03連予 290,000 -5.9 13,000 14,000 37.7 25,000 120.98 15 12.43 - 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 今週の分析銘柄 -8- エムティーアイ〈9438〉JASDAQ 好業績で強い値動き、ウエアラブル関連でも注目 ■ヘルスケア分野に注力、ウエアラブル機器も 音楽配信サイト「music.jp」や女性の健康情報サイト「ルナルナ」 など、モバイルコンテンツ配信事業を展開。スマートフォン有料 会員数の増加や ARPU 上昇、全国の携帯ショップサポート体制 強化による退会率の低下などにより、足元で収益は大きく拡大し ている。また、同社はヘルスケアサービスの事業領域拡大に取り 組んでいるが、同分野と親和性の高いウエアラブル機器の普及 は大きなビジネスチャンスとなりそうだ。 ■利益拡大を背景に株価は上昇基調強める 第 1 四半期(14 年 10-12 月)の営業利益は前年同期比 46.7% 増の 13.33 億円に伸長。第 1 四半期時点で上期計画を超過達成 したことから、早々に業績予想を上方修正。また、増配や株式分 割を併せて発表している。利益拡大が好感され株価は上昇基調 売買単位 100 株 2/27 終値 1929 円 目標株価 2400 円 業種 情報通信 を強めている。節目となる 2000 円ではいったん達成感が意識さ れる可能性もあるが、同水準でも修正後の今期予想PER は 22 倍 程度で高成長ネット関連企業としては割高感も強くない。短期的 には同水準から 2 割程度の上昇も見込まれよう。 ★リスク要因 2000 円水準で達成感が広がる局面も。 9438:日足 25 日線を支持線とした強いトレンドが継 続。 (百万円) 会計期 売上高 前期比(%) 営業利益 経常利益 前期比(%) 当期利益 1株益(円) 10.09連 30,836 19.8 3,131 3,132 43.9 1,824 13630.48 11.09連 32,342 4.9 3,702 3,692 17.9 1,797 13447.41 12.09連 29,382 -9.2 1,704 1,697 -54.0 109 842.99 13.09連 30,160 2.7 1,149 1,119 -34.1 516 40.99 14.09連 30,985 2.7 2,557 2,519 125.1 1,337 53.26 15.09連予 34,000 9.7 4,200 4,120 63.5 2,270 45.07 16 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 読者の気になる銘柄 ソフトバンク 東証 1 部〈9984〉/短期リバウンドも一巡感、7500 円レベルが抵抗線に 先週は週半ばにかけてリバウンド を強める展開になった。 明確な材料は なかったものの、 株価の出遅れ感から リターンリバーサルの流れが向かっ たとの見方が優勢だったようだ。ま た、 「機種変更先取りプログラム」の 提供開始、 米スプリントの株価上昇な ども手掛かり材料となったもよう。 ス プリントの上昇に関しては、新たに LTEネットワークを900 サイト構築す ると報じられたほか、コムサットの WiFi 通話参入との思惑なども手掛か り材料視されたようだ。 ただ、昨年 12 月高値、今年の 1 月 高値の水準 7500 円レベルでは個人投 資家の戻り売り圧力も強まりやすい 状況となっている。 一目均衡表の雲上 限レベルでもあり、 目先は上値抵抗と して機能する可能性が高いだろう。 先 週末には、 一部外資系証券が業績予想 の下方修正とともに目標株価を引き 下げており、 戻り売り圧力を強めさせ る材料ともされそうだ。 円 (株) 大成建設 東証 1 部〈1801〉/先週末の引け後には公募増資を発表 決算発表後はリバウンドに転じ、先 週は高値を更新する動きになってい る。業績面での相対的な安心感などか ら、建設セクターに対する見直しの動 きが強まってきていることが背景。 ただ、先週末の引け後には公募増資 の実施を発表している。海外市場で 3100 万株を上限に新株を発行、最大 で 205 億円を調達する。公募価格は先 週末終値から約4%ディスカウントの 693 円、希薄化率は 2.7%となる。公 募増資の実施は約 10 年ぶり、調達資 金は劣後ローンの返済資金に充てる もようだ。 希薄化率は限定的であるものの、短 期的な資金調達の必要性は乏しかっ たとみられ、希薄化につながる経営判 断はネガティブに捉えられる可能性 も高いと見る。自社株買いなどの株主 還元策に対する期待が高かったこと も失望感を強めさせよう。 円 (株) 17 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 CYBERDYNE Vol. 108 Weekly 2015 03 02 今週のテクニカル妙味銘柄 マザーズ 〈7779〉 日足ベースの一目均衡表。昨年末の戻 り高値をピークに緩やかな調整トレン ドが継続。現在は雲下限に上値を抑えら れる格好に(点線・四角A)。ただし、今 後は雲下限が切り上がりをみせてくる ほか、ねじれを起こしてくるため、トレ ンドが出やすいタイミングに入る。遅行 スパンは下方シグナルが続いているが、 実線に接近してきており、上方シグナル 発生が近づいてきている(点線・丸B)。 基準線 転換線 遅行スパン 先行スパン1 先行スパン2 A B ソフトバンク 東証 1 部 〈9984〉 日足ベースの一目均衡表。1 月末のリ バウンド局面で跳ね返されていた雲下 限を一気に突破し、雲上限を意識した形 状をみせている(点線・四角A)。直近戻 り高値とのダブル・トップが意識されや すいところだが、今後は雲上限の切り下 がりもあり、突破が意識されやすい。ま た、遅行スパンは 1 月高値に接近するこ とで、いったん下方シグナルを発生させ る。ただ、1 週間程度の期間であり、翌 週には上方シグナルが再点灯する可能 性がある(点線・丸B)。 基準線 転換線 遅行スパン 先行スパン1 先行スパン2 B 18 A 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 カテゴリー考察 テーマ別分析 Apple Watch 発表会を控えて関連銘柄に注目 ■ウェアラブル端末と健康・スポーツ分野に影響か 今週は、米アップルの腕時計型ウェアラブル端末「Apple Watch(アップルウォッチ) 」の関連銘柄に注目したい。米アップルは 9 日午前 10 時(日本時間 10 日午前 2 時)から、メディア向けの発表会イベントを開催する予定となっている。発表内容は明らか ではないが、3-4 月にも発売予定とみられるアップルウォッチに関するものと想定されている。 アップルウォッチの特徴は、ユーザーへの非音声・非映像の通知手段としてバイブレーションではなく「タップ」という新しい アクションを持っていることと、ヘルスケアのための心拍数センサーなどを搭載していることの2点が大きいとみている。 アップルウォッチの発売後の世の中の動きを現時点で予想してみたい。まずは、アップルウォッチの発売を機に、ウェアラブル 端末がさらに普及することになろう。矢野経済研究所の予測によると、身体に装着して使用するIT機器「ウェアラブルデバイス」 の市場規模は、2015 年に世界で 1 億台、日本で 700 万台、2017 年には世界で 2 億 2390 万台、日本で 1310 万台と予想されている。 とりわけ、メガネ型端末や時計型端末はサービス、物流など、業務用途での需要拡大が想定される。次に、タップや心拍数センサ ーなど、アップルウォッチならではの機能を活かした各種アプリやゲームは、当然ながら次々と開発されていくと予想される。ま た、人の目に触れやすいことから、替えバンドや替えケースなど、ファッショナブルな関連アクセサリーも、スマートフォンのそ れよりも普及するだろう。さらに、心拍数センサーがついていることから、魅力的な関連アプリやゲームが登場することで、ジョ ギングなどスポーツの普及拡大にもつながる可能性がある。 アップル製品は、これまでも周辺市場・競合分野への影響力が大きかった。今回も、アップルウォッチの発売を機に、同様な動 きを想定して連想ゲーム的に投資アイデアを練るのも一手と思われる。 Apple Watch 関連銘柄 ■ウェアラブル端末関連 コード 2468 3727 3773 6616 6645 6666 6723 6740 6750 6758 6767 6770 6779 6794 6807 6810 6907 6916 6962 6986 7483 7862 銘柄 フュートレック アプリックス AMI トレックスセミ オムロン リバーエレテク ルネサスエレク JDI エレコム ソニー ミツミ電機 アルプス電気 日本電波工業 フォスター電機 日本航空電子 日立マクセル ジオマテック IOデータ 大真空 双葉電子工業 ドウシシャ トッパンF 市場 マザーズ マザーズ マザーズ JASDAQ 東証1部 JASDAQ 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 JASDAQ JASDAQ 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 コメント 音声認識・音声対話の技術はウェアラブルに必須 iPhoneと連携できるウェアラブル端末向けモジュール 音声認識専用のバッジ型ウェアラブル端末など 超小型・低消費電流のウェアラブル機器向け電源回路 ウェアラブル分野にベンチャー投資、ヘルスケアとしても注目 ウェアラブル端末向け水晶振動子・水晶発振器 ウェアラブル向け超低消費電力の無線技術 ウエアラブル端末用液晶パネル量産 スマホ関連アクセサリー。ウェアラブル端末向けにも メガネ型や腕時計型、イヤホン型のウェアラブル端末 スマホ向けの電源保護ICで世界最大手 通信機能とセンサーを搭載した部品など 水晶デバイスで世界シェア2位 アップルにイヤフォン供給実績あり 通信コネクターなど、ウェアラブルモニターも ウェアラブル端末向け薄型のリチウムイオン電池 高透過タッチパネル用透明誘電性フィルム スマホ関連アクセサリー。ウェアラブル端末向けにも 世界最小クラスの温度センサ内蔵水晶振動子など 曲がる有機ELディスプレーを量産 スマホアクセサリーやスマホケースを手掛ける 端末本体に電子回路を印刷する技術を開発 2/27終値(円) 時価総額(億円) 645.0 61.01 1,692.0 212.41 795.0 126.64 7,350.0 194.92 5,280.0 11,478.61 530.0 39.71 875.0 14,587.34 489.0 2,940.79 2,450.0 548.77 3,414.5 39,926.52 899.0 786.61 2,690.0 4,883.96 951.0 197.41 2,867.0 673.92 2,853.0 2,633.39 2,059.0 1,098.30 1,057.0 96.74 634.0 94.08 326.0 147.50 1,923.0 882.40 2,063.0 771.06 1,253.0 1,440.95 売買代金25日平均(百万円) 88.33 716.20 36.28 297.43 6,996.13 62.26 1,069.97 6,118.35 149.75 48,662.64 1,036.98 10,012.33 105.82 1,584.28 2,411.46 670.74 11.06 15.85 70.12 273.92 259.56 185.16 市場 JASDAQ JASDAQ アンビシャス JASDAQ 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 コメント フィットネスクラブ「カーブス」展開 総合スポーツクラブ「メガロス」運営 RAIZAP運営。アップルウォッチ普及で需要拡大も 健康コーポ子会社、RIZAPと同様にフィットネス運営 スポーツ用品、ゴルフ用品、サッカー用品などを小売 総合スポーツ用品メーカー。ライフスタイル分野に注力 スポーツウェア大手。「アリーナ」「バボラ」ブランド展開 スポーツ用品店。アップルウォッチ普及で需要拡大も 2/27終値(円) 時価総額(億円) 2,115.0 406.08 1,639.0 64.00 1,421.0 877.01 1,394.0 59.99 985.0 121.36 596.0 792.03 1,435.0 1,103.86 2,262.0 1,083.75 売買代金25日平均(百万円) 88.39 2.62 100.38 8.47 15.07 83.68 111.76 433.05 市場 マザーズ 東証1部 マザーズ 東証1部 マザーズ マザーズ JASDAQ コメント 着せ替えアプリ「ココッパ」のウェアラブル向け期待 恋愛アプリは心拍計との親和性が高い スポーツ特化型ゲームアプリはウェアラブルとの親和性 祖業の位置情報ゲームがウェアラブル向けアプリで ゲームを中心にスマホアプリを次々と開発 端末の普及はリモート端末管理サービスに追い風 ウェアラブル機器連動サービス開発中 2/27終値(円) 時価総額(億円) 1,615.0 380.97 1,031.0 52.97 1,102.0 156.53 2,930.0 3,648.00 3,885.0 236.15 24,410.0 403.47 1,929.0 518.83 売買代金25日平均(百万円) 1,023.78 170.91 4,597.88 6,977.21 314.12 1,272.99 502.73 ■スポーツ・フィットネス関連 コード 2157 2165 2928 4650 7514 8022 8114 8281 銘柄 コシダカHD メガロス 健康コーポ SDエンター ヒマラヤ ミズノ デサント ゼビオ ■アプリ関連 コード 2497 3639 3664 3668 3689 3694 9438 銘柄 UNITED ボルテージ モブキャスト コロプラ イグニス オプティム MTI 出所:フィスコ作成 19 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 カテゴリー考察 スクリーニング分析 30 万円以下で買える期末要因で関心が集まりそうな銘柄 ■期末に向けて配当や ROE に関心が集まるか 名実ともに 3 月相場入りとなる。月末にかけては配当を意識した値動きが出てくるが、年金資金の流入によって押し目らしい押 し目がない中、早い段階で利回り銘柄への物色が出てきそうだ。また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用比率公表 により、買い余力への思惑が高まることで、改めて ROE への関心も高まりそうだ。そこで、 (1)3 月期決算企業の中で、 (2)予想 配当利回り 1.5%以上、 (3)ROE10%以上、 (4)2/27 終値基準での最低投資額 30 万円以下、の銘柄を挙げている。 30 万円以下で買える期末要因で関心が集まりそうな銘柄 コード 6703 3237 8934 4318 8737 2415 3844 6852 4345 6298 8275 8869 6059 7722 4849 8771 1848 6412 5857 7991 6927 8001 1916 6364 4350 6409 4573 9957 4333 9358 2674 2715 5280 3800 4237 9994 4674 1971 5208 8591 3150 銘柄 沖電気工業 イントランス サンフロンティア不動産 クイック あかつきフィナンシャルグループ ヒューマンホールディングス コムチュア テクノ・セブン シーティーエス ワイエイシイ フォーバル 明和地所 ウチヤマホールディングス 国際計測器 エン・ジャパン イー・ギャランティ 富士ピー・エス 平和 アサヒホールディングス マミヤ・オーピー ヘリオス テクノ ホールディング 伊藤忠商事 日成ビルド工業 北越工業 メディカルシステムネットワーク キトー アールテック・ウエノ バイテック 東邦システムサイエンス 宇徳 ハードオフコーポレーション エレマテック ヨシコン ビーエスピー フジプレアム やまや クレスコ 中央ビルト工業 有沢製作所 オリックス グリムス 市場 東証1部 マザーズ 東証1部 東証1部 東証2部 JASDAQ 東証1部 JASDAQ 東証2部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 JASDAQ JASDAQ 東証1部 東証2部 東証1部 東証1部 東証2部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 JASDAQ 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 JASDAQ JASDAQ JASDAQ 東証1部 東証1部 東証2部 東証1部 東証1部 JASDAQ 2/27 株価 (円) 268.0 381.0 1,017.0 772.0 613.0 1,060.0 1,974.0 199.0 817.0 660.0 1,630.0 501.0 584.0 1,874.0 1,620.0 1,807.0 290.0 2,516.0 2,028.0 215.0 439.0 1,340.0 299.0 972.0 417.0 1,122.0 1,890.0 1,035.0 638.0 656.0 1,131.0 2,877.0 940.0 1,481.0 385.0 1,676.0 1,960.0 151.0 1,064.0 1,696.5 750.0 配当 利回り (%) 1.86 1.83 1.62 2.59 3.26 1.79 2.33 1.50 2.32 3.03 1.68 2.99 1.88 3.20 1.75 1.54 1.72 3.17 2.95 2.32 2.27 3.43 3.01 2.26 1.91 2.22 1.58 3.38 2.35 1.52 3.09 2.46 2.02 2.36 1.55 1.67 1.93 1.65 2.34 1.94 2.00 予想 売上高 (百万円) 535,000 6,300 27,500 11,370 6,800 62,547 10,000 3,100 6,100 18,000 44,000 45,800 24,550 16,000 19,200 4,200 24,100 206,000 111,000 27,000 14,721 6,200,000 47,000 34,500 76,013 50,000 6,639 130,000 12,300 52,500 17,200 176,000 22,000 7,100 18,083 167,000 24,900 8,000 37,000 2,100,000 6,592 増収率 (%) 10.7 111.1 54.7 11.4 16.8 10.4 18.0 11.1 11.4 23.9 11.6 32.5 12.8 22.4 14.6 12.4 14.3 13.5 17.8 17.5 14.1 11.0 12.3 12.0 14.9 19.5 18.2 19.2 17.4 20.5 21.0 22.7 17.3 68.9 18.1 23.1 13.0 15.2 22.4 56.5 14.0 ROE (%) 37.79 25.17 24.53 23.30 23.24 21.23 20.58 19.70 19.55 18.64 18.41 18.38 17.95 17.74 17.25 16.95 16.14 15.01 13.51 13.21 13.14 13.03 13.00 12.89 12.34 12.31 12.27 12.21 12.07 11.88 11.66 11.17 11.13 11.10 10.96 10.86 10.73 10.72 10.60 10.49 10.38 売買 単位 (株) 1,000 100 100 100 100 100 100 1,000 100 100 100 100 100 100 100 100 1,000 100 100 1,000 100 100 1,000 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 1,000 100 100 100 2/27基準 最低投資額 (円) 268,000 38,100 101,700 77,200 61,300 106,000 197,400 199,000 81,700 66,000 163,000 50,100 58,400 187,400 162,000 180,700 290,000 251,600 202,800 215,000 43,900 134,000 299,000 97,200 41,700 112,200 189,000 103,500 63,800 65,600 113,100 287,700 94,000 148,100 38,500 167,600 196,000 151,000 106,400 169,650 75,000 出所:Quick のデータを元にフィスコ作成 20 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 カテゴリー考察 先週の話題レポート 業績予想に鮮度と比較可能性が戻る ■野村では強いアナリスト予想に注目 野村では、第 3 四半期の決算発表を経て業績予想に鮮度が取り戻された今、あらためて「強いアナリスト予想」に注目している。 業績予想の鮮度が落ちた環境下ではその予想の強弱が意図したものかという点に確信が持ちづらいが、足元ではそういった懸念は 解消されたと。この状況は、野村に限ったものではないと考えられることから、業績予想に比較可能性も戻ったと評価している。 今のタイミングは、アナリストにとって「15 年度予想」に一段と強い思いを込めることが可能な時期であるとして、 「野村予想が コンセンサス予想に比べて強い」銘柄をまとめている。 野村予想がコンセンサス予想に比べて強い銘柄群 コード 1835 1944 1969 2801 3088 3360 3635 4516 4901 5202 6479 6724 6756 6861 6952 6988 7013 7729 7988 8036 8218 8242 8306 8332 8630 8750 8766 9793 9989 銘柄 東鉄工業 きんでん 高砂熱学工業 キッコーマン マツモトキヨシホールディングス シップヘルスケアホールディングス コーエーテクモホールディングス 日本新薬 富士フイルムホールディングス 日本板硝子 ミネベア セイコーエプソン 日立国際電気 キーエンス カシオ計算機 日東電工 IHI 東京精密 ニフコ 日立ハイテクノロジーズ コメリ エイチ・ツー・オー リテイリング 三菱UFJフィナンシャル・グループ 横浜銀行 損保ジャパン日本興亜ホールディングス 第一生命保険 東京海上ホールディングス ダイセキ サンドラッグ 15年度予想経常利益(百万円) コンセンサス予想 野村予想 10,550 29,660 10,840 27,625 22,559 16,933 13,815 12,598 200,146 6,833 66,540 120,025 23,133 201,144 43,190 114,543 82,688 13,143 23,667 50,750 16,131 26,150 1,691,799 103,357 181,897 340,421 380,303 8,302 30,531 株価騰落率 対年初来(%) 11,500 33,500 11,500 29,300 25,100 18,000 15,800 13,300 220,000 12,000 69,000 133,000 28,500 220,000 53,000 122,369 91,000 15,800 25,000 57,900 18,600 27,200 1,833,296 112,481 212,853 415,720 437,159 8,700 34,800 -2.9 18.1 -4.3 13.3 15.9 -3.7 -4.0 1.3 8.1 1.8 2.5 -13.4 -7.5 12.1 2.0 9.1 -10.9 4.5 4.6 4.7 6.6 12.6 15.2 15.7 15.7 -1.0 8.4 -2.2 17.3 出所:QUICK、野村 注: 野村カバー銘柄を対象として、(1)15 年に入ってから業績見直しが行われた、(2)15 年度野村予想経常利益(米国会計基準及び IFRS の 企業は税引前利益)がコンセンサス予想の最高値以上、(3)予想提供社数が 5 社以上、(4)レーティングが BUY、(5)14 年度通期決算実績が未 公表、という条件を満たす企業を抽出した。コンセンサスは QUICK のものを用いた。業績予想と株価は 2 月 20 日時点。 21 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 カテゴリー考察-信用需給動向 Market Data 買い方と売り方の需給状況逆転、10 週ぶり 信用残高 金額ベース 単位:百万円 20 日申し込み時点の 2 市場信用残高は、金額ベースで 買い残高が 1011 億円減の 2 兆 8527 億円、売り残高が 709 億円増の 7451 億円だった。買い残高が 5 週連続減少とな り、売り残高は 5 週連続で増加した。信用倍率(買い残 高÷売り残高)は前週の 4.38 倍から 3.83 倍と 10 週ぶり に 3 倍台に低下。買い方の信用評価損益率は-8.53%から -7.41%と、7 週ぶりの水準に改善。一方で売り方の評価 損益率は-6.39%から-11.25%に悪化しており、これによ り 10 週ぶりに買い方と売り方の需給状況が逆転した。 この週(16-20 日)の日経平均株価は、前週末比 418.94 円高の 18332.30 円だった。当面の目標だった 2007 年 2 月高値(18300 円処)を更新している。ギリシャ債務問題 信用倍率(倍) やウクライナ情勢に対する懸念はくすぶるものの、メガ バンクが連日で売買代金上位となるなど、金融株を中心 とした主力大型株が相場をけん引する格好。 個別ではイマジカロボ<6879>の信用倍率が 142.79 倍か ら 1.13 倍に。 米字幕サービス世界大手の SDI 買収を発表。 ストップ高を交えての上昇となるなか、売り買いともに 積み上がっている。巴川紙<3878>は 3.59 倍から 0.64 倍 と売り長の需給状況に。JDI<6740>がウエアラブル用液晶 フィルムを発表。同フィルムに巴川紙の製品が使われて いるとの報道を受けて短期筋の資金が積み上がった。 取組みが改善した銘柄 銘柄 2/27終値 (円) 6879 東証1部 イマジカロボ 786.0 1,474,400 1,309,200 1.13 542,600 3878 東証1部 巴川紙 6273 東証1部 SMC 1822 東証1部 大豊建 9602 東証1部 東 宝 8905 東証1部 イオンモール 7516 東証1部 コーナン商事 8316 東証1部 三井住友 9433 東証1部 KDDI 6471 東証1部 日精工 8411 東証1部 みずほ 8058 コード 市場 信用買残 (2/20:株) 信用売残 (2/20:株) 信用倍率 (2/20:倍) 信用買残 (2/13:株) 信用売残 (2/13:株) 3,800 信用倍率 (2/13:倍) 142.79 282.0 2,319,000 3,637,000 0.64 212,000 59,000 3.59 33,275.0 20,100 40,500 0.50 39,400 18,200 2.16 719.0 6,467,000 3,440,000 1.88 6,221,000 999,000 6.23 2,905.0 74,100 697,400 0.11 128,500 356,100 0.36 2,313.0 294,300 1,043,700 0.28 463,400 536,800 0.86 1,357.0 440,200 817,000 0.54 373,400 235,100 1.59 4,759.5 7,050,100 1,633,800 4.32 9,217,500 745,400 12.37 8,290.0 328,200 326,000 1.01 720,500 266,100 2.71 1,666.0 806,000 649,000 1.24 1,655,000 513,000 3.23 220.5 221,619,300 28,937,400 7.66 231,709,100 11,668,700 19.86 東証1部 三菱商 2,390.5 2,681,600 1,015,200 2.64 3,328,400 517,600 6.43 6302 東証1部 住友重 743.0 550,000 1,789,000 0.31 1,083,000 1,517,000 0.71 7272 東証1部 ヤマハ発 2,972.0 647,700 385,600 1.68 852,500 229,800 3.71 6770 東証1部 アルプス 2,690.0 2,242,600 855,600 2.62 3,013,000 524,900 5.74 22 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 連載コラム ゴルフと相場 ホテル・カリフォルニア・ドリーミング [1] ホテル・カリフォルニア [2] カリフォルニア・ドリーミング ■ ホテル・カリフォルニア(Hotel California) ■ カリフォルニア・ドリーミング(夢のカリフォルニア California アメリカのロック・バンド、イーグルスの 5 枚目のアルバム「ホテ Dreamin) ル・カリフォルニア」(1976 年)のタイトル曲で全米第 1 位を獲得し アメリカのフォークグループ、ママス&パパス(The Mamas & the た。 Papas)の 1965 年デビュー曲で、全米 4 位を記録した。ミシェル 主人公は旅の途中のカリフォルニアの砂漠で立ち寄った「ホテ が、ニューヨークの寒い冬の季節に、故郷のカリフォルニアへの ル・カリフォルニア」で退廃的な日々を過ごした後、「いつでもチェ 郷愁をはせた曲である。 ックアウトできるが、決して抜け出すことはできない」ということを ミシェルの愛が、夫のニューヨーク的なジョンから、カリフォルニ 悟らされた。ベトナム戦争により経済的にも精神的にも深い陥穽 ア的なデニーへ移ることを暗示していたのかもしれない。 に凋落していった米国社会、あるいは、商業主義に堕落したロッ ク産業を暗喩しているらしい。 ■ アメリカン・ドリーム : 靴売り場からマスターズへ 2015 年2 月、カリフォルニア州のリビエラ CC で開催された米国男 ■ バルファキス・ギリシャ財務相(1961 年生まれ) 子ツアー「ノーザントラストオープン」では、ツアー3 年目の韓国系 2015 年1 月のギリシャの総選挙では、ギリシャ国民は国際支援団 アメリカ人ジェームス・ハーン(1981 年 11 月生まれの 33 歳)が初 トロイカ(欧州連合・国際通貨基金・欧州中央銀行)によるギリシャ 勝利を挙げた。 救援の条件である緊縮財政措置を破棄する、という公約を掲げた 2005 年にデパートで婦人靴を売っていたプロゴルファーは、10 急進左派連合に政権の座を与えた。ギリシャ反緊縮政権のバル 年後の 2015 年 4 月に、プロゴルファーの聖地でもあるオーガス ファキス財務相は、スキンヘッド、革ジャン、真っ青なシャツという タ・ナショナル GC での「マスターズ」でプレーすることになった。 ロックスター紛いのスタイルで注目されているが、歴とした経済学 韓国からアメリカのカリフォルニアに移住し、アメリカン・ドリーム 者である。彼は、「ギリシャはユーロ圏に留まりながらデフォルト を実現させた。 (債務不履行)すべきだ、ユーロ圏におけるギリシャは、『ホテル・ 財布の中に 200 ドルしかなく、プロゴルファーとして挫折しかけた カリフォルニア』のようだ」と述べ、「ギリシャがユーロ圏から離脱 こともあったハーンは、優勝賞金1,206,000ドルを稼ぎ、世界ランク すれば、ユーロ圏は崩壊する」と脅かしている。 86 位に躍進し、生まれてくる赤ちゃんの誕生プレゼントが出来 ギリシャは、ユーロ圏に参加してしまったが、「ホテル・カリフォル た。 ニア」のように、離脱(チェックアウト)出来ない、ことを示唆してい 1981 年に韓国のソウルで生まれたハーンは、家族と 2 歳の時に るのかもしれない。ギリシャは、ユーロ圏に参加する資格が無か カリフォルニアに移住した。カリフォルニア大学バークレー校にゴ ったにも関わらず、粉飾決算によって参加した。そして、破綻して ルフ奨学生として入学し、2003 年にプロ転向した。「僕は南カリフ いるにも関わらず、借金を棒引きにしてもらい、2400 億ユーロの ォルニアで育った。この大会は特別だった。タイガー・ウッズがプ 金融支援を受けている。ギリシャ国民が滞納している税金は約 ロになって初めて試合に出た時もテレビで見たんだ」 760 億ユーロに上るらしいが、ギリシャ反緊縮政権は、ギリシャの しかしながら、プロゴルファーとしては賞金を稼げなかったため、 国民から徴税するよりも、ドイツやフランスの国民の税金に頼って 不動産業、バスの運転手、広告代理店、2005 年からはデパートで いる。 婦人靴を売って生計を立てた。 2007 年、母国である韓国ツアーへ出場した。 ■ 損失の耐えられない重さ 2008年から 2009 年にかけて 2年間、カナディアンツアーへ参戦し 隠されていた「損失」は、耐え切れなくなった時に顕在化する。 た。 日本の金融機関のバブル崩壊後の損失、米国の金融機関のサブ 2010 年から 2012 年にかけて 3 年間、PGA ツアー下部ウェブドット プライム崩壊後の損失、個人や企業による投資・投機失敗による コムツアーに参戦した。 損失、など枚挙に暇が無い。ギリシャの救済期限は、2015 年 2 月 2013 年に PGA レギュラーツアーに参戦し、2015 年に初優勝を果 末から 6 月末まで 4 ヶ月間延長されたが、耐え切れなくなった時 たした。 に、グリグジット(Grexit:ギリシャのユーロ離脱)が起きるのかもし れない。 23 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 1 2 3 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 スケジュール レーティング 投資主体別売買動向 資料編 今週のMarket Data 経済カレンダー 2-4 決算カレンダー 5 格上げ・買い推奨 6 格下げ・売り推奨 7 総括コメント 8 市場別データ 9 4 新規上場銘柄 結果とスケジュール 5 一目均衡表雲抜け銘柄 雲上抜け銘柄(東証 1 部) 12 雲下抜け銘柄(東証 1 部) 13 1 10-11 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 経済カレンダー - 1 Market Data 3 月 2 日~3 月 8 日 ※全て日本時間で表示 日付 曜日 時間 3月2日 月 08:30 豪・TDセキュリティーズインフレ指標(2月) 08:50 法人企業統計調査(法人季報10-12月) 内容 08:50 都道府県別預金・現金・貸出金(1月、日本銀行) 10:45 中・HSBC製造業PMI改定値(2月) 14:00 新車販売台数(2月) 14:00 印・HSBC製造業PMI(2月) 15:30 税収実績(1月末) 18:00 欧・ユーロ圏製造業PMI改定値(2月) 18:30 英・製造業PMI(2月) 19:00 欧・ユーロ圏失業率(1月) 19:00 欧・ユーロ圏消費者物価指数速報値(2月) 19:00 伊・2014年GDP 20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(2月) 20:30 ブ・週次景気動向調査 22:00 ブ・HSBC製造業PMI(2月) 22:30 米・個人所得(1月) 22:30 米・個人消費支出(1月) 22:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(1月) 24:00 米・ISM製造業景気指数(2月) 24:00 米・建設支出(1月) 27:00 ブ・貿易収支(2月) ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスが東証1部に新規上場 決算発表 伊藤園、ピジョン 米・バーナンキ前連邦準備制度理事会(FRB)議長とフィラデルフィア連銀前総裁が講演 3月3日 火 08:50 マネタリーベース(2月、日本銀行) 08:50 貸出約定平均金利(1月、日本銀行) 09:30 豪・経常収支(10-12月) 10:00 営業毎旬報告(2月28日現在、日本銀行) 10:30 毎月勤労統計(1月) 12:30 豪・豪中央銀行(RBA)が政策金利発表 15:45 スイス・GDP(10-12月) 17:00 日本銀行が保有する国債の銘柄別残高 17:00 日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額 19:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(1月) 22:30 加・GDP(10-12月) 米・自動車販売統計(2月、4日までに) 欧・決算発表 バークレイズ 中・人民政治協商会議が開幕 3月4日 水 09:30 豪・GDP(10-12月) 10:45 中・HSBCサービス業PMI(2月) 10:45 中・HSBC総合PMI(2月) 14:00 印・HSBCサービス業PMI(2月) 18:00 欧・ユーロ圏総合PMI改定値(2月) 18:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI改定値(2月) 18:30 英・サービス業PMI(2月) 19:00 欧・ユーロ圏小売売上高(1月) 21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週) 21:00 ブ・鉱工業生産(1月) 2 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 経済カレンダー - 2 Market Data 3 月 2 日~3 月 8 日 ※全て日本時間で表示 日付 曜日 時間 3月4日 水 22:00 内容 ブ・HSBCサービス業PMI(2月) 22:15 米・ADP全米雇用報告(2月) 23:00 ブ・HSBC総合PMI(2月) 24:00 加・カナダ中央銀行が政策金利発表 24:00 米・ISM非製造業景気指数(2月) 自動車春闘の統一交渉日(第2回) 米・地区連銀経済報告(ベージュブック) 米・シカゴ連銀総裁が講演 米・カンザスシティ連銀総裁が講演 米・ダラス連銀総裁が講演 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利発表(セリック金利)(5日までに) 欧・決算発表 スタンダードチャータード 3月5日 木 08:50 対外対内証券売買(先週) 09:30 豪・小売売上高(1月) 09:30 豪・貿易収支(1月) 10:30 日本銀行の木内登英審議委員が講演(14:00から記者会見) 11:00 車名別新車販売台数(2月) 16:00 独・製造業受注(1月) 17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(2月) 18:00 伊・GDP改定値(10-12月) 21:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表 21:00 ブ・PPI製造業(1月) 21:45 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表 22:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 22:30 米・労働生産性確定値(10-12月) 23:45 米・消費者信頼感指数(先週) 24:00 米・製造業受注指数(1月) 決算発表 積水ハウス 米・サンフランシスコ連銀総裁が講演 米・連邦準備制度理事会(FRB)が健全性審査の結果公表 米・決算発表 アディダス 欧・欧州中央銀行(ECB)金融政策発表後、ドラギ総裁が記者会見 中・全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕 3月6日 金 08:50 日本銀行の対政府取引(2月) 08:50 マネタリーベースと日本銀行の取引(2月) 14:00 景気動向指数(1月) 15:00 コール市場残高(2月、日本銀行) 16:00 独・鉱工業生産指数(1月) 17:15 スイス・消費者物価指数(2月) 19:00 欧・ユーロ圏GDP改定値(10-12月) 21:00 ブ・IBGEインフレIPCA(2月) 22:30 加・貿易収支(1月) 22:30 米・非農業部門雇用者数(2月) 22:30 米・失業率(2月) 22:30 米・貿易収支(1月) 29:00 米・消費者信用残高(1月) 印・株式市場は祝日のため休場 3月8日 日 米・夏時間開始 中・貿易収支(2月) 3 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 スケジュール 日米主要経済指標のポイント ■(米)1 月 PCE コア指数 3 月 2 日(月)午後 10 時 30 分発表 (予想は、前年比+1.2%) 参考となる 12 月実績は前年比+1.3%。上昇率は鈍化しつつある。エネルギー価格の低下による影 響は限定的との見方はあるが、インフレ進行の兆しはみられない。市場予想は妥当な水準だが、予想を下回ってもおかしくない。 -------------------------------------------------------------------■(米)2 月 ISM 製造業景況指数 3 月 2 日(月)日本時間 3 日午前 0 時発表 (予想は、53.3) 参考となる 1 月実績は 53.5。新規受注指数は 52.9 で 12 月の 57.8 から低下している。雇用、価格指数も低 下。製造業部門の活動は低下しており、短期間で一変する可能性は低いことから、市場予想は妥当な水準か。 -------------------------------------------------------------------■(米)2 月 ADP 雇用統計 3 月 4 日(水)午後 10 時 15 分発表 (予想は、前月比+21.8 万人) 参考となる 1 月実績は+21.3 万人。2 月中の新規失業保険申請件数を考慮すると 2 月の雇用者 数は 1 月実績と大きく変わらない見込み。労働市場の改善は続いているが、顕著な改善は期待できないとの見方が多い。 -------------------------------------------------------------------■(米)2 月雇用統計 3 月 6 日(金)午後 10 時 30 分発表 (予想は、非農業部門雇用者数は、+24.0 万人、失業率は 5.6%) 参考となる 1 月実績は、非農業部門の雇用者数が+25.7 万 人、失業率は 5.7%だった。非農業部門雇用者数は市場予想を上回った。2 月上中旬における新規失業保険申請件数を基に判断 すると、2 月の非農業部門雇用者は 1 月実績に近い結果になるとみられる。失業率は 1 月実績をやや下回る水準となる見込み。 -------------------------------------------------------------------- 4 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 決算カレンダー Market Data ※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。 日付 3月2日 3月2日 3月2日 3月3日 3月3日 3月3日 3月3日 3月4日 3月4日 3月4日 3月5日 3月5日 3月5日 3月5日 3月5日 3月5日 3月5日 3月5日 3月5日 3月5日 3月5日 3月6日 3月6日 3月6日 3月6日 3月6日 3月6日 3月6日 3月6日 3月6日 3月6日 3月6日 3月6日 3月6日 コード 2198 2593 7956 2375 4627 4750 6267 2695 6309 7865 1928 2399 2910 3172 3811 4996 6778 7265 7590 7640 9824 2373 2438 3193 3524 3733 3854 3903 5971 7279 7605 7901 8917 9678 銘柄 アイ・ケイ・ケイ 伊藤園 ピジョン スリープロ ナトコ ダイサン ゼネパッカー くらコーポ 巴工業 ピープル 積水ハウス 綜合HD ロックフィール ティーライフ ビットアイル クミアイ化 アルチザ エイケン工業 タカショー トップカルチャ 泉州電 ケア21 アスカネット 鳥貴族 日東網 ソフトウェアサー アイル gumi 共和工業 ハイレックス フジコーポ マツモト ファースト住 カナモト 上場部名 東証1部 東証1部 東証1部 マザーズ ジャスダックS 東証2部 ジャスダックS 東証1部 東証1部 ジャスダックS 東証1部 東証1部 東証1部 東証2部 東証1部 東証1部 東証2部 ジャスダックS ジャスダックS 東証1部 東証2部 ジャスダックS マザーズ ジャスダックS 東証1部 ジャスダックS ジャスダックG 東証1部 ジャスダックS 東証2部 ジャスダックS ジャスダックS 東証1部 東証1部 時刻 日付 コード 銘柄 上場部名 時刻 15:00 5 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 レーティング 格上げ・買い推奨 格上げ・買い推奨 ※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。 日付 2月23日 2月24日 証券会社 2月27日 レーティング 明治HD OVERWEIGHT新規 いちよし 6145 日特エンジ B→A格上げ 目標株価(円) 16500 - みずほ 6908 イリソ電子 中立→買い格上げ 岩井コスモ 7309 シマノ B→B+格上げ 三菱UFJ 2212 山崎パン UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ 東海東京 6013 タクマ 3→1格上げ 野村 1944 きんでん NEUTRAL→BUY格上げ 1120→1685 6952 カシオ NEUTRAL→BUY格上げ 1820→2500 CS 6103 オークマ UNDERPERFORM→NEUTRAL格上げ JPモルガン 3349 コスモス薬品 UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ 13500→17000 5233 太平洋セメ NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ 440→470 ゴールドマン 9508 九州電 売り→中立格上げ バークレイズ 3405 クラレ EQUALWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ 1600 岡三 6908 イリソ電子 強気新規 10000 9503 関西電 中立→強気格上げ 2908 フジッコ B+新規 - 6908 イリソ電子 B→B+格上げ - 4704 トレンド NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ 3900→4230 9605 東映 NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ 550→1040 CS 4922 コーセー OUTPERFORM新規 JPモルガン 8570 イオンFS UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ 2300→2500 9613 NTTデータ UNDERWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ 3600→5700 ドイツ 5401 日鉄住金 BUY新規 メリルリンチ 4519 中外薬 中立→買い格上げ 3700→4100 7205 日野自 UNDERPERFORM→中立格上げ 1500→1900 三菱UFJ 2月26日 社名 2269 岩井コスモ 2月25日 コード JPモルガン 7300→10000 1150→1570 1090 750→1100 850 1330→1250 6700 349 大和 4523 エーザイ 5→4格上げ - SMBC日興 5002 昭和シェル 3→2格上げ 800→1000 6366 千代建 3→2格上げ 1060→980 モルガン 4704 トレンド UNDERWEIGHT→EQUALWEIGHT格上げ 2900→3400 三菱UFJ 7272 ヤマハ発 OVERWEIGHT新規 いちよし 6339 新東工 C→B格上げ - 岩井コスモ 4527 ロート A新規 - 6 3400 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 レーティング 格下げ・売り推奨 格下げ・売り推奨 ※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。 日付 2月23日 2月24日 2月25日 2月26日 2月27日 証券会社 コード 社名 レーティング 目標株価(円) CS 4911 資生堂 NEUTRAL→UNDERPERFORM格下げ 大和 1721 コムシスHD 2→3格下げ 1700→1690 8985 JHR 1→2格下げ - 東海東京 6486 イーグル 1→2格下げ 2650 - CS 6586 マキタ OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ 7000→6000 JPモルガン 7309 シマノ OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ 15000→17500 SMBC日興 7915 日写印 2→3格下げ 1650 ゴールドマン 9505 北陸電 中立→売り格下げ 1250 9507 四国電 中立→売り格下げ 1190 720→730 9531 東ガス 買い→中立格下げ バークレイズ 3407 旭化成 OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ 岩井コスモ 6806 ヒロセ電 B+→B格下げ 4536 参天薬 買い→中立格下げ 7700→8000 7211 三菱自 買い→中立格下げ 1200 メリルリンチ 1200 - モルガン 7752 リコー OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ 岩井コスモ 3064 MonotaRO B+→B格下げ 三菱UFJ 2433 博報堂DY NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ 1000→990 6301 コマツ OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ 3400→2790 6305 日立建 NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ 2490→1910 2733.3→3300 SMBC日興 1400→1200 - 8113 ユニチャーム OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ 1963 日揮 2→3格下げ 2900→2100 5012 東ゼネ石 1→2格下げ 1200→1100 みずほ 3626 ITHD 買い→中立格下げ 2040→2260 モルガン 4555 沢井製薬 EQUALWEIGHT→UNDERWEIGHT格下げ 6600→6300 三菱UFJ 5007 コスモ石 NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ 野村 2501 サッポロHD BUY→NEUTRAL格下げ 620→450 2502 アサヒ BUY→NEUTRAL格下げ 4000→3910 150→125 SMBC日興 6592 マブチ 1→2格下げ 5300→6200 ゴールドマン 6841 横河電 中立→売り格下げ 1500→1100 バークレイズ 9062 日通 OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ 690 9069 センコー OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ 650→710 9364 上組 OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ 1180→1220 2764 ひらまつ 2→3格下げ 650 3333 あさひ 2→3格下げ 1200 7951 ヤマハ BUY→NEUTRAL格下げ 東海東京 野村 7 1850→2150 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 -2500 8 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 2015/2/16 2015/2/9 2015/2/2 2015/1/26 事業法人 2015/1/19 2015/2/16 2015/2/9 2015/2/2 2015/1/26 2015/1/19 信託銀 2015/1/13 2015/1/5 2015/2/16 2015/2/9 2015/2/2 2015/1/26 2015/1/19 2015/1/13 2015/1/5 2014/12/29 2014/12/22 2014/12/15 2014/12/8 2014/12/1 2014/11/25 2014/11/17 2014/11/10 2014/11/4 2014/10/27 2014/10/20 2014/10/14 2014/10/6 2014/9/29 2014/9/22 外国人 2015/1/13 2015/1/5 2014/12/29 2014/12/22 2014/12/15 2014/12/8 2014/12/1 2014/11/25 2014/11/17 2014/11/10 2014/11/4 2014/10/27 2014/10/20 2014/10/14 2014/9/8 2014/9/16 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 2014/12/29 2014/12/22 2014/12/15 2014/12/8 2014/12/1 2014/11/25 2014/11/17 -1500 2014/11/10 -1000 2014/11/4 -500 2014/10/27 1000 2014/10/20 1500 2014/10/14 単位:億円 2014/10/6 -400 2014/10/6 0 2014/9/29 2000 2014/9/22 100 2014/9/29 2500 2014/9/16 200 2014/9/22 単位:億円 2014/9/1 2015/1/26 2015/2/2 2015/2/9 2015/2/16 -6000 2014/9/8 -6000 2014/12/29 2015/1/5 2015/1/13 2015/1/19 2000 2014/9/1 -4000 -12000 2014/12/1 2014/12/8 2014/12/15 2014/12/22 4000 2014/9/8 -2000 2014/10/27 2014/11/4 2014/11/10 2014/11/17 2014/11/25 単位:億円 2014/9/16 2015/2/16 2015/2/9 2015/2/2 2015/1/26 -8000 -10000 2014/9/29 2014/10/6 2014/10/14 2014/10/20 6000 2014/9/1 2015/2/16 2015/2/9 2015/2/2 投信 2015/1/19 生・損保 2015/1/26 2015/1/13 2015/1/5 2014/12/29 2014/12/22 2014/12/15 2014/12/8 2014/12/1 2014/11/25 2014/9/1 2014/9/8 2014/9/16 2014/9/22 個人 2015/1/19 2015/1/13 2015/1/5 2014/12/29 2014/12/22 2014/12/15 2014/12/8 2014/12/1 2014/11/17 2014/11/10 2014/11/4 2014/10/27 2014/10/20 2014/10/14 2014/10/6 2014/9/29 2014/9/22 2014/9/16 2014/9/8 2014/9/1 展望 2014/11/25 2014/11/17 2014/11/10 2014/11/4 2014/10/27 2014/10/20 2014/10/14 2014/10/6 2014/9/29 2014/9/22 2014/9/16 2014/9/8 2014/9/1 週刊相場観測誌 Market 投資主体別売買動向 - 1 総括コメント 外国人投資家は総合で大幅に買い越し継続 も買い越し継続となった。また、個人投資家は 6977 億円と売り越し継続となった。 2 月第 3 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 1 兆 670 億円と大幅に買い越し継続となった。現物について その他、投信は 3333 億円、事法は 176 億円、生・損保は 156 億円、都地銀は 190 億円と売り越し継続となった。信託は 338 億 円と売り越しに転じた。自己は現物、225 先物買いの、TOPIX 先物売りで 1525 億円と買い越し継続となった。この週の裁定残は、 ネットベースで 1392 億円増加の 2 兆 9002 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 2.34%の上昇へ。 10000 単位:億円 8000 0 6000 -2000 4000 -4000 2000 0 単位:億円 1500 -100 1000 -200 500 -300 0 -500 -1000 2500 単位:億円 2000 2000 500 1500 0 1000 500 0 -2000 -1000 -500 株式会社フィスコ 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 投資主体別売買動向 - 2 市場別データ 単位:億円 日付 現 物 自己 個人 外国人 14/11/10 3,707 ▲6,524 14/11/17 ▲1,168 14/11/25 295 14/12/01 14/12/08 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 4,685 ▲266 2,269 ▲129 ▲368 ▲58 ▲1,466 1,318 ▲259 722 ▲151 63 919 ▲1,936 ▲1,107 502 356 ▲141 54 2,211 ▲2,884 ▲2,999 3,852 913 422 ▲93 ▲142 1,593 ▲7,349 2,853 1,595 306 1,054 ▲109 35 1,919 14/12/15 ▲1,445 1,022 ▲3,629 912 861 ▲58 57 1,767 14/12/22 2,389 ▲3,003 364 ▲176 ▲245 ▲60 ▲201 890 14/12/29 ▲26 169 ▲206 59 17 91 ▲65 ▲130 15/01/05 ▲3,018 4,836 ▲4,349 559 671 1 ▲24 688 15/01/13 ▲838 2,798 ▲4,504 228 604 36 100 1,452 15/01/19 424 ▲2,425 683 126 192 ▲242 40 1,429 15/01/26 1,179 ▲1,687 ▲762 ▲480 153 ▲117 64 1,693 15/02/02 2,294 ▲1,369 ▲2,364 ▲336 1,005 9 143 654 15/02/09 3,655 ▲4,004 158 ▲431 38 ▲70 ▲97 1,123 15/02/16 6,615 ▲6,692 1,538 ▲110 ▲179 ▲365 ▲241 434 単位:億円 日付 T O P I X 先 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 14/11/10 ▲2,536 16 2,404 ▲47 ▲0 ▲17 ▲33 209 14/11/17 ▲1,387 1 1,524 154 ▲8 ▲222 44 ▲106 14/11/25 644 10 ▲39 ▲129 ▲3 102 ▲1 ▲580 14/12/01 908 ▲15 ▲669 64 13 79 ▲23 ▲293 14/12/08 4,681 29 ▲3,244 ▲323 12 79 2 ▲1,219 14/12/15 1,459 ▲49 ▲1,768 ▲133 1 36 29 268 14/12/22 ▲1,776 9 1,578 34 ▲0 215 ▲1 ▲65 14/12/29 ▲337 ▲73 188 98 ▲1 ▲161 0 289 15/01/05 2,136 126 ▲1,940 7 36 ▲6 ▲110 ▲190 15/01/13 856 ▲170 ▲550 ▲127 1 154 ▲55 ▲85 15/01/19 ▲95 116 ▲1,108 2 1 279 ▲14 814 15/01/26 ▲993 ▲98 330 71 ▲7 1,324 14 ▲567 15/02/02 ▲2,006 106 2,083 ▲55 ▲0 ▲143 58 ▲22 15/02/09 ▲3,372 ▲143 3,577 ▲47 ▲1 ▲48 ▲2 87 15/02/16 ▲6,377 ▲9 6,330 ▲40 ▲0 167 117 ▲53 単位:億円 日付 日 経 平 均 先 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 14/11/10 498 ▲180 2,290 ▲510 ▲29 ▲67 ▲540 ▲1,458 14/11/17 409 22 ▲2,039 377 8 ▲42 1,009 352 14/11/25 1,409 ▲146 ▲1,596 ▲74 ▲11 20 272 126 14/12/01 2,592 204 ▲1,263 96 2 24 ▲485 ▲1,092 14/12/08 2,566 258 ▲5,418 181 12 11 239 2,171 14/12/15 1,854 ▲52 ▲5,522 586 20 0 ▲46 3,219 14/12/22 154 412 1,016 ▲419 12 0 308 ▲1,491 14/12/29 870 ▲931 702 ▲331 ▲29 0 1 ▲324 15/01/05 3,592 428 ▲6,994 1,641 ▲29 5 ▲391 1,690 15/01/13 879 73 ▲1,471 720 ▲25 ▲163 ▲282 54 15/01/19 ▲1,542 ▲155 1,932 344 2 17 190 ▲42 15/01/26 ▲1,388 ▲344 5,607 ▲3,647 15 32 61 ▲121 15/02/02 1,146 ▲67 ▲592 ▲639 25 45 176 42 15/02/09 30 ▲368 1,795 ▲1,320 ▲48 14 45 ▲238 15/02/16 1,287 ▲276 2,802 ▲3,183 3 42 ▲66 ▲719 9 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market ※ 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 新規上場銘柄 結果とスケジュール データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。 証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。 銘柄名 シリコンスタジオ コード 市場 上場日 仮条件 (円) 3907 東M 2/23 4,200~4,900 公募株数 (株) 売出株数 (株) 270,000 362,500 公募価格 (円) 初値 (円) 4,900 9,900 主幹事 2/27終値 (円) みずほ 13,810 事業内容: ゲーム開発の推進・支援事業、自社コンテンツ(スマートフォンネイティブアプリ等)の提供、人材紹介・派遣事業等 コラボス 3908 東M 3/17 3,260~3,620 83,400 79,600 - - SMBC日興 - 80,000 60,000 - - 岡三 - 150,000 150,000 - - 野村 - 事業内容: クラウドサービスとして、コールセンター運営に必要な諸機能を提供する事業 エムケイシステム(MKシステム) 3910 JQ S 3/17 3,300~3,500 事業内容: 社会保険、労働保険等に関する業務支援ソフトウェアの提供 ショーケース・ティービー 3909 東M 3/19 1,680~1,800 事業内容: Webサイト最適化技術により成約率を高める「ナビキャストシリーズ」の提供及び、DMPを活用したWebマーケティング支援。 エスエルディー(SLD) 3223 JQ S 3/19 - 150,000 103,000 - - みずほ - 200,000 182,300 - - SMBC日興 - 事業内容: 「kawara CAFE & DINING」ブランド等での飲食店舗の展開 ヒューマンウェブ 3224 東M 3/19 - 事業内容: 牡蠣を主体とするレストラン(オイスターバー)の直営店舗経営及び牡蠣の卸売事業 RS Technologies 3445 東M 3/24 - 330,000 750,000 - - SBI - 事業内容: シリコンウェーハの再生加工及び販売事業、半導体関係事業 ファーストコーポレーション 1430 東M 3/24 - 252,500 390,000 - - みずほ - 3/24 - 350,000 598,700 - - 野村 - - 2,400,000 3,200,000 - - 野村 - - 123,000 63,100 - - SMBC日興 事業内容: 分譲マンションの建設事業 イード(IID) 6038 東M 事業内容: Webメディア運営、コンテンツ提供、ソリューション提供 Aiming(エイミング) 3911 東M 3/25 事業内容: オンラインゲームの企画、開発及び運営 ハウスドゥ 3457 東M 3/25 - 事業内容: フランチャイズ事業、不動産事業(売買事業、賃貸事業)、住宅流通事業(不動産売買仲介事業、リフォーム事業、住宅(新築戸建)事業) シンデン・ハイテックス 3131 JQ S 3/25 - 100,000 26,000 - - SMBC日興 - 3/26 - 245,000 702,000 - - - 3/26 - 133,000 592,300 - - SMBC日興 事業内容: 液晶、半導体、電子機器の仕入及び販売 モバイルファクトリー 3912 東M SBI 事業内容: モバイルサービス事業 日本動物高度医療センター 6039 東M - 事業内容: 犬・猫向けの高度医療を行う二次診療専門動物病院 10 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 銘柄名 プラッツ Vol. 108 Weekly 2015 03 02 新規上場銘柄 結果とスケジュール コード 市場 上場日 仮条件 (円) 公募株数 (株) 売出株数 (株) 公募価格 (円) 初値 (円) 主幹事 2/27終値 (円) 7813 東M 3/26 - 120,000 41,400 - - 大和 - 3/27 - 168,400 209,100 - - SMBC日興 事業内容: 介護用ベッドの製造・販売 sMedio(エスメディオ) 3913 東M - 事業内容: マルチメディア、ネットワークに関する技術を中心としたソフトウエアの開発及び販売 11 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 一目均衡表雲抜け銘柄 雲上抜け銘柄(東証1 部) 雲上抜け銘柄(東証1部) コード 終値 (円) 銘柄 478 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) 458 437.5 コード 2371 銘柄 1860 戸田建 カカクコム 2733 あらた 340 326.5 338 2768 双日 2874 ヨコレイ 841 838.5 823.5 3028 アルペン 3107 ダイワボHD 200 199.75 197.5 3673 ブロドリーフ 3756 豆蔵HD 641 635.25 585 3941 4062 イビデン 2013 2001.25 1827.5 4112 4312 サイバネット 497 491.5 483 5471 大同特鋼 6328 荏原実業 1425 1409.5 1376.5 6457 6718 アイホン 1849 1832 1773.5 6737 6817 スミダコーポ 681 675.25 607 6875 7214 GMB 1315 1314.25 1267.5 7296 FCC 2004 1864.5 1985.5 7721 東京計器 272 268.75 271 8002 丸紅 735 728.25 8165 千趣会 845 842.5 8570 イオンFS 2745 8841 テーオーシー 9896 JKHD 終値 (円) 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) 1984 1681 1854.5 183 172.5 180.5 1876 1741 1872 1936 1771 1831 レンゴー 552 496.75 547 保土谷 210 192 208 545 502 524 グローリー 3220 3175.5 2869.5 EIZO 2693 2674 2507 メガチップス 1420 1384.75 1376 7239 タチエス 1657 1638.75 1552 7455 三城HD 490 487 471 7868 広済堂 548 444.25 509.5 731 8031 三井物産 1662.5 1620.5 1521 838 8181 東天紅 201 190.25 200.5 2429 2658 8616 東海東京 877 749.75 855 793 731 777.5 9449 GMO 1243 1057.5 1173.5 591 551 585.5 12 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 108 Weekly 2015 03 02 一目均衡表雲抜け銘柄 雲下抜け銘柄(東証1 部) 雲下抜け銘柄(東証1部) コード 銘柄 終値 (円) 415 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) 421 476 コード 1949 銘柄 住友電設 終値 (円) 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) 1882 東亜道 1276 1294 1332 3366 一六堂 435 442.75 463 3501 4318 クイック 772 941.25 799.5 5807 住江織 304 337.25 307.5 東特線 1493 1825 5933 アルインコ 1112 1225.75 1126 5947 1620 リンナイ 8420 9245 8445 6217 津田駒 154 154.5 176.5 6590 芝浦 286 303.75 288.5 6373 大同工 272 275.5 293 6853 共和電 469 529 478 6858 小野測器 937 972.25 944.5 6937 古電池 950 1131.5 1080 7504 高速 889 905.25 889.5 7601 ポプラ 534 546.75 549.5 7840 フラベッドH 384 408.5 385.5 8830 住友不 1296 1391.75 1323 183 185.75 198 8572 アコム 4111 4173.25 4584.5 9861 吉野家HD 13 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 【ご投資にあたって】 本レポート記載の内容に従ってお取引される場合、店舗における国内の金融商品取引所に上場する株式(売買単位未満を除 く)の場合は約定代金に対して最大1.134%(税込み)(ただし、約定代金の1.134%に相当する額が2,700円(税込み)に満たない 場合は2,700円(税込み))の委託手数料をご負担いただきます。 また、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者の信用状況(財 務・経営状況含む)の悪化等、それらに関する外部評価の変化等により損失が生じる恐れ(元本欠損リスク)があります。 なお、信用取引などを行う場合は、対象となる株式等または指標等の価格変動により損失の額がお客様の差し入れた委託保 証金などの額を上回るおそれ(元本超過損リスク)があります。なお、商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商 品等の契約締結前交付書面やお客様向け資料をよくお読みください。 【免責事項】 ■ 本資料は株式会社フィスコ(以下「フィスコ社」という)独自の調査・判断に基づくものであり、ひろぎんウツミ屋証券株式会社によ る投資情報ではありません。そのためひろぎんウツミ屋証券は本資料の正確性、完全性について一切の責任を負うものではな く、また、本資料の情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切の責任を負いません。 ■ フィスコ社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありませ ん。また、掲載される情報はフィスコ社が信頼できると判断した情報源をもとに作成したものですが、その内容及び情報の正確 性、完全性または適時性について、フィスコ社は保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。 ■ 本文、データなどに関しましては、著作権法などの法律、規制により知的所有権が保護されており、個人の方の本来目的以外で の使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除く)。 ■ 金融商品(投資信託・外貨預金・公共債等)は、価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。 ■ 商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、金融商品をお申込の際は、当該商品等の契約締結前交付書面もしくは投資 信託説明書(交付目論見書)の内容をよくお読みください。 私たちはお役に立つ情報提供を常に考え、行動しています。 商 号 等:ひろぎんウツミ屋証券株式会社 金融商品取引業者 中国財務局長(金商)第20号 加入協会:日本証券業協会 本社 〒730-0032 広島市中区立町2-30 電話:082-245-5000(代) http://www.hirogin-utsumiya.co.jp 本 店営 業部 〒730-0032 広島市中区立町2-30 ゆめタウン 広島市南区皆実町2-8-17 〒734-0007 広 島出 張所 ゆめタウン広島内 法 人営 業部 〒730-0032 広島市中区立町2-30 ℡:082-245-5000 三 次 支 店 〒731-0221 広島市安佐北区可部5-13-12 ℡:082-815-2600 ℡:082-252-8415 可 部 支 店 〒731-0221 広島市安佐北区可部5-13-12 ℡:082-815-2600 ℡:082-245-5035 五日市支店 〒731-5127 広島市佐伯区五日市7-4-33 ℡:082-922-0161 福 山 支 店 〒720-0808 福山市昭和町1-1 ℡:084-922-1321 東広島支店 〒739-0014 東広島市西条昭和町3-21 ℡:082-422-3621 ℡:086-222-1561 廿日市支店 〒738-0024 廿日市市新宮1-9-34 ℡:0829-31-6611 ℡:0847-45-8500 岩 国 支 店 〒740-0017 岩国市今津町1-9-26 ℡:0827-22-3161 投 資 相 談 岡山市北区磨屋町1-3 〒700-0826 ブース岡山 広島銀行 岡山支店内 府 中 支 店 〒726-0004 府中市府川町337-1 尾 道 支 店 〒722-0035 尾道市土堂1-11-17 ℡:0848-23-8121 徳 山 支 店 〒745-0015 周南市平和通2-33 ℡:0834-31-5350 因 島 支 店 〒722-2323 尾道市因島土生町塩浜1894-10 ℡:0845-22-2291 防 府 支 店 〒747-0801 防府市駅南町4-1 ℡:0835-22-2871 竹 原 支 店 〒725-0026 竹原市中央1-5-3 ℡:0846-22-2295 宇 部 支 店 〒755-0043 宇部市相生町3-15 ℡:0836-31-1105 三 原 支 店 〒723-0014 三原市城町1-5-12 ℡:0848-67-6681 萩 〒758-0027 萩市吉田町64-2 ℡:0838-25-2121 呉 ℡:0823-21-6401 浜 田 支 店 〒697-0024 浜田市黒川町4185 ℡:0855-22-1515 別 府 支 店 〒874-0935 別府市駅前町12-11 ℡:0977-21-3111 東 京 支 店 〒103-0025 中央区日本橋茅場町1-12-4 ℡:03-3668-7551 支 店 〒737-0046 呉市中通2-4-13 支 店 ネットセンター(インターネット取引) http://www.hirogin-utsumiya.co.jp コールセンター(コール取引) フリーコール:0120-506-084 資料作成:株式会社フィスコ ■本レポートに関するお問合せ■ 株式会社フィスコ 営業開発部 電話:03-5774-2463 E-mail:[email protected] 〒107-0062
© Copyright 2025 ExpyDoc