食の安心・安全 技術開発 プロジェクト 東京ビッグサイト 2015.10.7(水)~9(金) 出展試作機リスト 異物・残留農薬・微生物検査装置 愛知県産学行政連携プロジェクト:研究開発成果 出展試作機① <異物検出> 超伝導式食品金属異物検査装置 ・高温超伝導を利用した超高感度磁気センサ使用 ・厚みのある食品(100 ㎜程度)の金属異物検出 ・微小な磁性金属片(0.3 ㎜φ鉄球)検出 ・アルミ包装(缶)内の磁性金属異物検出 出展試作機② <異物検出> 超音波イメージング異物検査装置 ・超音波を利用した透過式のイメージング異物 検出装置(初公開) ・アルミ箔や樹脂で包装された食品(レトルト パックなど)中の異物検出も可能 ・水分や塩分、温度の影響なし ・液状食品にも対応可能 ・薄い食品であればさらに微小な金属異物の検出 ・0.1 ㎜程度の毛髪も検出可能 が可能 ・食品搬送速度:60m/分対応可能 ・食品搬送速度:20m/分対応可能 ・超音波センサ(発信、受信)と対象物間には 固体または液体の介在が必要 出展試作機④ <異物検出> NIR イメージング異物目視検査 出展試作機③ <異物検出> THz イメージング異物検査装置 装置 ・テラヘルツ(THz)波を利用した透過式のイメー ジング異物検査装置(初公開) ・2-3 ㎜程度の大きさの有機異物(虫など)の 検出が可能 ・包装された食品や厚みのある食品に対応可能 ただし、水分含有率の少ない食品(チョコレート、 粉食品、油食品等)が対象 ・食品搬送速度:20m/分対応可能 ・近赤外光(NIR)を利用した透過式のイメージ ング異物検査装置 ・微小な有機異物(例えば、毛髪、昆虫、プラス チック片)の検出が可能 ・可視光では見えにくい異物を NIR によって見 えるようにし、画像上で、異物有無の判定を する。(目視および簡単な画像処理) 公益財団法人 科学技術交流財団 「知の拠点あいち」重点研究プロジェクト 〒470-0356 愛知県豊田市八草町秋合 1267 番 1 あいち産業科学技術総合センター3F TEL:0561-76-8370 FAX:0561-21-1653 http://www.astf-kha.jp/project/ 出展試作機⑤ <残留農薬> 分光式モバイル型残留農薬測定装置 出展試作機⑥ <残留農薬> イムノクロマト法残留農薬検査キット ・化学センサ(分子センサ)を利用した分光式残 ・抗原抗体反応を利用したイムノクロマト法残留 留農薬測定装置(初公開) ・特定の農薬の残留有無を調べるスクリーニング 用:測定感度:0.1ppm 農薬検査キット ・特定の農薬の残留有無を調べるスクリーニン グ用:分析感度:0.1ppm ・使用例が多い約 30 種類の農薬を検出 ・使用例が多い約 30 種類の農薬を検出 ・現場で簡単にできる装置として、モバイル型、 ・生産圃場等の現場に携帯し簡単に検査可能 ハンディ型を開発中 ・農薬検査への化学センサの 利用は本邦初 ・判定は発色反応の目視(色見本使用)で可能 光学式リーダ、スマホ利用判定 も可能 ・農薬検査へのイムノクロマト法 利用は本邦初 出展試作機⑦ <微生物> 光学式微生物微小コロニー検査装置 出展試作機⑧ <微生物> ろ過式微生物自動分離濃縮装置 ・蛍光試薬を利用した光学式微生物微小コロニー検 ・ろ過方式を利用して食品微生物検査の試料液 査装置 ・培養検査の時間短縮を実現 大腸菌を 4 時間程度で検査可能 ・100個程度からなる微生物コロニーを検査可能 目視では認知できない微小なサイズ ・培養(メンブレンフィルター使用)中の試料を を濃縮する検査の前処理装置(初公開) ・試料液から食品残渣や色素など、検査を阻害 する物質を分離できる ・試料液を濃縮することにより、微生物の検出 を高感度化できる ・自動化により、簡単操作 本装置にセットし 15 分程度で菌の有無を判定 食品残渣との区別が可能 ・判定後、菌は生きているので 必要に応じて培養継続も可能 ・通常の培養後の釣菌検査可能 出展試作機⑨ <微生物> 近赤外蛍光検出式食中毒菌 検査装置 ・近赤外蛍光ガラス粒子と食中毒菌特異抗体を利用 した食中毒菌検査装置(初公開) ・微量な菌を短時間で検出 ・O157 やリステリア菌などの抗体を大腸菌にて安 価に組換え生産 ・近赤外光利用により、食品の自家蛍光(可視光域) の影響を排除、高感度化を実現 ・微生物検査に無機質でなおかつ近赤外の蛍光材を 利用するのは本邦初 ・装置のコンパクト化を実現 出展試作機⑩ <微生物> 光学式細菌胞子(芽胞)検査 装置 ・位相差顕微鏡を利用した細菌胞子(芽胞)検 査装置(初公開) ・液状食品、および可溶化可能な粉末食品や砂 糖等の副原料に混入した細菌胞子(芽胞)の 計数測定が可能 ・胞子の水分含量は栄養細胞と比較して極端に 低く、両者は光学的に明確な区別が可能 ・マイクロ流路方式なので連続検査が可能 (モニタリング用に利用可能)
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