フィールドワークと ソーシャルワーク

平成27年度 スケジュール
前 期 日 程
後 期 日 程
平成 27 年
入学式(4 月 6 日)
4月
健康診断
10 月
ハロウィンイベント※
オリエンテーション
11 月
大学祭(11 月 7 日、8 日)
新入生歓迎会※
12 月
クリスマスイベント※
5月
9月
OPUフォーラム
後期授業開始(9 月 24 日)
冬期休業(12 月 22 日∼ 1 月 6 日)
平成 28 年
開学記念日(5 月 29 日)
新年イベント※
6月
球技大会
1月
7月
七夕フェスティバル※
2月
後期試験(2 月 4 日∼ 10 日)
オープンキャンパス
3月
春季休業(3 月1日∼ 31 日)
8月
前期試験(8 月 3 日∼ 7 日)
7 月 七夕フェスティバル
卒業式
前期授業終了(8 月 7 日)
※学友会イベント
夏季休業(8 月 8 日∼ 9 月 23 日)
3 月 学位記授与式
平成27年度部局長等
大学組織図
保健福祉学研究科
看 護 学 専 攻(博士前期課程)
保健福祉学部長
高橋 吉孝
栄 養 学 専 攻(博士前期課程)
看護学科長
山口 三重子 教授
栄養学科長
伊東 秀之
教授
保健福祉学科長
村社 卓
教授
情報工学部長
尾﨑 公一
教授
情報通信工学科長
伊藤 信之
教授
教授
保 健 福 祉 学 専 攻(博士前期課程)
保 健 福 祉 科 学 専 攻(博士後期課程)
(大学院)
情報系工学研究科
デザイン学研究科
シ ス テ ム 工 学 専 攻(博士前期課程)
シ ス テ ム 工 学 専 攻(博士後期課程)
大学 学部・学科
情報システム工学科長
有本 和民
デ ザ イ ン 工 学 専 攻( 修 士 課 程 )
人間情報工学科長
佐藤 洋一郎 教授
造 形 デ ザ イ ン 学 専 攻( 修 士 課 程 )
デザイン学部長
森下 眞行
教授
デザイン工学科長
小野 英志
教授
造形デザイン学科長
難波 久美子 教授
保健福祉学研究科長
高橋 吉孝
看護学専攻長
山口 三重子 教授
栄養学専攻長
伊東 秀之
教授
保健福祉学専攻長
村社 卓
教授
保健福祉科学専攻長
高橋 吉孝
教授
情報系工学研究科長
尾﨑 公一
教授
電子情報通信工学専攻長
伊藤 信之
教授
システム工学専攻長(博士前期)
榊原 勝己
教授
システム工学専攻長(博士後期)
尾﨑 公一
教授
看 護 学 科
保健福祉学部
栄 養 学 科
保 健 福 祉 学 科
(大学)
学長
情 報 通 信 工 学 科
情 報 工 学 部
情 報 シ ス テ ム 工 学 科
人 間 情 報 工 学 科 ※
デザイン学部
デ ザ イ ン 工 学 科
造 形 デ ザ イ ン 学 科
大学院 研究科・専攻
共 通 教 育 部
教育研究開発機構
総合情報機構
デザイン学研究科長
森下 眞行
教授
デザイン工学専攻長
小野 英志
教授
国 際 交 流 セ ン タ ー
造形デザイン学専攻長
難波 久美子 教授
情 報 基 盤 活 用 推 進 セ ン タ ー
共通教育部長
広 報 メ デ ィ ア 開 発 セ ン タ ー
教育研究開発機構
保 健 福 祉 推 進 セ ン タ ー
末岡 浩治
教授
教育研究開発機構長
吉原 直彦
教授
大学教育開発センター長
田内 雅規
特任教授
国際交流センター長
阿部 淳二
特任教授
総合情報機構長
吉原 直彦
教授
情報基盤活用推進センター長
菊井 玄一郎 教授
認 定 看 護 師 教 育 セ ン タ ー
広報メディア開発センター長
嘉数 彰彦
教授
地 域 連 携 推 進 セ ン タ ー
地域共同研究機構長
渡辺 富夫
教授
産学官連携推進センター長
渡辺 富夫
教授
保健福祉推進センター長
谷口 敏代
教授
認定看護師教育センター長
住吉 和子
教授
地域連携推進センター長
佐藤 洋一郎 教授
附 属 図 書 館
総合情報機構
図 書 班
企画広報班
総務課
事 務 局
学 生 部 長
教授
大 学 教 育 開 発 セ ン タ ー
産 学 官 連 携 推 進 セ ン タ ー
地域共同研究機構
教授
総 務 班
学部事務班
経 理 班
教務課
地域共同研究機構
教 務 班
附属図書館長
山下 広美 教授
学生部長
吉原 直彦 教授
学生支援班
※平成 27 年 4 月にスポーツシステム工学科から名称変更
の場に馴染んだ頃、調査は終了する。いつまでも一緒というわけにはいかない。
職員随想
別れは悲しく難しい。データはアンケートやインタビューでも収集できる。し
かし、人は本当のことを書いて(話して)くれるとは限らない。こちらもつい
焦点のぼけたことを聞いてしまう。自ら参加しつつ観察もする。この参与観察
を含むフィールドワークは、人間のやりとりを明らかにするうえで、有効な調
フィールドワークと
ソーシャルワーク
査方法なのだと思う。
一方、ソーシャルワークとは相談援助による生活支援である。私はソーシャ
保健福祉学部 保健福祉学科
むらこそ たかし
教授 村社 卓
この間、3 年、5 年、3 年と、
「知的障害者の就労支援」「ケアマネジメント」「高
齢者ボランティア」の領域でフィールドワークをしている。フィールドワーク
はよく「野良仕事」に例えられる。調査方法として時間はかかり無駄も多い。
でも実りは大きく、成果は感動的でさえある。フィールドワークの成功は調査
対象者との関係が左右する。仲良くなるのは難しい。調査者は「よそ者」だか
らである。どうしたらよいだろう?継続してその場に通い、相手と同じ作業を
してみよう。そして隣の人に「これどうするの?」と聞いてみるのだ。でもそ
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ルワークを教えている。対象者のニーズを明らかにして、必要ならばサービス
に結びつける。フィールドワークとの共通点も多い。対象者との良好な関係形
成が求められる。違いは目的である。データ収集のためなのか、対象者の自己
実現および権利擁護のためなのか、である。
ここ数年、意識的にゼミの学生と一緒にフィールドワークをしている。卒論・
修論作成はもちろん、将来の仕事にも役立つからである。データ収集の方法に
加えて、社会生活の作法も教えている。見本を示さないと学生はわからない。
自分のカッコ悪さも見せている。いくつになっても人間関係は恥ずかしいもの
だ。フィールドワークとソーシャルワーク。語路は良い。でもその関係はまだ
まだ謎が多く、その曖昧さに日々ワクワクしてしまうのである。