音楽評論家野村光一の勧めにより桐朋音楽大学

綾 クレーバーン 東京生まれ、ウィーン在住。 音楽評論家野村光一の勧めにより桐朋音楽大学教授、岡本美智子の下で 4 歳よ
りピアノを始める。 桐朋音楽大学付属「子供の為の音楽教室」より桐朋女子高等学校音楽科を経て
桐朋学園大学音楽部ピアノ科を卒業。同大学の卒業演奏会に出演。
渡欧、1990年ウィーンコンセルバトワールに入学し、リヒテル、ギレリス、
ブーニンなどのピアニストを育てたロシアのネイガウスの門下であり彼のアシ
スタントも務めたレオニード・ブルンベルクに師事。
1996年ウィーンコンセルバトワールを満場一致の最優秀で卒業し、さらに
オーストリアのピアノ製造会社ベーゼンドルファーより 奨学金を授与される。
これまで数多くの国内、国際コンクールに入賞。また ニナ・スヴェートラノフ
、エリザベート・レオンスカヤ、モスクワ音楽院のバスクレセンスキー各氏に
師事。
ヨーロッパのみならずアジアにおける活動も行っており、日本においてソロ・
室内楽のコンサートを行うとともに「むさしのFM」ラジオに出演し、2003年
東京アメリカンクラブにて皇太子殿下、妃殿下の御前演奏を行う。
中国においては河南省鄭州市の音楽院に客員教授として招かれピアノの指導や
講演を行い、また鄭州市にてピアノソロリサイタルおよび公開レッスンを数多
く行った。当地の新聞メディアで絶賛される。
ウィーンでは、在ウィーン日本大使公邸でのコンサートを始め、コンツェルト
ハウスやベーゼンドルファホール等にてソロ、室内楽と多数のコンサートに出
演。
2014年11月国際的な音楽祭である Wien Modern (ウィーン現代音楽祭)にて
、ウィーンフィルハーモニーのチェリスト等と共に室内楽でLuna Alcalayの初
演をし成功を収めた。
現在、オーストリアの作曲家クルト・シュヴェルツィク (Kurt Schwertsik) の意
向により、ピアノソロ全曲集のCD録音を収録中。氏に招かれてのコンサートに
も多数出演。2015年秋には Musikverein (ウィーン楽友協会)にて氏の室内楽コ
ンサートに出演予定。
ウィーンにてブルンベルク教授のアシスタントを務めた他、音楽学校、プライ
ベートのレッスンを行っている。