亀山警察署生活安全課の署員の方を招いて - kameyama

亀 山 東 小 学 校 HP
H.27 年 1 月 1 9 日
文責:校長(佐藤)
亀山警察署生活安全課の署員の方を招いて
1月17日(土)の土曜授業日には、防犯教室と引渡訓練をいたしました。17
0名を超える保護者の方にご参加をいただきました。ご協力ありがとうございまし
た。今回の目的は、校舎内への不審者の侵入に際して、その不審者への職員の対応、
および、児童の避難誘導が安全に円滑に行えるようにするものです。児童、保護者
への訓練はもとより、私たち職員の役割分担を明確にし、緊急事態に備えて危機管理体制を整えるもの
です。今回の侵入事件の経過概要は、このようなことです。
『不審な人物(警察署員の方)が第1棟昇降口から侵入した。2階へ上が
り、廊下から6年2組の教室内をドア越しにじっと見ていた。それに気づい
た担任が、同教室にいた介助員に職員室への応援の指示を出し、児童には教
室前方付近で待機するよう指示してから、廊下に出て、その不振な人物に声
かけなどを行い対応した。職員室で連絡を受けた教頭は、校長の指示のもと、
職員室にいる職員を現場へ急行させ、警察等への通報を指示した。
職員室にいた4人の職員や隣の教室の担任が真っ先に現場に駆けつけ、不審な人物を児童から遠ざけ
るべく、空き教室に誘導し、警察署員が来るまで、その場で対応した。教頭は、全校放送において、不
審な人物が侵入したことを全校職員に知らせた。各学級担任は、児童の安全を守るため、担任とともに、
教室内で児童を待機させた。
約10分後、現場に警察署員が到着して、不審な人物を確保した。校舎内
の安全を確認し、全校児童を体育館に招集して、不審者の侵入事件の経過を
児童に説明した。
』
避難訓練終了後、「防犯教室」として、警察署員の方から、登下校中や戸
外にいるときに、不審者等に出会ったときに注意することを教えていただき
ました。
① いかのおすし・・・「行かない、乗らない、大声で叫ぶ、すぐに逃げる、知らせる」
② 不審者等との距離をとる・・・つねに体をつかまれない程度の間をとること
③ 自動車の後方に逃げる・・・バックは運転しづらいので、不審者から逃げやすい
1月17日は、6434人の方が亡くなった1995年の「阪
神大震災」から、20年を迎えました。また、2011年には、
東日本大震災があり、さらに多くの方が犠牲になりました。強力
な台風や巨大地震など大きな自然災害が発生したり、学校近くで
凶悪な事件が起こったりして、児童だけで下校するのが極めて危険な場合、今
回のように、おうちの人に迎えに来てもらいます。
私たち職員も、今回の訓練を再点検し、さらに精度を高めた危機管理体制を
築いていきたいと思います。このような非常事態が発生したときは、児童の命
の安全を第一に考えて、冷静に、果敢に対応していく覚悟でいます。