PDFファイル - 焼津市立総合病院

平成 27 年度 焼津市立総合病院シンポジウム
脳卒中になったら
~急性期・回復期・維持期~
国民病である脳卒中に対する、 現在の医療、 介護の取り組み
などについて、市内医療機関の先生方と共に、急性期、回復期、
維持期それぞれの立場から分かりやすくお話しします。
日時 平成 27 年
7 月 9 日(木)
入場無料
定員 300 名
申込不要
18:30 ~ 20:30(開場 18:00)
★直接会場に
お越しください
会場 焼津文化会館小ホール
(焼津市三ケ名 1550)
第1部 「救急医療から見た焼津市立総合病院」
焼津市立総合病院 太田 信隆 病院事業管理者
講演《急性期》 「脳卒中になったら-急性期には-」
プログラム
焼津市立総合病院脳神経外科
竹原 誠也 科長
講演《回復期》 「回復期病棟における脳卒中リハビリテーションについて 」 第2部 コミュニティホスピタル 甲賀病院
甲賀 啓介 副院長 講演《維持期》 ①「脳卒中患者の維持期における開業医の役割 」
※講演内容は
裏面参照
さわい医院
澤井 輝行 院長
②「することがない、これでゴール。と言われた時に」
岡本石井病院
大石 敦宣 副病院長
第3部 パネルディスカッション
テーマ 「脳卒中になったら」 -安心して過ごせるように-
■お問い合わせ先
焼津市立総合病院 病院総務課
シンポジウムのお知らせは、右記ホームページでご覧いただけます。
TEL 054-623-3111(代) FAX 054-624-9103 URL http://www.hospital.yaizu.shizuoka.jp/
平成27年度 焼津市立総合病院シンポジウム
第2部講演予定内容
○ 上から講演タイトル、講演者、講演内容
「脳卒中になったら」-急性期には-
【急性期】
焼津市立総合病院脳神経外科 竹原誠也 科長
脳卒中は、突然発症し、後遺障害が残る事が多くあります。これを軽くする為の
対策、当院での取り組みを紹介します。急性期には、症状ができるだけ軽くなるよ
うに、体全体に問題が無いように診療していきます。具体的に、脳出血、脳梗塞、
くも膜下出血の診療を紹介し、安心して療養いただけることをお示しします。
回復期病棟における脳卒中リハビリテーションについて
【回復期】
コミュニティホスピタル 甲賀病院 甲賀啓介 副院長
脳卒中による身体機能障害は極めて多種多様です。これらの障害が生じた方で
も、歩行の自立や、日常生活をおくれるようにするための治療がリハビリテーショ
ンです。できるだけ早期に最大の機能回復をめざして行われる回復期リハビリテー
ションについてご紹介させていただきます。
脳卒中患者の維持期における開業医の役割
【維持期】
さわい医院 澤井輝行 院長
普段の生活にそれほど支障がない患者にとっては再発予防が最も重要です。
一方、重い後遺障害が残り、身の周りのことが自分でできない患者にとっては、
家族のほかかかりつけ医を含めた地域の医療スタッフのサポートも必要です。
これらについて我々開業医(かかりつけ医)の果たす役割を考えてみます。
することがない、これでゴール。と言われた時に
【維持期】
岡本石井病院 大石敦宣 副院長
自宅で生活している焼津市民が脳卒中を発症した時に、救急急性期病院での早期
治療で治癒して自宅に帰る、あるいは回復期リハビリテーションで後遺障害を克服
して自宅に帰る、という‘理想的’モデルは、焼津市の人口減少、高齢化、そして
認知症発症者の増加のため必ずしもその通りに運ばないことが多くなっています。
では「することがない、これでゴール。」と言われた時、自宅に戻れない患者はど
のような医療が受けられるのか。本講演では当院の地域包括ケア病棟、医療療養病
棟に重点を置いて説明します。