aE描耳I I.f週庭園F 心臓核医学 vs心臓CT 愛媛大学医学部放射線医学教室教授 望 月輝一 抄録 冠動脈イメージングに用いるデータを利用して 、 被検者の頭足方向に複数の検出器を持ち 1回転で 心機能(壁運動、壁収縮)の評価も可能である O 任意のスライス断面にて壁運動評価が可能である ワークステ ー ション画面をに示す 。マルチスライ 複数イメージの撮像が可能なマルチスライス CT ( MDCT) はそのスラ イス枚数が4,8,1 6,3 2,40, 64と急速に増加する 一方で、ガン トリー ( x線管 球 ・検出器ユニット)の 回転スピ ドも著名な改 スCTを用 いた壁運動評価と左室造影による壁運動 評価を比較するとよく 一致し、 CTで壁運動評価が 可能で、あることがわかる 。 また、 QGSのような心 善が図られた 。 それに伴って従来苦手とされた拍 動する冠動脈 心臓の イメージングが可能となり 、 電図同期心筋 SPECTの自動解析と同様な定量評価 (左室拡張期容量、収縮期容量、駆出率、 心拍出量、 心筋重量)も可能である 。 [ 図6 ] 冠動脈の狭窄が評価できる レベルにまで達し 、臨 6列MDCTでは約 20 秒 、 床現場てイ受われ始めている 。1 64列の MDCT では 5 ~ 1O秒の息止め造影 CT で冠動脈 の評価が可能である 。 I MDCTを用いた冠動脈・心 臓のイメージング」につい最新の画像を用いて 、 様々な使用方法について解説を行った [ 図1 ]。 MDCTは以下の項目について評価可能である 。 (1)冠動脈狭窄の評価、 ( 2)冠動脈壁プラークの 心筋の染まりをみることで心筋潅流の評価も可 能である 。特に急性心筋梗塞後は微小循環の著名 な低 下 により 、正常部位と 心筋梗塞部位のコント ラストがつくので、急性心筋梗塞部 f 立を明 l 僚にイ メージングできる 。早期相と後期 相 ( 5-8分後) 性状診断(不安定なソフトプラーク v s安定な線維 性または石灰化 プラーク)、 ( 3 ) 左室壁運動・壁収 縮 、 ( 4)心筋潅流(心筋梗塞や虚血の検 出)、 ( 5 ) 冠動脈ツリーと 心機能の融合画像。 すなわち 、心臓核医学で行われている大部分の を撮像すると、その造影パターンにより急性心筋 梗塞再還流療法部位の機能予後の推測も可能であ る。早期相にて広範囲に賞壁性の造影欠損を示し、 後期相 でも広範囲に造影欠損を残す症例では心機 能予後が悪いことが想像される 。 6列や 64列の MDCTが導入され 評価が可能である 。 1 た施設では、冠動脈の評価は臨床応用され始めて いる 。 急性心筋梗塞のみならず、負荷心筋シンチのよ 負荷で虚血の誘発をイメージングするこ うに薬剤j ともある程度出来そうである 。 将来のさらなる多列化 CT245列 CT試作器につい ても紹介した。 冠動脈と心機能の融合画像を作成すると 心機能 CTに比べて著し く改善した 。 [ 図2,3] 64列 CTで 低下とその責任感動脈の関係が明瞭に表示される 。 心機能のパラメータとしては局所壁運動、局所壁 は更に安定して冠動脈の イメージングが評価が可 能となり 、評価可能率が更に向上した 。 収縮 、壁厚、 CT値 ( HU) などを用いることができ る。 マルチスライス CTによる冠動脈の評価は内腔の 評価のみでなく、ステント内の再狭窄の有無 [ 図4] や、血栓(プラーク)の性状診断もある程度可能 である 。すなわち 、 リピッ ドコアが多 く 、 破綻を ある意味では心臓核医学と競合する 心臓 CTの最 前線を 心臓核医学と 比較しながら紹介・解説を行 った 。 臨床評価可能率は 1 6列CTでは 4列マルチスライス きたしやすい危険なプラークは脂質を反映して CT 値が低い傾向がある 。 [ 図5 ] 1 7- 図1 図2 図3 図4 1 5t h eplaque50fto rhard? 冠動脈 4k │ 曜P 机 CAG <50% ・暦?ー咽 4 " ' " 叩 叩 附開 事 件 J: │ ・ I r t l l S 士 一 ー 一 一 一 一 一. l . ' 1 i l i rnw 匂り γの健治・隠れ . "'"酬抽"同~川町"""叩円....加r.HaI!"I' 川 町 . f l l 図6 図5 -1 8
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