平成25年 2月号

☆はじめに
はじめに☆
はじめに☆
「鬼は~そとっ・福は~うちっ」の元気な
掛け声が響くと、すぐに春を向えます。園で
は一足早く 1 日に豆まきをしました。やっと
日中は春の陽気を肌で感じられるようになり
ましたが、朝晩はまだまだ寒いですね。季節
の変わり目は大人でも体調を崩しがちになり
ます。お子さんの体調管理をしっかりお願い
します。今年度も余すところあと二か月とな
りました。そしていよいよミント組は卒園を
迎えます。他のクラスも一年のまとめの時期
として一日一日を元気に過ごしてまいりま
す。ところで、豆撒きで追い払う「鬼」とは
何を指すのでしょう?説によると、豆まきの
起源である宮中行事の追儺(ついな)式の由
来から、1 つは「疫鬼」、疫病神です。次に魑
魅魍魎(ちみもうりょう)。自然の中に棲んでい
る邪悪な精で、人間や作物などに悪さをしま
す。民族学的には、「鬼」は「陰(おぬ)」が変
化したという説が有力で、陰(マイナス)の
気が極端に集まったものだということです。
鬼は今もそこにいるのでしょうか。
☆職員研修
職員研修☆
職員研修
園では保育士、看護師の資質を向上させて
いくために保育に支障の無い範囲でさまざま
な研修に参加しています。また、参加するこ
とだけが目的とならないために、定期的に園
内研修の形で展開、情報共有しています。い
まの子どもたちは性格、保健面からもデリケ
ートな要素を持っているケースが増えていま
す。それぞれ場当たり的な保育にならないよ
う、根拠を持った保育を実践してまいります。
7(木)乳児保育研修・・北原
乳幼児保健研修・・河村
13(水)保育理念研修・・北原
18(月)幼児保育研修・・吉見
26(火)南区保育所職員研修・・中田
28(金)児童虐待防止会議・・中村
☆小1プロブレム☆
プロブレム☆
ミント組は4月から「小学校」という新しいステージに立
つことになりますが、今、学校教育業界では「小1プロブ
レム(問題)」というキーワードが盛んに出ています。入学
したばかりの小学生が教室で座っていられなかったり、集
団行動が取れず適応できない状態のことで、十数年前から
目立ち始めたと言われています。東京の公立小学校の4校
に1校はその状態といった結果も出ています。原因として
は幼稚園や保育園からの生活が急に変わったことや、基本
的な生活習慣の欠如、コミュニケーション能力の不足、し
つけの不足などが挙げられています。最近の育児書にはよ
く「ほめて育てる子育て」といった視点で書かれています。
決して否定しませんし、私もどちらかと言えばその考え方
の部類の人間です。しかし、何でもかんでもではなく、諭
す、叱る(怒るではありません)ことも同じようにしっか
りやるべきと考えています。重い言い方になりますが、規
則、ルール、約束ごとがあった上で成り立つ社会生活です。
園でも様々な決まりごとがあって、守らないといけないこ
とは体感してくれていますので子どもたちは大丈夫です。
今後は幼稚園と小学校の一貫教育などいろいろな取り組み
がなされるとは思いますが、
「小学校に上がるまでは足し算
や読み書きができるように」とか、小学校サイドの視点に
立った「早期教育」の前倒的な取り組みでは更に窮屈にな
ってきて、解決にならないと思います。さまざまな幼稚園
や保育所の取り組みを踏まえたうえで小学校の在り方をも
っともっと考えていただきたいと思います。
「学級崩壊」な
どの言葉も前々から言われていますが、ほとぼりがさめ、
またしばらくして、
「パッ」と散発的に騒がれたり・・なか
なか解決しない難しい問題なのでしょうね。
1(金)誕生会・節分の豆まき
8(金)身体計測
14(木)クッキング(恵方巻き)
16(土)保護者懇談会・講演会・作品展示
25(月)避難訓練
27(水)音楽会リハーサル(南公会堂)
※お弁当の日とさせていただきます。
☆行事関係
行事関係の
行事関係の補足周知☆
補足周知
■節分(1 日)
みんなホールに集まって豆まきをしました。
手作りの大きい鬼に向かって心の中の「泣き
虫鬼」や「おこりんぼ鬼」を追い払うことが
できました。
■保護者懇談会等(16 日:9 時 00 分~)
就学、進級に向けたクラス懇談会を行います。
その後嘱託医(歯科医)さんからの講演会を
行います。子どもたちの一連の作品を保育室
に展示していますので合間を見てご覧くださ
い。
■音楽会リハーサル(27 日)
9 時から南公会堂で行います。8 時 45 分ま
でには登園をお願いします。なお、当日はリ
ハーサル終了後園外保育を兼ねて近隣の公園
で昼食を取りますので、雨天時でもお弁当を
ご持参ください。