受験体験記 37回生 1 3年間(または1年間)努力したこと・気をつけたこと

受験体験記 37回生
1 3年間(または1年間)努力したこと・気をつけたこと(学習・生活など)
・受験は団体戦という言葉を聞いてから、本番が近づくにつれて、その意味がはっきりとわかってきました。みんなの本
気が伝わってくると同時に、自分の緩んだ気を張り直してくれました。なるべく全員で成長して乗り越えていると思う
ようにすることで1年間辛いときも前に進めたと思います。
・部活や行事は全力でやればいい。部活をすると生活習慣が整うのでしっかり最後まで続けた方が良い。むしろそこで全
力を出せない人は受験でも全力を出せない。
・授業をとにかく真面目に受ける。どれだけ家で頑張っているといっても結局先生の授業を受けた方が伸びる。
・何に対しても、一緒に頑張っていける友達を作ることが大切。
2 学習方法について(授業や補習の活用、苦手科目の克服方法など)
・新しい問題集はいらない。学校で買った問題集を完璧にしたら自信がついた。参考書がボロボロになるまでやる。
・わからないところはどんどん先生に聞いた。学校を最大限に利用した。学校にいれる時間はほとんど学校で勉強した。
・ひたすらガリガリ君にボールペンでガリガリした。特に英語。単語よりも文で覚えた方が覚えやすいと思うし、文法の
勉強にもなったりした。
・家庭の自学自習については特に工夫はしていないが、精神状態の安定のための環境作りは必要。例えば部屋の掃除・片付
けなど、マンガなどの誘惑なものは片付けた。自分の方向性を示すものとして模試の結果などを意識を保つために利用し
た。一人での勉強を中心に学習に取り組んだ。精神的に不安定になるときと、分からない問題を聞くときには、友達と一
緒にいるときの方が良い。また、好きな先生を作ることが大切、先生を好きになることでも良い。人から学ぶのだから、
敬う気持ちがないと素直に吸収できない。学力の向上にはつながらない。
4 担任との面談・受験校の決定について
・担任の先生は色々な大学のことを知っているのでよく相談に行った。自分の知らない大学を教えてもらえた。
・先生の話はとても参考になります。先生たちは全力で応援してくれます。面談の回数も多く、どんなことでも相談に乗
ってくれます。悩んでるなら、話してみましょう。
・センターが終わってから国公立の受験校を決める面談が1番心に残っています。センターでA判定が出た第2志望の大
学にするか、C判定だった第1志望の大学にするか、すごく悩みました。自分では落ちるのが怖いから第2志望の方に
してしまおうという気持ちが強かったけど、心のどこかで第1志望の方も受かるかも…と思っていて、本当に決定しづ
らかったです。そのとき、担任の先生や粟生先生やたくさんの先生方が「後悔しない方に。
」と背中を押してくださった
ので、第1志望の方に挑戦できました。結果もついてきたので、感謝の気持ちでいっぱいです。
・自分に妥当な志望校を調べて第1志望にしてたけど、先生に「E判定が付くところを目標にしよう」と言われ、1つレ
ベルを上げた。その大学の判定を少しでも良くしたいと思って勉強を頑張れた。
・センター試験を終えて、国公立の受験校を決めるとき、自分の行きたかったところは可能性が無いと言われました。悔
しかったけど、あのまま先生が私のことを一生懸命考えてくれずに、可能性の無いところを受験していたら、とても意
味の無い受験になったと思います。3年になってから、何度も何度も面談して、その中で少しでも可能性が高いところ、
自分の行きたいところを受験できたのは、たくさんの面談があったからだと思います。モチベーションや自分の現在の
実力もはっきりするので大切!!
・先生は学習方法なども本当に真剣に相談に乗ってくれて、面談のたびにパワーをもらって「もっと頑張ろう」と思えま
した。辛いときも抱え込まないで先生に話してみると気分が晴れました。本当に東高の先生は素敵な先生ばかりです!
・担任や、学校の先生は受験のスペシャリスト、頼れ。ここには最高の教師陣がいる。活用しなくては損。漠然としていて
いいから、行きたいところを決める。トップを狙って目標点を決めろ。
・情報量が全然違う。自分たちは初めての受験だが、先生達は何度も経験した経験があり、相談を何度もできて良かった。
そして小さなことでも相談すべき。
6 受験の結果を手にして感じたこと
・家族が喜んでくれて本当に嬉しかった。お母さんの涙を見たときは、自分だけの受験じゃなかったんだなぁって思った。
・99.9%落ちていると思ったので、受かったと分った時は信じられなかった。なにより友達や先生が一緒に喜んでくれた
のが嬉しかった。その時初めて自分は一人じゃないんだ、一人で戦っていたわけではなかったんだと思えた。
・受験番号見つけたとき、今まで勉強してきてよかったと思えた。自分の周りには、勉強している姿で励まし合う友達が
たくさんいたが、その友達に感謝している。家族や先生方にも感謝です。
・本当に頑張ってた友達の合格で泣きそうになった。
・書類に入学後すぐにTOEICのテストがあると書いてあったので、合格しても終わりじゃないと思い知らされた。
・安心した。これから進学先で頑張ってやろうと思った。世間一般の「上」はよく分からないけど、自分が思う「上」に行
ってやろうと思った。頑張ればよかったという後悔はあるが、悔いはない。この結果が素直に嬉しかった。
7 3年生1学期頃の自分への助言
・1年間も勉強づけなんて無理!って思うかもしれないけど、1年って本当にあっという間に過ぎるから。一生懸命やれ
ばやるほどあっという間。
・周りの子たちが「自分は頑張ってる」みたいなことを言うけど、自分には、そんな「頑張ってる」なんて言える自信が
全くなくて、
「やっぱり私ダメなんだ…」って思ってたけど、そんなことは関係ない。自分が満足しないのは当たり前。
満足して自分は頑張ってるって認めたら負け。それより上を目指せなくなるから。満足するのが難しいような高いレベ
ルを基準にして、勉強してればいいんだよ、と伝えたい。
8 高校受験と大学受験のちがい
・大学受験は3年間すべてが勝負。1年生のときから気が抜けない。受験料も高いし、私立も受けないといけないとなる
と、お金がすごくかかる。親への感謝の気持ちを常に持っていて欲しいです。
・全てが違う。緊張感から試験内容、範囲の多さ、試験後の不安、そして合格したときの嬉しさなど、スケールが全く違
う。
・高校受験は願書とか学校がやってくれるけど、大学受験は全部自分でやらないといけないから責任がある。会場に行く
までに電車とかバスだから行き帰りだけでも疲れてしまうから大変。
・結果で人生が変わるのでとても重い。自分だけでなく周りの人たちの支えが必要。
・大学受験はまず自分と向き合い、自分でやりたいことを見つけ、悩んで悩んだ上大学を選ぶので、その学校に入りたい
という本気度が高校受験とは全く違う。その意思が強い人ほど勝つ気がする
・高校受験は逆転は難しいが大学受験は大逆転は可能です。
9 その他(後輩へのアドバイス・メッセージなど何でも)
・入試はお金がかかるから、親に感謝してください。
・迷ったら苦しい道を選ぶ。
・教室はきれいな方が絶対にいい!教室がきれいだと自然とやる気も出る!始めは、教室のきれいさでやる気が変わる訳
ないと思ったけど、自分たちや先生も一緒にきれいにしたからこそやる気が出るんだと気づいた。
・3年間で友達の大切さを感じました。私は3年間同じクラスだった子に、悩んでたとき、大変なときなど本当に助けら
れました。その子はセンター試験ですごく点数をとってたし尊敬する友達で、そんな友達を見て私は頑張れたので、と
ても感謝しています!友達は最高です!!
・実力はいつ伸びるか分かりません。僕はセンター直前までずっと伸びませんでした。でもあきらめなかった結果、なん
とセンター当日に70点ほど伸びました。努力は絶対報われます。裏切りません。どうか最後まであきらめず全力疾走
でかけ抜けてください!
・入試は忍耐。どんなに結果が出なくたって、どんなに苦しくて悔しくて、悲しくても、机から離れたりペンを置いたり、
逃げてはいけない。逃げなければ必ず、必ず結果はついてくる。
・大学受験はイメージしにくいかもしれません。何をしていいか分からないのなら、東高の先生方のおっしゃることを実
践してみてください。必ず成果は現れます。
・自分の行き先に迷うこと、成績に悩むこと、真剣に自分と向き合えるのは受験ならではです。この機会を自分を成長さ
せるチャンスであるとポジティブに考えて、受験を楽しみましょう。
・当たり前のことを当たり前にやれば、成績はもちろん、そして勉強ばかりの日常が輝いて見える
・奇跡は軌跡
・不安になった時は、周りではなく昨日の自分と比べてみて! 大丈夫、少しずつ成長しているから
・やりたいことが決まってない人ほど進路室とか行ったり大学パンフレットとか見まくって勉強する理由を見つけてほし
い。
・1学期の中間後から。昼放課に勉強する人が増え始め、なにげない会話にも受験の話が増えてきた。そのなかで自分は
何をすべきかを考え、出来ることを必死にやっていった。そうしてクラスのみんなで受験という雰囲気を作っていった。
・たぶんこのメッセージを読んでいることはまだ受験のこともあまりわかっていない状態だと思いますが、自分が受験を
終えて一番感じたことは、受験ってのはこんなに早く終わってしまうんだなぁ、ということです。特に、11月~12
月が一番早くそして一番辛い時期だと思います。教室の空気感は変わり、周りの口数も少なくなったり、色々と変化が
あります。その中でどうやってモチベーションを保つといいかと考えた結果、一番いいのは自分と同じくらいのレベル
のライバルを見つける事だと思いました。勉強の間にそのライバルと話をすることで、自分も頑張らないとと気持ちが
切り替わったり、いい気分転換になると思います。それとライバルに「勉強どれくらいやってる?」と聞かれたら自分
がやっていることより少し盛って話してあげると相手のモチベーションも上がると思うのでいいと思います。とにかく
受験はすぐに終わってしまうので、できることを今のうちに進めておくことをオススメします。
・自分が受験生にとって最も大事だと思っているのは“素直でいること”だと思います。先生からすすめられたことは自
分に合っていないと思っても試してみたり、先生が講座を開いてくれた時などは欠かさずに参加しました。唯一自分が
誇れることは、土学やお盆年末などの学習会に全て参加したことです。学習会に参加したからといって成績が良くなる
とは限らないけど、絶対に一人でやるよりはクラスのみんなとやった方がいいです!!最後に新3年生、特に野球部に
向けて、多分この受験体験記が配られるときはほとんどの人が受験に対して本気で意識していないと思います。でも夏
が過ぎたらあっという間です。正直なところ、勉強しかやることがありません。みんな努力することは好きだと思うの
で、ぜひ勉強にも野球と同じように努力することを忘れずにがんばってください。
・今、受験を終えて、一番感じていることは仲間の大切さです。
「受験は団体戦」とよく言われます。私は、正直その言
葉の意味がよく分かっていませんでした。結局勉強は自分次第でやるかやらないかだし、受験するのも自分。なのに何
故団体戦なんだろうと考えていました。しかし、夏休み頃、私が自分の進む道に本当に悩むときがありました。いつも
一緒にいてくれたある一人の友人にたくさん相談しました。その友達とは一年の時からずっと同じクラスだったけど、
こんなに心の底から悩みを相談したのは初めてでした。心の中では自分で答を出せているはずなのに、ただそれが本当
に正しいのか迷っていた私の背中を押してくれたのがその友達でした。また、クラスの友達にもたくさん話を聴いても
らいました。模試でもうまく結果が出せず受験に本気になれなくて進路室で大泣きしたときも廊下でずっと待っていて
くれて一緒に帰ってくれ話を聴いてくれたのも友達でした。国公立前期で合格しても後期まで学校で勉強しようと決め
て、お互いに結果を知らせずに勉強すると約束しました。毎日毎日、隣で学校が開く時間から閉まる時間まで勉強しま
した。心が折れそうな時、泣きたい時、私の周りにはいつもクラスのみんながいました。それぞれの能力も、力の差も
ある、それぞれの勉強法だって、気の抜き方だって違う、だけど仲間がいるってことはそれだけで心強いことだし、い
ざというときに支えになってくれるものです。私の受験はけっして個人戦なんかじゃありませんでした。みんながいた
から乗り越えられたこの一年だったと改めて感じます。先生、そして37回生のみんなに感謝いっぱいです。これから
受験生となるみなさん、つらいこと、悲しいことは少なからず誰にでもあると思います。だけど、最後まで勉強し続け
てください。誰にも負けないくらいに。そして、プライドなんか捨ててください。どんなに惨めでも、まっすぐに、そ
して一生懸命に1日を過ごしてください。きっといい結果が待っています。応援しています。