Ｋ小学生用ｌ【６月３日中国で天安門事件が起きた日】（１９８９年６月３日）（コピー資料）「６月３日１さ、中国で天安門事件が起きた日」∼心１さ支配できない∼ １９８９年４月ごろから、北京市の天安門広場では、学生が民主化を求めてストライキをはしめました。このきっかけは、かつて民主化運動に理解をしめしたために批判され、失脚した胡耀邦（こようほう）の追悼集会でした。はじめは、学生だけの問題と報道され、中国国内でも重要視されなかったのですが、次第に天安門広場が意見を自由に発表できる場へとかわっていったことで、当局はこの事態におそれをなし、軍事力で制圧することにふみきったのです。学生グループのみならす、知識人など、さまざまな団体や集団、個人が政治的な民主化を求める文書を発表し、国内外の世論にうったえたことは、大きく国をゆさぶったのでした。６月３日から４日にかけて、天安門広場でのデモ行進に参加する人ノマを「人民解放軍」が無差別に虐殺するというショッキングな事件（天安門事件）が起こり、世界中に衝撃をあたえました。また、武力による弾圧をすすめる戦車の前に、ひとりの若者が飛び出し、その戦車は立ち往生したまま戻っていくという映像も世界にながされました。中国政府の発表によれば、天安門事件による死者は、３１９人となっていますが、それよりはるかに多い死者がでたとの説もあります。この事件で、市民も学生も軍人も、多くの人が命を落としたのは事実です。この天安門事件は、世界各国で報道されました。それがきっかけで、ヨーロッパ諸国は中国への兵器輸出を禁止したのです。世界中からの非難をあびたことで、当時の中国共産党総書記である趙紫陽（ちょうしよう）が、デモ隊に同情的な発言をして失脚し、権力闘争の火種となったのです。参考文献；Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ天安門事件（説話）経済成長いちじるしい中国は今、世界中から注目を集めています。そんな中国の北京市で、１９８９年６月３日 ∼ ４日にかけて、天安門前広場にあつまった市民や学生が、国の軍事力によってたくさん殺されるといういたましい事件が起こりました。それは、天安門事件として世界中に報道されました。民主化をすすめる運動に理解をしめし、失脚した中国共産前総書記の胡耀邦（こようほう）Ｚ：）ｉ心臓発作で急死したのをきっかけに、学生たちが追悼集会をひらいたのがデモのはじまりでした。こうした学生の動きに賛同した市民や、知識人やグループが政治的な民主化をすすめようと、次ノマと声をあげていったのです。そのことに危機感をもった国は、そのデモ隊を軍事力で制圧することを決め、天安門広場にあつまっていた人ノマを無差別に殺しました。このニュースは、ただちに世界各国に流れ、人権を無視した横暴なやりかたに国際的な非難が集中したのです。この事件をきっかけに、国民から生まれた民主化への強い願いは、国際的な中国の位置づけを大きく進展させることにつながっていきました。暴力では、人の心は支配できないことを、この事件からも私たちは学ぶことができるのではないでしょうか。人に左右されることなく、わたしたちが自分の意思によって行動することで、未来はきりひらかれていくのです。自由と平等をもとめる精神のあるかぎり、進むぺき道をあやまることはありません。・５９中学生用１【６月３日中国天安門事件の日】（１９８９年６月３日）（コピー資料）「６月３日侍中国天安門事件の日」天安門事件とは６月３日から４日、中国の北京市において、天安門広場に集結していたデモ隊が「人民解放軍」によって殺傷された大量虐殺事件のことを言います。かつて民主化運動に理解を示したために失脚した中国共産党前書記の胡耀邦（こようほう）の追悼集会を開くために集まった北京の学生たち。彼らは当局の規制を無視して天安門広場に座り込みを始めまけ。次第に天安門広場は意見を自由に発表できる場、民主化を求める場と変わっていきます。この事態に恐れをなした当局はついに戦車や装甲車を出動させ、軍事力でデモの参加者を無差別に虐殺、強制的に天安門広場から学生たちを退去させました。死者数は数千人説もあり｜ますが、中国政府は３１９人と発表しています。その後も中国のインターネット検索では絶対に中国人民の目に見えなＴ〃一一ｊいよう公安部が常に監視し、「ＹＡＨＯＯ！」で検索しても一切情報か出力されないと言われています。そのため今の中国の若者たちはこの事件を知らない世代に変わりつつあるとも言われます。一党独裁・共産圏の特徴である「言論の封殺・思想の管理」が徹底して行われているのです。この事件は世界各国で報道され、世界からも多くの非難が中国に浴びせられましたが、皆さんはこの事件のことを知ってどう思いますか？【天安門広場】参照資料：フリー百科事典「ウィキペディア」（説話）６月３日は中国で天安門事件が起こった日です。１９８９年のこと、中国は北京に天安門広場という場所がありますが、そこに大勢の若者たち、学生たちが集まり始めます。最初は民主化運動に理解を示したために中国共産党書記の座から失脚した胡耀邦（こようほう）の追悼集会のために集まっていましたが、次第に民主化を求める場、意見を自由に言える場へと変わっていきました。政府の汚職や腐敗を非難し、西洋的な民主政冶の手続きを求める声があかるようになると、中国当局は体制の崩壊に危機感を抱き、戦車を出動させ、軍事力で無差別に若者たち虐殺し、強制的に広場から排除しました。死者は数千人という説もありますが、中国政府は３１９人と発表しています。戦車にひかれた大勢の若者たちの姿が政界各国でも報道され、世界から人権抑圧として大きな批判を浴びる結果となりました。現在では、中国のインターネットで天安門広場を検索しても一切その情報は出力されないようにされ、常に公安当局が監視していると言われています。今の若者たちはその事件のことを知らなくなってきているとも言われており、徹底して「言論の封殺・思想の管理」が行われているのか現状です。日本は民主主義国家であり、憲法でも言論の自由が保障されていますが、共産主義の国々ではそういったことか許されていない現状かあるのです。みなさんはこの事件のことを知ってどう思いますか？また、日本がこれからも民主主義の国であり続けるためには何か必要だと思いますか？６０ノ〃｀【６月４日中国天安門事件の日】資料・ ● 幽ニ￥？ｌ，ｊ殤Ｓぐ・荊４皿 ①【天安門広場】Ｆ・ｔ幟心 ②【天安門広場の戦車】 ① フリー百科事典「ウィキベディア」 ② 平和教育カレンダー補助資料ｖｏｌ．ｌｐ４４６１