「1年間の所感と来期への抱負」 地域振興課市民交通係 太田 貴也 私の所属する地域振興課は、今年度から誕生した新しい課です。市民交通係 と地域づくり係の二つの係があり、地域振興バス、交通安全に関すること、地 域づくりの企画、指導援助等が主な業務です。 私は、市民交通係として主に長野県民交通災害共済に関すること、地域振興 バスに関すること、市内の放置自転車の対応、年4回行われる交通安全運動の 対応などを担当しています。 それぞれの係は、共に少人数体制のため、一人一人が行う業務の幅は広く大 変な面はたくさんあります。しかし、少人数だからこそできる密なコミュニケ ーションを大切にしており、雰囲気が良くアットホームな職場です。 社会人として仕事をしていく中で一つ重要な要素としてあげられるのが、よ く言われるコミュニケーション能力です。あらゆる場面において情報を共有す ることや他の職員へ連絡、相談することは、より付加価値のある確実な仕事を 生み出していくためにとても大切な要素となります。基本となる部分ではあり ますが、密なコミュニケーションを当たり前に取り合える職場環境づくりは重 要だと感じます。 約1年間市の職員として業務を行ってきましたが、市役所の仕事は、民間企 業のようにノルマや利潤を追求するものではありません。あらゆる課、係が様々 な行政サービスを提供し、市民の福祉の向上という根底にある理念を追求して います。それぞれの担当する業務は細分化されており、個人という単位で見た ら小さな価値しか生み出せないのかもしれませんが、一人一人の小さな力、役 割、取組が積み重なって市政を動かしているのだと実感する時、とても大きな やりがいを味わうことができます。 2年目になる来期は、既存のものより少しでも価値のあるサービスを市民の 方に届けられるように、市の職員という強い使命感をもって業務を行っていき たいと思います。
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