竹屋陶板浴社長 No.70 京子のつぶやき 若い世代に伝えたい 助産師さんのお話を聞く機会がありました。大の陶板浴ファンで三鷹にある 「まなみ助産院」を開業されている助産師さんです。ご自分のところに来られ た妊婦さんに陶板浴をお薦めしているそうです。とても新鮮なお話で身体を温 める大切さを再認識しました。自分が冷えているかどうかは温めて始めて分か ると言いますが、ほんとそうですよね。一日冷房の効いた部屋にいた後など陶 板浴へ入ると冷えている場所がジーンときます。お話を聞いていて、昔親から 毛糸のパンツを履くように言われ、モコモコしているのが嫌だったのを思い出 しました。昔は今より身体を温めることを親からきつく言われていたような気 がします。胎児の身体に負担がかからず居心地が良いのは 40 度ぐらいの羊水で、 低体温の胎児は 38 度ぐらいだそうです。妊婦さんが冷えていると血管が縮まり 老廃物が流れなく足がむくんでしまったり、お腹がキュウと張って胎児も下が り苦しい状態になるそうです。また羊水が冷たいと、出産のときに胎児に胎脂 が張り付いてくるそうです。身体が温まっていると産道も広がりやすくお産が 楽だし、産後の快復も早く、母乳の出も良いとのこと。母乳も血液の流れと一 緒なのでしょう。妊婦は身体を冷やしては絶対ダメよとの言葉は若い世代に伝 えていかなければと心に留めました。母親が心地よいのは赤ちゃんにとっても 良い環境なんですね。身体が冷えているとお腹の中もリラックスしないのでし ょう。 「産まれてくるその日まで陶板浴はいいですよ」とお褒めを頂きました。 そして不妊症の方。不妊症の原因に挙げられるのは便秘、寝不足、運動不足な どで、そして身体を温めると内臓の働きも良くなり妊娠につながるとのお話で した。やはり低体温は全てに良くないのでしょう。竹屋陶板浴でも不妊症の方 に喜ばれています。 お客様が「今日は誰とも話をしてないのよ、ここで初めて人と話をするの」 と言いました。以前の私でしたら、あらそんなもんかしらと聞き流していまし たが、今はそうではありません。会長である夫がくも膜下出血で倒れ 6 年半が 過ぎ、竹屋の前にあるグループホームでお世話になるようになりました。歩い て 0 分ですから毎日のように顔を出せる場所で恵まれていますが、私もお一人 様の気持ちが少し分かるようになったのです。買い物に行っても「お魚 1 尾で いいのに」とか、夫の好物が眼に入ると食べていた雰囲気を思い出したり。し かし人生お一人様の訓練も必要かなと思う私です。温泉でもお芝居でも一人で 出かけていける訓練をしておかないと、寂しい日々を過ごすことになってしま うのではないかと心がけています。陶板浴内では「お一人様倶楽部」をつくろ うよとの声があるくらいです。自分で望まないのに一人なってしまった人、好 きで一人でいる人、どちらにしても健康が一番です、それにお友達。陶板浴で 健康もお友だちもつくって下さい。
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