信号とシステム演習 山梨大学 電気電子工学科 2015年度 今日の演習内容 • ディジタル信号処理の基礎 信号の分類 アナログ信号処理とディジタル信号処理 • ディジタル信号処理のための数学 正弦波 複素数 無限等比級数 ベクトル 262053 信号とシステム演習 2 演習の方法 準備 予め演習内容を読んでおく 自宅 相談 学生間で自由に相談 10~15分 解答 MS Word で,各自解答を作成 40分~50分 答案提出 答案を提出 e-learningシステム 自己採点 解答例に従い自己採点 10~15分 結果提出 自己採点結果を提出 262053 信号とシステム演習 e-learningシステム 3 演習の準備 1. Webブラウザを起動し,演習資料を閲覧で きる状態にする. 2. MATLABを起動する. 3. Microsoft Word を起動する. 4. Word の冒頭には,講義名,学籍番号,氏 名,日付を記入しておく. 5. 以下の演習問題を解き,解答をWordファイ ルに記入する. 262053 信号とシステム演習 4 演習問題1 1. 信号は,時間方向と振幅方向が連続か離散 かによって4つの種類に分類できる.信号の 4つの種類の名称を答えよ. 2. ディジタル信号処理のアナログ信号処理に 対する利点を3つ示せ. 262053 信号とシステム演習 5 演習問題2 1. 振幅1.5,角周波数𝜔 = 3[rad/sec],初期位相 𝜋 𝜃 = [rad]の正弦波の式を示せ. 3 2. 複素数𝑎 = 1 + 𝑗, 𝑏 = 1 − 3𝑗について,以下 の問いに答えよ. 1. 𝑎, 𝑏 を極座標形式に変形せよ. 2. 𝑎, 𝑏 の和𝑎 + 𝑏,差𝑎 − 𝑏,積𝑎𝑏,商 を計算せよ. 𝑎 𝑏 3. 次ページのMATLABスクリプトを実行し,2.の計算 結果に対応したベクトルが描かれているかどうか, 確認せよ.確認できたら,図をWordファイルにコ ピーせよ. 262053 信号とシステム演習 6 演習問題2(続き) a=1+j; b=1-sqrt(3)*j; compass(a, 'k'); hold on; compass(b, 'r'); compass(a+b, 'g'); compass(a-b, 'b'); compass(a*b, 'm'); compass(a/b, 'c'); hold off; (注) compass( )は原点からベク トルを描く命令 MATLABでグラフを描く命令につ いては次回の演習で詳しく説明 します. 262053 信号とシステム演習 7 演習問題3 2つのベクトルを𝒂 = 2,1 , 𝒃 = (1,2) とする. 𝑦 1. 𝒂の𝒃への正射影を𝒄0 とする. 𝒄0 2 を求めよ. 2. 𝒄0 の𝒂への正射影を𝒄1 とする. 𝒄1 を求めよ. 1 3. 𝒄1 の𝒃への正射影を𝒄2 とする. 𝒄2 を求めよ. 4. 𝒄2 の𝒂への正射影を𝒄3 とする. 𝒄3 を求めよ. 5. 𝑆 = 𝑐0 + 𝑐1 + 𝑐2 + ⋯とい う無限級数の和を求めよ. 262053 信号とシステム演習 𝒃 𝒄0 𝒂 𝒄1 1 𝑥 2 8
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