拡大する低貸メダル営業

 Vol.36 2013年4月号
拡大する低貸メダル営業
今回は、急速な拡大を見せている低貸メダル営業についてお伝えします。
低貸メダル営業があって当たり前の時代に
低貸メダル営業が急速な拡大を見せています。導入ホール
数は全国で半数に迫る勢いを見せ
(P-WORLD調べ)
、もは
や低貸玉営業同様に
「あって当たり前」の状況となりました。
既にその是非を問う段階は終わり、今や導入を前提に考え
なればならない時代に突入したとも言えます。ここ最近登場
した話題機も、市場を押し上げるまでの勢いが見られません。
パチンコ同様、パチスロにおいても新台入替に特化した営業
は限界を迎えています。今後のパチスロ営業はホールの強弱
を問わず、低貸メダル営業の運用が大きなポイントと言える
でしょう。
低貸メダル営業の実態
最近の低貸メダル営業の実態を探ってみましょう。主流の
5スロは既に飽和状態となり、新台の投入も珍しいことでは
なくなりました。当然のごとく、遊技機運用にチェーンメリッ
トを活かせる大手に分があり、熾烈な消耗戦が全国各地で
繰り広げられています。その他、すき間となる10スロ、8スロ
などの成功事例は多く見られません。
そのような中、新たな差別化施策として2スロが徐々にシェ
アを伸ばしています。しかし、2スロは需要こそ高いものの、
その単価の低さより収益性が低く、現状打開策としてはリス
クが高過ぎます。あくまで少台数の導入、かつ、パチスロへ
の入口商品としての目的で運用するのが好ましいと言えるで
しょう。
5スロAタイプの運用の可能性
今後の低貸メダル営業は、5スロAタイプの運用の可能性
洞化ゾーンとも言えます。これまでAタイプは低貸メダル営業
を探ることができるでしょう。現在、低貸メダル営業の機種
では稼働しないという結果が出ていました。しかし、Aタイプ
構成はARTタイプのバラエティーが主流となっており、遊技
を好む中高年層の置かれた経済状況を考慮すると、今後は
客層は若者客が多くを占めています。中高年層は、比較的
需要が拡大していく可能性も考えられます。
低単価である20スロのAタイプを主に遊技している状況です。
低貸メダル営業時代における新たな差別化施策のひとつ
低貸メダル営業におけるAタイプは、供給が存在しない空
として、5スロAタイプの可能性に着目しましょう。
低貸メダル営業はあって当たり前の時代に
新たな差別化施策の可能性は、5スロAタイプの運用
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