《キャリア教育って何?》

《キャリア教育って何?》
【難しくいうと・・・】
「知的障害特別支援学校におけるキャリア教育とは、児童・生徒の実態に応じて、労働
や就職・就労のみにとらわれず、自分でやれることを増やしていこうとする態度・意欲(勤
労観)を育み、自らの生き方を主体的に考え、進路を適切に選択できる能力・態度(職業
観)を障害の特性や発達段階に応じて育成する教育」
【本校のキャリア教育の4領域と16項目】
人間関係形成能力
情報活用能力
将来設計能力
意思決定能力
他者の個性を尊重し、 学ぶこと・働くこと 夢や希望を持って将 自 ら の 意 思 と 責 任
自己の個性を発揮し の 意 義 や 役 割 及 び 来の生き方や生活を でよりよい選択・決
ながら、様々な人とコ そ の 多 様 性 を 理 解 考え、社会の現実を踏 定を行うとともに、
ミュニケーションを し、幅広く情報を活 まえながら、前向きに そ の 家 庭 で 野 課 題
図り、協力・確認して 用 し て 自 己 の 進 路 自己の将来を設計す や葛藤に取り組む
取り組む
や生き方の選択に る
生かす
①コミュニケーショ ⑤決まりを守る
⑨健康な体作り
⑬自主性・積極性
ン力・やりとり
②協力・役割の理解
⑥役割を果たす
⑩手指の巧緻性
⑭好奇心・楽しむ
③挨拶・報告
⑦公共のマナー
⑪基本的生活習慣
⑮自己評価
④清潔・身だしなみ
⑧見通しを持つ
⑫認知の向上
⑯セルフコントロ
ール
【いつ・どこで・どうやってやるの?】
学校生活のすべての時間
すべての教科・領域等
日常生活指導
行事
etc
【やさしく言うと・・・】
社会の中で生きていくうえで、できるだけ快適に生活できるように、生活の質を向上させ
る力をつけていくこと。自分でできることを増やすこと。
例えば
・トイレで排泄ができると・・・オムツがいらない(ごみが減って環境にいい)
荷物が減る(お出かけが楽になる)
出かける機会が増える(社会参加のチャンスがある)
地域社会で生活しやすくなる
・歩く力がつくと・・・移動距離が増える(活動エリアが広がる)
体力・持久力がつく(物事をやりぬく力の基礎となる)
出かける機会が増える(社会参加のチャンスが増える)
地域での活動機会が増える
・バスや電車に乗れると・・・移動距離が増える(活動エリアが広がる)
余暇の活動範囲が広がる(お楽しみが増える)
卒業後の進路選択の幅が増える