割り箸の使い方にもマナーがあります。 割った箸をこすり合わせる、そのまま膳やテーブルに置くのはマナー違反です。 割り箸の使い方 使い捨ての割り箸はもったいない、という人 がいます。けれど、本来は捨てられるはずの 端材や残材を有効活用した日本のアイデア商 品。最初に割り箸が登場した江戸時代は、高 級な料理屋や茶屋で使われていたようです。 スマートな使い方 1 割り箸を右手で持 ち、そのまま手前に 引き寄せます。 2 箸を袋から出し左 手を添え、ウエスト 辺りで上下によじ るように割ります。 3 食事の途中で箸を 休めるときは、箸置 きか、割り箸袋を折 って使います。 4 使い終わった箸は 箸袋に戻し、先を軽 く折り曲げます。 割り箸を割るときは横にして 割り箸の先を正面に向け左右に開いて割る と、その勢いで隣の人にひじが当たってし まうことも…。割り箸を割るときは膳の上 ではなく、手前の下の方で横にして持ち、 左右の手を上下によじるようにして割ると スマートです。 帯を破るのはタブー 利休箸などに巻かれた帯は、破らずに 先端の方にずらして抜き取ります。箸 置きも、箸袋もないときは、箸の先端 を折敷(おしき)や敷膳、小皿の端に 添えましょう。
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