中部大学 国際人間学研究所 2013 年 秋の特別講演 批評家と画家が語り合う 「絵画の空間・現実の空間」 マンガやイラストとちがって、絵画という芸術 には「図」のほかに「地」といういわば余分な ものがある。この「余分」は厄介だが、この「余分」 こそが 「空間」 を生み出すのである。これは困った。 しかし面白い。どうしてそういうことになるのか? それは現実世界の「空 間」とどう違うのか? 一人の美術批評家が「絵画空間」探求の歴史 と現在、「絵画空間」の本質を語る。そして、 ゲストである一 人の天 才 的な画 家 が自身の 絵画について語る。言葉が交わされる。そこ から、いまの絵画の真の姿が見えてくる。 千葉成夫(ちば・しげお) 1946 年生。美術評論家。西洋美術史を修めた後、東アジア地域の現代美術の評論を主活動と する。東京国立近代美術館学芸員を経て、中部大学人文学部教授。近著に『未生の日本美術史』 (中国語訳が近刊)『カラヴァッジオからの旅』等。個人美術批評雑誌『徘徊巷』を刊行中。 小林正人(こばやし・まさと) 1957 年生。84 年、東京芸術大学卒。ヤン・フートの招きで 97 年から 10 年間、ベルギーの ゲントに滞在して制作。現在福山市にアトリエを持つ。2010 年から東京芸大油画科准教授。個展、 招待展、 内外で多数。東京の「シューゴアーツ」で定期的に個展。10 年、ポーランド、ポズナン、 広島(市現代美術館)に 1 点ずつ、空間を超えて繋がる作品を試みる。 10 月 17 日 ( 木 ) 15 時 30 分〜 17 時 30 分 中部大学 附属三浦記念図書館 3 階セミナールーム JR 中央線「神領(じんりょう)」駅下車 (名古屋駅より「普通」で約 26 分) 、 北口「中部大学スクールバスのりば」 から約 7 分。 〒 487-8501 愛知県春日井市松本町 1200 TEL 0568-51-1111(代表) http://www.chubu.ac.jp
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