講 開 公 演会

公開講演会
28年11月30日D 15時30分 開始
日 時
平成
会 場
中部大学 リサーチセンター 2階大会議室
〒487-8501 春日井市松本町1200
主 催
料
無
入場
80名
定員
中部大学・
(公財)
日比科学技術振興財団
〒451-8575 名古屋市西区幅下1−4−1 ㈱サンゲツ内
演題1
[講演要旨]
パーキンソン病の運動症状の機構解明をめざす神経回路モデルの開発
国立研究開発法人理化学研究所 情報基盤センター 上級センター研究員
五 十 嵐 潤 氏
パーキンソン病は脳のドーパミンの枯渇が原因で発生し、震えや動作困難などの運動症状があらわれる。しかし、ドーパミン枯渇
でどのような神経活動異常が起き、運動症状が起きるのかはよくわかっていない。そこで我々は関係脳部位と筋骨格からなる計算
モデルを構築し、京コンピュータでシミュレーションを行い、その機構を調べた。その結果、大脳基底核では異常な振動的脳活動、
視床や大脳皮質では震えの原因となるような神経活動がみられた。本講演ではこの我々の取り組みについて紹介する。
平成27年度
成果報告
日比科学技術振興財団一般研究課題成果報告
環境の視知覚における微小眼球運動の寄与に関する神経工学的研究
[講演要旨]
中部大学 工学部 ロボット理工学科 講師
稲 垣 圭一郎 氏
シーンを認識する際、対象物に視線を停留させる注視という眼球運動が伴う。注視時には、ドリフト、マイクロサッカードならびにト
レマーと呼ばれる微小眼球運動が付随するが、こうした眼球運動が視覚機能に与える影響については、未だに不明な部分が多い。
本研究では、生理・解剖学的知見に基づいて眼球運動系、眼光学系、網膜視細胞層からなる詳細な数理モデルを構築し、微小眼
球運動が視細胞層の情報処理に与える影響を評価した。構築した数理モデルにより静止画シーンの注視をシミュレートし、このと
きの視細胞層応答の情報量を評価した。その結果、微小眼球運動により視細胞層応答に反映される静止画シーンの情報量、特に
外界のエッジに対する情報量が増加することが明らかになった。
演題2
[講演要旨]
前立腺がん検診の問題点と新規バイオマーカーの開発
弘前大学 大学院医学研究科 先進移植再生医学講座 助教
米 山 徹 氏
2015 年、前立腺がんは、日本人の悪性腫瘍の中でもっとも発生率が高かったと推測されている。従来、前立腺がんのスクリー
ニングには、前立腺特異抗原(PSA)
が使用されてきたが、その特異度の低さから新規バイオマーカーの開発が待たれている。本
講演では、前立腺がんの疫学、診断方法、前立腺生検の有害事象、新規バイオマーカー開発の必然性と当科における糖鎖標的バ
イオマーカープロジェクトについて概説する。
平成27年度
成果報告
[講演要旨]
日比科学技術振興財団一般研究課題成果報告
RNA interferenceによる新規衛生および建材害虫防除システムの確立
中部大学 生命健康科学部 生命医科学科 助手
宮 田 恵 多 氏
ゴキブリやシロアリ等の衛生および建材害虫の防除には多種の化学物質が汎用されているが、特異性が低いため、これに代わる防
除法が求められている。RNAi
(RNA interference)
は、細胞内で二本鎖の RNA が分解され、生じた断片に相補的な遺伝子の発
現抑制が起こる遺伝子発現抑制機構であり、昆虫では、二本鎖の RNA を給仕することによって標的昆虫のみに影響を与える
RNAi アプローチが注目されている。本講演では、RNAi を応用した特異的害虫防除の可能性を示すと共に、その基礎的な検討を
行った成果を報告する。
※講演会終了後、講師を囲んでの懇親会を予定しております。
参加のお申込み:中部大学 研究推進事務部 研究支援課
FA X 宛 先 ( 0 5 6 8 - 5 1 - 4 8 5 9 )
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