鹿児島県森林技術総合センターの概要

平成27年度
鹿児島県森林技術総合センターの概要
センター本館
鹿児島県森林技術総合センター
〒899-5302 鹿児島県姶良市蒲生町上久徳182-1
TEL 0995-52-0074 FAX 0995-52-0078
URL http://www.kpftc-pref-kagoshima.jp/
E-mail : [email protected]
2.組 織
3.沿
庶
務
部(5名)
長
副所長
所
森林環境部(7名)
昭和 4年
鹿児島県林業研究場として設立
昭和 6年
鹿児島県林業試験場と改称
昭和36年
林業試験場の拡充計画により,
現在位置に新築竣工
昭和44年
大島林業指導所を林業試験場に
統合して林業試験場大島分場と
改称
昭和58年
大島分場を廃止し,龍郷町駐在
に改制
平成19年
林業振興課の普及指導部門を統
合し「森林技術総合センター」
と改称
資源活用部(4名)
普及指導部(5名)
※副所長は資源活用部長を兼務
(再掲)
行政職
研究職
現 業
計
事務
技術
革
4名
5名
11名
2名
22名
平成24年
龍郷町駐在を廃止
4.センターの位置
広域図
詳細図
○JR日豊本線と路線バス
JR日豊本線帖佐駅で下車,「蒲生行き」路線バスを利用し「蒲生中町」下車,徒歩10分
鹿児島市内からは「蒲生行き」路線バスを利用し「姶良市蒲生総合支所前」下車,徒歩10分
○飛行機
鹿児島空港より「川内行き」リムジンバスを利用し「姶良市蒲生総合支所前」下車,徒歩10分
○自家用車(九州自動車道利用の場合)
九州自動車道「姶良インター」で降り,県道57号線(麓・重富停車場線)を吉田方面に向かい
吉田麓から県道25号線(鹿児島・蒲生線)で約7㎞
平成27年4月1日発行
1.主な業務内容
森林環境部
①丸太の穿孔性害虫に関する研究
○研究期間:平成26∼28年度(県単)
○研究内容:
1 穿孔性害虫の被害実態調査
2 穿孔性害虫の被害防除試験
穿孔性害虫被害のイメージ
②奄美群島森林資源活用調査事業(奄美地域に
おける亜熱帯林の循環利用に関する研究)
○研究期間:平成26∼30年度(国庫補助)
○研究内容:
1 早期広葉樹林化への誘導技術に関する
研究
2 リュウキュウマツの利用に関する研究
奄美地域の広葉樹林
③スギ次世代優良品種の選抜に関する研究
○研究期間:平成26∼28年度(県単)
○研究内容:
1 スギ精英樹F1個体のさし木発根試験
2 挿し木増殖個体の初期生長量調査
スギ人工交配試験林
(市成県有林)
森林環境部・資源活用部
①再造林の省力化に関する研究
○研究期間:平成27∼29年度(県単)
○研究内容:
再造林の推進を図るため,コンテナ苗を活用した施
業の省力化や低コスト化手法を確立する。
1 省力化・労働強度の軽減に適したコンテナ苗規格
と植栽方法の検討
2 コンテナ苗もしくは普通苗による施業をコスト面
等で判断できるフローの検討
コンテナ苗施業の状況
資源活用部
①原木生産支援システムの開発
○研究期間:平成26∼28年度(県単)
○研究内容:
1 施業提案支援システムの開発
2 作業システム改善ツールの開発
システム開発のイメージ
②竹材の未利用資源の活用に関する研究
○研究期間:平成25∼27年度(国庫補助)
○研究内容:
1 低コストな竹林施業技術の確立
2 竹材未利用資源の活用方法の確立
伐採後の竹林
普及指導部
①普及運営事業
・普及指導活動
・林業関係者や関係機関に最新の森林・林業・
木材産業関連情報を提供する
・林業普及指導員資格試験の受験を促進する
普及活動状況
②林業後継者育成対策事業
・林業従事者等に専門養成講座を開催し,資格を
有する者を地域リーダーとして認定する
・林研グループや指導林家等の学習及び地域活動
参加を支援するための研修会の開催や林研
グループ交換研修会への参加
スペシャリスト養成講座
③未来につなぐ森林環境教育推進事業
・小中学校の児童生徒に対し,循環する森林・林
業の重要性や地域での林業の役割に関する学習・
体験活動を行うことにより,地域と林業の関わり
や意義についての理解を深め,森林を守り育てる
意識を醸成する。
未来につなぐ森林環境教育推進事業