新学期の生まれ順別問題の解決法 胸一杯に希望を持ってスタートした新学期なのに「五月病」的な症状で 困っていませんか?「元気がない」とか「家を出るのを渋りがち」といっ たことは?新学期のつまずきは、後々まで響きます。 そうした問題を出来るだけ具体的に我が子にあったまっくならではの 「解決法」を紹介します。 1.第一子に起きやすい問題と解決法(最初の子) 第一子は、内弁慶で新しい環境には直ぐに馴染めません。じっくりまわ りを観察して友達にどんな子が居るのかそれぞれの子供とどのように付き 合えばいいのか、あらかじめシミュレーションをして方法が見つかってか ら行動します。その為、最初は「おとなしくいい子」を演出します。しか し、この間にいじめられることがあるので要注意です。どうも困っている ようだからと「どうしたの?」とか「何かあったの?」と問いただすのは 適切な対応とはいえません。両親ともに少しの間見守る忍耐力が必要で す。 2.中間子(上下に兄弟姉妹が居る子) 中間子は、集団の中でピエロ的な役割をすることがありますが、概ねあ まり自分を出さずに無口でまわりには暗い印象を与えます。ピエロ的態度 の子供はあまり心配いりませんが、後者のタイプの子供の場合、仲間外れ やいじめに遭うことがあります。しかし、親が「もっと元気を出しなさ い」などとアドバイスをしても人の言うことを聞かないので、本人が自力 で自分のポジションを見つけるまで見守るしかありません。 3.末っ子(2 人以上の兄弟姉妹の一番下) 末っ子は、要領が良く変わり身も早いのであまりいじめられる対象や集 団に馴染めないということは希です。あまり心配はいりませんが、感覚思 考なので肌が合わない友達や教師、教室の色など一端気になり始めると 中々解消できないので子供の言動に注意を払い、問題が見つかっても親が 解決しようとせず、話し相手になって子供の心の支えとなるような対応が 大切です。 子どもは、集団生活の中では様々な問題に遭遇します。親が心配して大 騒ぎすると返って問題が隠れてしまいます。大きな心で見守ることが子供 に「解決力」をつけることにもなります。どうしても心配な時や親の手に 負えないと感じたときは、まっくへご相談ください。 まっく体操クラブ 向井 忠義
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