別府の近代建築遺産01

大分・景観
別府の近代建築遺産
観光都市別府の
観光都市別府の近代建築遺産
観光都市として有名な別府は、第二次世界大戦
中、一発の爆弾も落とされることがなかったため、
スペック
住所:別府市
戦前の貴重な建物が今も多く残されています。
ここでは、その一部をご紹介します。
■別府市中央公民館
1928 年に建てられた別府市中央公
民館は、当時、日本の建築界をリ
ードしていた逓信省の吉田鉄郎の
設計によるものです。
現在は、建物前面にあった正面階
段が取り壊されているため、竣工当
時とは外観が変わっています。別
府を代表する近代建築です。
■野口病院管理棟
1922 年に建てられたこの建物は、
バセドー病の世界的権威であった
野口雄一郎博士のために、当時北
九州の石炭王と言われた佐藤慶太
郎が建設した建物です。
建物の外観は、ハーフティンバー様
式で、まちなみのシンボルとして今
も親しまれています。