インターネットでの情報提供 提供予定日 8月4日 担 当 平成27年8月3日(月) 課 担 当 係 岐阜県美術館 か わ い ぎょくどう 学芸部 県政記者クラブ配付資料 担 当 者 電 話 番 号 青山訓子 直通 058-271-1314 林 隆一 りゅういん か ん わ ず 川合 玉 堂 「 柳 蔭閑話図」を展示公開します 今年度、岐阜県美術館が新たに購入し収蔵した、 川合玉堂「柳蔭閑話図」を、企画展「日韓近代美術 家のまなざし―「朝鮮」で描く」展において、特別 に展示公開します。 記 1.新収蔵作品の展示公開について ○会 期 平成27年8月4日(火)~8月23日(日)(日韓展後期展示) ○会 場 岐阜県美術館 企画展示室 岐阜市宇佐4-1-22 ○展示作品 1.種別 2.作家名・作品名 3.制作年・初出展覧会 4.技法素材・寸法等 ℡:058-271-1313 日本画 川合玉堂「柳蔭閑話図」 1922(大正 11)年 第4回帝展出品 紙本金地着色(84.7×118.6cm) 2.新収蔵作品の概要について ○作家概要 川合玉堂(1873 年~1957 年愛知県生まれ)は幼少期を岐阜市米屋町で過ごした岐阜県ゆ かりの画家。 東京美術学校教授、帝国芸術院会員などを歴任し、昭和 15 年、文化勲章を受章した近代日 本画を代表する巨匠の一人。 ○作品概要 1922(大正 11)年作の「柳蔭閑話図」は、同年に朝鮮総督府主催で開催された第1回朝 鮮美術展の審査員として朝鮮半島を訪れた時の取材によるものである。 本作品は、戦後は所在不明となっていたが、2013(平成 25)年に発見され、山種美術館 での生誕 130 年記念川合玉堂展に出品され、話題を呼んだ。 玉堂作品の中でも画題・技法においてきわめて特異なもので、特に金箔の実験的な使用法が 注目されるなど、玉堂芸術が完成の域を見せる前段階での表現研究を示す、貴重な作品であ る。
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