農業土木科

農業土木専門科目
1年生
※必修科目(農業土木科全員が履修する科目)
科
目
農業と環境
略称
農環
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
土木
1年
共通
2
必選択・形態
必修・講義・実験
・使用教科書・教材・教具
教科書:農業と環境(実教出版)・ノート・授業用プリント・筆記用具等(必要に応じて指示します)
・科目の目標
(1) 農業生物の育成と環境との関わりについて学び、環境の保全について体験的、探求的な学習を
行。
(2) これからの農業土木の在り方について、環境に配慮した土木の基礎となる知識を身につけます。
・授業内容
農業環境のとらえ方を理解し、自然と人間の関係について考え、農業環境の保全と創造を学習
します。
①農業・環境学習とは
農業の役割と暮らしとの関わり
②農業・農村と食料供給
食料供給と農業の多面的な役割
③作物の特性と環境
農業生物の特徴と生育に及ぼす育成環境
④環境調査と環境保全
土壌調査、水質調査などの環境調査と国土保全
⑤危険物の取扱い
農業生活における危険物の取扱いとその影響
⑥学校農業クラブ活動
学校農業クラブとプロジェクト学習
・学習方法
教科書に従い学習を進めていきます。また、身近な話題を取り上げ学習プリントを作成し実施
します。
・履修上の注意点
農業関連の話題を取り上げ、私たちにいま何ができるかを考える力を養う。また、これからの
土木の在り方について自分の考えを持てるようになる。
科
目
略称
測
量
測量
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
土木
1年
共通
12114
2
必選択・形態
必修・講義
・使用教科書・教材・教具
教科書:測量(実教出版)・ノート・電卓・測量用器機・製図道具
・科目の目標
土木建設分野の基礎科目である「測量」について、その理論と技術を学習します。距離や角度
を測定・計算し、面積を求め、正確な図面、地図を描けるようにします。
・授業内容
1年生の授業では、測量の基礎・基本を学習します。
① 測量の役割
② 位置や高さの測量(距離測量、角測量、トラバース測量)
※第1章 距離測量
距離を正しく測定する方法を学習します。
※第2章 角測量
角度を正しく測定する方法を学習します。
※第3章 トラバース測量
正しく測定した距離と角度から、面積を求める方法を学習し
ます。
・学習方法
教科書を使って授業を進めていきます。ノートを確実に取り、ポイントをまとめていきます。
また、例題、練習問題等で理解度を高めていきます。
・履修上の注意点
この授業で学習したことは、「総合実習(測量)」の時間に実際に作業(外業、内業)を行っ
ていきます。真剣に取り組んでください。また、測量には、基礎的な数学の知識が必要です。電
卓を使用して計算する際にも、中学校までに習った数学や「数学Ⅰ」の授業で習ったことが非常
に重要になります。小中学校の「数学」で習った基礎的な学習事項を確実に身につけ、高校での
土 木 -1
「数学1」の学習にも真剣に取り組みましょう。
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
農業土木施工
施工
土木
1年
共通
12113
2
必選択・形態
必修・講義
・使用教科書・教材・教具
教科書:農業土木施工(文部科学省)・ノート・筆記用具・その他(必要に応じて指示します。)
・科目の目標
(1) 土木工事における施工について、使用材料の種類やその性質を理解し、各工事の施工法・
工事計画や施工管理の手法、農業土木事業の役割を学び、土木技術者としての資質を養います。
(3年間の継続学習)
(2) 土木技術者の合格を目指します。
・授業内容
① 農業土木工事の役割や農業土木工事の概要および土木工事の仕組みについて学びます。
② 土木工事に用いられる材料の種類や性質について学びます。
・学習方法
① 教科書に従って講義式で授業を進めますが、教科書は予習復習で読んでください。
② 土木工事の基礎基本の分野を学習しますのでしっかりした態度で授業に臨んでください。
・履修上の注意点
板書した事項を書き写すことに終わらず、それぞれの項目について理解する努力と他の項目との
関連性についても考えて下さい。また、将来土木技術者となるための素養を養ってください。
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
総合実習
総実
土木
1年
共通
2
必修・実習
①測量実習
・使用教科書・教材・教具
教科書:測量(実教出版)、電卓、測量用器械、器具、製図道具
・科目の目標
1年生で履修する「測量」の授業を、実習を通してさらに理解を深め、正確な図面、地図を描
けるようにします。
・授業内容
測量用器械、器具を使い、実際の土地の測量を行います。そのために必要な器械の操作方法、
観測の仕方、計算処理の方法等を身につけます。
① 距離測量
② 角測量
③ トラバース測量(トラバースの内業と外業・平面図の作成)
・学習方法
実際の測量では、班ごとに取り組んでもらいます。正確なデータが得られるようグループ内で
協力して取り組んでください。また、測定値を計算処理するところは各自で行います。正確な値
が計算できるよう最大限の努力をしてください。
※授業中に完成できない場合は居残りを行います。
・履修上の注意点
正確さが要求されます。班で協力をし正確なデータが得られるよう努力をしてください。また、
基礎的な数学の知識が必要です。中学校の数学や「数学Ⅰ」の授業で習ったことを確実に身につ
けておきましょう。
・その他
総合実習(製図)と同時進行(2分割)
②製図実習
・使用教科書・教材・教具
教科書:土木製図(実教出版)
製図道具
・科目の目標
(1)近年CADシステムによる設計製図が一般的になり、手書きによる製図作業が減りつつある
土 木 -2
が、既存の技術の積み重ねであり、土木製図の基盤として学びます。
(2)基礎科目「測量」、「土木設計(力学)」応用科目「土木施工」実技科目「土木製図」「総合
実習」これら土木構造設計の教科として基礎となる技術を身につけます。
・授業内容
製図に関する諸規約及び土木分野の製図に関する基礎的な知識と技術を総合的に理解し、さら
に製作図・設計図などを正しく読み、作成する能力を養います。
(1)製図の基礎と規約
製図の用具の正しい使い方、線・文字・投影図の正しい書き方、製図の規約などを習得しま
す。
(2)図面のつくり方と表現
投影図などの立体感を出す投影法、及び現実感や質感を持たせる彩色などの図面の表現方法
を学び構造物の写図および読図などの土木製図の基礎を習得します。
(3)設計製図
構造物を設計図としてかく場合の製図を学び鋼構造物・鉄筋コンクリート構造・プレストレ
スコンクリート構造に関する基礎的な設計製図を習得します。
・学習方法
(1)製図は教科書にある課題の写図を中心に学習を進めます。毎回の授業の課題を必ず提出し
てください。書き方のわからない場合や確認事項は必ず担当教科教員に質問すること。
※授業中できない場合は居残り完成させてください。
・履修上の注意点
単に図面を書くのではなく、規約にのり、早く丁寧に書けるように養ってください。
・その他
総合実習(測量)と同時進行(2分割)
2・3年生 (コース決定後)
※必修科目(農業土木科全員が履修する科目)
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
総合実習(共通) 総実(共)
土木
2年
共通
12209
2
必選択・形態
必修・実習
①測量実習
・使用教科書・教材・教具
教科書:測量(実教出版)、電卓、測量用器械・器具、製図道具
・科目の目標
2年生で履修する「測量2」の授業を、実習を通してさらに理解を深め、正確な図面、地図を
描けるようにします。
・授業内容
測量用器械・器具を使い、実際の土地の測量を行います。そのために必要な器械の操作方法、
観測の仕方、計算処理の方法等を身につけます。
①高低測量(水準測量)
②面積・土積の計算 ③地形測量
・学習方法
実際の測量では、班ごとに取り組んでもらいます。正確なデータが得られるようグループで協
力して取り組んでください。また、測定値を計算処理するところは各自で行います。正確な値が
計算できるよう最大限の努力をしてください。
・履修上の注意点
測量は正確さが要求されます。班で協力し、正確なデータが得られるよう努力してください。
土 木 -3
・その他 総合実習(材料)と同時進行(2分割)
②材料実習
・使用教科書・教材・教具
教科書:土木実習1(実教出版)、実験器具、骨材、コンクリート等
・科目の目標
測量や施工を行う時は、地盤・土質の調査工事に用いる材料の試験を必ず行う。
これらの結果が工事の成否に大きな影響を与える。これから学ぶ試験は工事の品質管理を行う上
で大切である。
・授業内容
3~4人の班編成をして材料実験を行う。
・学習方法
(1)学校の施設設備を用いて限られた場所、経費、時間の中で行うので適した範囲のものに置
き換るため、簡易的な実験になることを理解してください
(2)試験は班別に数人の協力によって行うので班のチームワークの協調性を養って下さい。
・履修上の注意点
(1)器械に急激な変化を与えたり実験が粗雑にならないようにする。特に精密な計測器具類等
やガラス器具などの取り扱いについてよく注意し粗雑な取り扱いにより精度を狂わせたり破
損させることのないようにする。
(2)実験が延長したときは居残ってやります。
・その他 総合実習(測量)と同時進行(2分割)
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
農業土木設計2 設計2
土木
2年
共通
2
必修・講義
・使用教科書・教材・教具
教科書:農業土木設計(文部科学省) ・電卓
・科目の目標
①農業土木工事に建設される構造物の設計に関する力学計算を習得します。
②農業土木工事関係の製図を行うための基礎基本の知識・技術計算を習得します。
・授業内容
①農業土木設計の意義について学習します。
②設計における力学計算(力と釣合い、平面図形の性質、材料の強さなど)について学習します。
・学習方法
教科書をもとに学習を進めていきます。
・履修上の注意点
計算能力を身につけるとともに、何故こういう計算になるのかを理解するよう心掛けてください。
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
農業土木施工2 施工2
土木
2年
共通
12212
2
必修・講義
・使用教科書・教材・教具
教科書:土木施工(実教出版)・筆記用具・ノート
・科目の目標
1年次に学習した農業土木施工を基礎として、コンクリート工や施工計画など、発展的な施工の
内容について学習します。
・授業内容
①教科書を使用し、1年生からの学習の復習をしながら専門的知識の習得を目指します。
②農業土木工事の施工と施工計画の基本の2分野を重点項目として学習します。
・学習方法
①1年次で学習した基礎的な内容を発展させ、さらに専門的な内容について勉強をしていきます。
②将来土木技術者としての資質を身につける学習を進めていきます。
・履修上の注意点
①1年次で学習した内容を基礎として学習します。
土 木 -4
②ノートは毎回点検します。
科
目
略称
水循環2
循環2
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
土木
2年
共通
2
必選択・形態
必修・講義
・使用教科書・教材・教具
教科書:水循環(文部科学省) ・ノート・筆記具・電卓
・科目の目標
水の基礎力学に関する知識と技術を習得し、実際に活用する能力と態度を育てる。
・授業内容
農業用水の設計・施工・改修を行う基礎である水と農業との関係について学びます。
・学習方法
教科書に従って授業を進めます。
単元ごとに作成したプリントを使用し計算演習も実施します。
・履修上の注意点
①農業土木技術者としての水利事業の概要と利用および施工の実態をよく理解し、土木施工に対
する理解を深めてください。
②ノートは毎回点検します。
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
測
量
2
測量2
土木
2年
共通
12213
2
必修・講義
・使用教科書・教材・教具
教科書:測量(実教出版)・ノート・筆記具・電卓・製図用具
・科目の目標
1年生で学習した分野に引き続き、位置や高さの測量(水準測量・平板測量等)の分野を学習
します。これらの知識を身につけ、誤差の調整方法を学数詞、より正確に図面の作成、数量計算
ができるようにします。
・授業内容
①位置や高さの測量(水準測量、平板測量)
※第5章水準測量
土地の高低差の測定方法を学習します。
※第4章細部測量(平板測量) 測量器機を用いたトラバースや地図の作成方法を学習します。
②面積および体積
※第7章面積及び体積
今までの学習事項を基にして、面積や土積(土の体積:土量)
を計算する方法を学習します。
③路線測量
※第 10 章路線測量
道路を設計するために必要な測量について学習します。
・学習方法
教科書に従い学習を進めていきます。適宜、授業プリント、問題プリントに取り組み、理解を
深めていきます。「総合実習」と並行して、または「総合実習」が先行して学習する範囲があり
ます。両方の授業を関連づけ、ノートを確実に取り、しっかりと理解できるようにしましょう(ノ
ートは定期的に提出してもらいます)。
・履修上の注意点
面積や体積の求め方をよく復習しておいて下さい。また、
「総合実習」にも主体的に取り組み、
計算能力を身につけ、計算方法を知るだけでなく、どうしてこういう計算になるのかを理解する
よう心掛けてください。
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
課題研究
課研
土木
3年
共通
2
必修・研究活動
・使用教科書・教材・教具
各テーマに応じて、別途指示します。
・科目の目標
これまで学習したことを基にして、課題を設定し,その課題の解決を図る学習を通して,農業土
木に関する知識と技術の深化,総合化を図るとともに,問題解決の能力や自発的,創造的な学習態
度を育てていきます。
土 木 -5
・授業内容
各自の興味関心に応じて、下記の4つの内容の中からテーマを設定し、研究を行います。
(1)最新土木技術の現状を調査するとともに、都市環境問題の改善につながるテーマを設定し、そ
の解決策を研究します。
(2)コンピュータを用いて資格にチャレンジします。
(3)橋梁について、その種類、工法等を詳しく調べ、模型を作成します。
(4)グランドに三角網を組み、測角、三角網の調整、座標計算、測図の一連の作業を学びます。
・学習方法
(1)テーマを設定し、副読本・インターネットや校外での調査等で問題解決をはかる。
(2)情報処理に関する各種取得を目指し、パソコンを使う土木関連知識について学ぶ。
(3)橋についての種類、工法を専門書、インターネット等で詳しく調べます。その中から各自テー
マを1つ選び、模型を作ります。
(4)正確な角測量を行い、指示に従って必要な計算を行い、報告書を作成します。
・履修上の注意点
(1)テーマへの取り組み、ソフトの利用状況、機器の操作過程、
(2)各種パソコン関連の資格教材を用いて、合格率の向上を目指します。
(3)作業計画の立案をしっかり行い、その計画にそって進めて行かなければなりません。資料の収
集は的確に早く行いましょう。
(4)正確な角測量ができなかったり、計算ができなければ何度でも行うので正確に測量することや
計算することに努めましょう。
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
総合実習(共通)総実(共)
土木
3年
共通
2
必修・実習
①水理実験
・使用教科書・教材・教具
水理実験器具、実験プリント、電卓等
・科目の目標
水理試験は河川構造物、港湾構造物などの治水・利水に関係する工事計画・設計・施工において
技術的な資料を得るために行うのが目標である。
・授業内容
静水圧に関するもの、流水の理論に関するもの、水路に関するものがありその広範囲な試験を消
化することは時間的に余裕がないので基本的な試験に絞って実施します。
また課題による提出、レポートなどを実施します。
・学習方法
3から4人の班にて実験を進めていきます。班で協力し各1人づつデータを取り整理計算を実施
します。協力して時間内で終えるよう努力して取り組んでください。
・履修上の注意点
欠席等すると進度に影響があるので休まないようにしてください。また時間内にデータが整理・
計算ができない時は居残って実施することもあります。
・その他
総合実習(CAD)、総合実習(測量)、総合実習(製図)と4分割
②情報(CAD)
・使用教科書・教材・教具
実習用プリント・ノート等
・科目の目標
コンピュータを使って図面を作成するCADソフトの基本操作について勉強します。
・授業内容
CADソフトを使用して簡単な土木設計図を模写していきます。
・学習方法
CADソフトの使い方、製図の基本的な知識を学びながら操作方法を学んでいきます。
・履修上の注意点
土 木 -6
各自のデータをもとに表計算ソフトの利用とレポートの作成状況をみます。
・その他
総合実習(水理)と総合実習(測量)と総合実習(製図)同時進行(4分割)
③測量
・使用教科書・教材・教具
教科書・ノート・実習プリント・電卓・筆記具及び測量器械・器具
・科目の目標
路線測量における縦断測量、横断測量、単心曲線の設置等の知識と技術を身に付けます。
・授業内容
2年生で学習した縦断測量、横断測量、単心曲線の設置等を実際に行い、図面を作成します。
・学習方法
班毎で実習を行います。各グループで測量の方法、手順を検討し迅速かつ正確な作業を目指し
ます。また、各自の成果品(図面)を仕上げます。
・履修上の注意点
屋外での実習は、実習服着用です。
④製図
・使用教科書・教材・教具
土木製図(実教出版)・プリント・製図用具
・科目の目標
土木構造物の専門製図の読図と写図を行うことにより構造知識と製図技能の習得を目標とする。
・授業内容
書き方の説明を授業内でし、期日までに完成するように居残り指導が中心となります。
・学習方法
教科書・プリントの図面を正確に読み取り図面を理解できた上にケント紙に正確に図面を描きま
す。
・履修上の注意点
居残り学習が多くなり、期限は必ず守って正確で丁寧な図面を完成してください。
・その他
科
総合実習(水理)、総合実習(CAD)、総合実習(測量)と4分割
目
略称
農業土木設計3 設計3
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
土木
3年
設計
2
必選択・形態
必修・講義
・使用教科書・教材・教具
教科書:農業土木設計(文部科学省) ・電卓
・科目の目標
農業土木構造物の材料および部材に関する設計計算について学習する。
・授業内容
はりの基礎と計算、柱やトラス、ラーメン構造に作用する外力と応力に関する計算を学習する。
・学習方法
教科書をもとに勉強します。
・履修上の注意点
農業土木構造物における部材の特徴について理解する。
・その他
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
水循環3
循環3
土木
3年
共通
2
必修・講義
・使用教科書・教材・教具
教科書:水循環 (文部科学省) ・ノート・筆記具・電卓
・科目の目標
水の基礎力学に関する知識と技術を習得し、実際に活用する能力と態度を育てる。
・授業内容
農業用水の設計・施工・改修を行うきそである水について静水圧、流れの性質、水路の計算につ
いて学びます。
・学習方法
土 木 -7
教科書に従って授業を進めます。
単元ごとに作成したプリントを使用し計算演習も実施します。
・履修上の注意点
計算式等を扱いますが理論よりも実践学習に主眼を置きますので計算式が利用できる力を養って
ください。
※普通教科との選択(コースに関係なく選択する科目)
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
農業土木施工M 施工M
土木
2年
共通
必選択・形態
2
12211
選択(普専)・講義
・使用教科書・教材・教具
教科書:農業土木施工(文部科学省)、2級施工管理技士試験(実教出版)・ノート・筆記用具・
その他(必要に応じて指示します。)
・科目の目標
①施工に用いる材料の種類・特性を学び、工事現場に適する機械、および安全で合理的な施工工
事への知識と技術を習得します。
②2級土木施工管理技士の合格を目指します。
・授業内容
①農業土木工事の施工について、学習します。
ア
土工
イ
コンクリート工
ウ
基礎工
エ
道路工
オ
植栽工
②2級土木施工管理技士の過去問題を用いて、学習します。
・学習方法
1年生で学習した基礎的な内容を発展させ、将来土木技術者としての資質を身につける学習を進
めていきます。資格勉強については、2級土木施工管理技士の過去問題を解きながら学習していき
ます。
地域の農業土木工事関連事業を見学する校外学習も行います。
・履修上の注意点
①農業土木技術者としての事業の概要と利用および施工の実態をよく理解し、土木施工に対する資
格を目指してください。
②ノートは毎回点検します。
・その他
科
測
2年
目
量
選択相手科目●:『数学Ⅱ』
略称
E
測量E
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
土木
2年
共通
12215
2
必選択・形態
選択(普専)・講義
・使用教科書・教材・教具
教科書:測量(実教出版)・ノート・電卓・その他(必要に応じて指示します)
・科目の目標
位置や高さの測量を応用・発展させた測量方法を学習し、地図編集を行う測量、河川や道路に
関する測量について理解する。同時に、「測量士補試験」の受験に向けて、測量全般の復習を行
い、合格可能な知識を身に付けます。
・授業内容
①基準点測量
※第8章
基準点測量
公共工事の基になる基準点の測量について学習します。
②測量の誤差
※第6章誤差の調整
誤差の種類、誤差を調整し正確な数値を求める方法を学習します。
③地形測量
※第9章
地形測量
地図の種類や等高線等について学習します。
④応用測量
土 木 -8
※第 11 章河川測量
河川の治水工事や利水工事のための測量について学習します。
・学習方法
教科書に従って講義式で授業を進めます。授業プリントを作成して計算演習も実施しますが、
電卓が使用できない測量士補の試験に対応できる計算力を向上させる取り組みも行います。
・履修上の注意点
難しい計算式等を取り扱いますが、理論学習よりも実践学習に主眼を置きます。公式や計算式
が利用できる力を養ってください。
・その他 2年
科 目
選択相手科目■:『コミュニケーション英語Ⅱ』
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
農業土木設計J 設計J
土木
3年
設計
2
必選択・形態
選択(普専)・講義
・使用教科書・教材・教具
教科書:農業土木設計・ノート・筆記具・電卓
・科目の目標
農業土木工事で建設される構造物の計画、設計について理解します。
・授業内容
基礎工、擁壁、水利構造物、道路等の農業土木構造物について、その種類や特徴について学習し
計画、設計に必要な設計計算を行っていきます。
・学習方法
教科書中心に勉強します。順序立てて、段階的に計算を進めていき、結果を導き出します。
・履修上の注意点
難しい計算式等を取り扱いますが理論学習よりも実践学習に重点を置きますので、計算式が利
用できる力を養ってください。
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
農業土木施工M 施工M 土木
3年
施工 12313 2
選択(普専)・講義
・使用教科書・教材・教具
教科書・ノート・筆記用具等
・科目の目標
①将来の農業土木施工技術者として、専門的な施工内容について学習します。
②2級土木施工管理技士試験(学科)の合格を目指します。
・授業内容
農業土木施工の内容を一般的な土木と専門的な土木の2分野に分け、問題を解いたり、プリン
トで学習していきます。
・学習方法
土木技術者としての基礎知識を学びます。また将来受験する2級土木施工管理技士試験(学科)
の内容も踏まえて学びます。プリント問題もやる予定です。また、農業土木の内容に限らず工業
的な内容も学びます。
・履修上の注意点
将来の土木施工技術者としての知識を持ったうえで意欲的に取り組んでください。普通教科選
択者以外の施工コースの人は全員履修となります。
・その他 選択相手科目●:『数学Ⅱ』
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
水循環O
循環O
土木
3年
共通
2
選択(普専)・講義・実験
・使用教科書・教材・教具
教科書、ノート、筆記用具、電卓、その他(必要に応じて指示します)
・科目の目標
土木構造物や土の基礎力学に関する知識と技術を習得し実際に活用する能力と態度を育てる。
・授業内容
土木構造物は、土の上に構築される。土木構造物の安定や土木構造物を支える地盤に関連して、
土の基本的な性質や力学の基礎的な内容について学びます。
・学習方法
教科書に従って講義式で授業を進めます。
土 木 -9
授業プリントを作成して計算演習も実施します。
・履修上の注意点
難しい計算式等を取り扱いますが理論学習よりも実践学習に主眼を置きますので計算式が利用
・その他
選択相手科目★:『英会話Ⅰ』
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
測
量
E
測量E
土木
3年
共通
12315
2
必選択・形態
選択(普専)・講義
・使用教科書・教材・教具
教科書・ノート・筆記具・電卓
・科目の目標
土木の基礎的分野である測量全般について復習することにより、正確な図面の作成、数量計算がで
きるようにします。同時に、「測量士補試験」の受験に向けて、合格可能な知識を身に付けます。
電卓が使用できない測量士補の試験に対応できるよう、計算力を向上させる取り組みも行います。
・授業内容
①応用測量
※第 12 章写真測量
航空機等からの写真による測量について学習します。
※第 10 章路線測量
「総合実習」や卒業レポートでも学習する路線測量についてより詳し
く学習します。
②測量士補受験対策
※問題集等を用いて、測量士補試験の過去問の勉強を行います。
・学習方法
教科書に従い、学習を進めていきます。適宜、実習も取り入れて行きます。
・履修上の注意点
計算も重要ですが、測量に関する総合的な知識を必要とする科目(分野)です。今までの「測
量」の授業ノートを上手に活用しましょう。電卓が使用できない測量士補の試験に対応できる計
算力を向上させる取り組みも行います。
・その他
選択相手科目■:『コミュニケーション英語Ⅱ』
※コース別履修科目(必修科目)
○施工コース
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
コ ・実習
総合実習(コース) 総実(コ)
土木
2年
施工
2
必修○
・使用教科書・教材・教具
教科書、土木実験器具、電卓、筆記用具、実験道具
・科目の目標
コンクリートをはじめとする土木材料について理解する。
さらに、土木施工の基礎的な技術の習得を目指します。
・授業内容
土木材料についての知識と実験技術を身に付けます。
さらに、コンクリート平板や境界ブロックの施工を行います。
・学習方法
材料、施工実習は、班毎に実習に取り組みます。
定められた区域内に班毎に規定の施工を行います。
・履修上の注意点
屋内外の実習では実習服着用すること。実験は、正確さが要求されます。班で協力して正確なデ
ータが得られるよう努力してください。施工実習においては丁寧に造れるよう努力してください。
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
総合実習(コース) 総実(コ)
土木
3年
施工 12310
2
・使用教科書・教材・教具
教科書・ノート・実習プリント・電卓・筆記具及び測量器械・器具
土 木 -10
コ ・実習
必修○
・科目の目標
教科書・測量機具・プレキャストコンクリート・骨材等
・授業内容
基本的な施工を校内現場において実際に施工をし構内の環境整備を実施します。また卒業レ
ポートを完成し提出してもらいます。
・学習方法
班毎で実習を行います。各グループで規定の課題を製作します。
・履修上の注意点
安全第一です。注意事項をよく聞いて事故のない様に心掛けてください。
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
コ ・講義
農業土木施工C 土施C 土木
3年
施工 12316 2
必修○
・使用教科書・教材・教具
教科書、ノート、筆記用具、製図用具等
・科目の目標
①土木施工技術で過去の土木構造物の施工例を取り上げ土木技術者の基本を養います。
②土木設計製図の完成を目指す。
③2級土木施工管理技士試験(学科)の合格を目指す。
・授業内容
①2年生の時に学んだ土木施工の復習と更に専門的な内容やいろいろな施工技術について学習
します。また、工業的な内容の上下水道や建設用機械と電気設備を学びます。
②専門的な製図を描くことにより読図の力を養う。
・学習方法
①施工コース選択者は全員履修となります。教科書、プリント、問題集などを利用して授業を
行います。
②時間内に完成できないときは居残り製図もあります。
・履修上の注意点
施工コース選択者は全員履修となります。ノートは毎回確認します。
製図は居残り学習があります。
○設計コース
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
コ ・実習
総合実習(コース) 総実(コ)
土木
2年
設計
2
必修○
・使用教科書・教材・教具
教科書、測量用器具、電卓、筆記用具、製図道具
・科目の目標
平板測量・水準測量について理解するとともに「トレース技能検定2級」の合格を目指します。
さらに、グラウンドのトラバース測量を行い、平面図を作成します。
・授業内容
平板測量・水準測量について、知識と技術を身に付けます。
また、「トレース技能検定2級」の合格を目指し、知識と技術を身に付けます。
さらに、グラウンドにトラバースを組み、セオドライトを使ってトラバース測量を行い、平面図
を作成します。
・学習方法
平板測量・水準測量は、班毎に実習に取り組みます。
トレースについては、各自製図に取り組みます。
トラバース測量の外業については班毎で、内業については個人で取り組みます。
・履修上の注意点
屋外の実習では実習服着用すること。測量は、正確さが要求されます。班で協力して正確なデー
タが得られるよう努力してください。
科 目
略称
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
必選択・形態
土 木 -11
総合実習(コース) 総実(コ)
測量
土木
3年
設計
2
コ ・実習設計
必修○
・使用教科書・教材・教具
教科書:測量(実教出版)、電卓、測量用器械・器具、製図道具
・科目の目標
1・2年生で履修した「測量」のトラバース測量・面積計算の授業を、実習を通してさらに理
解を深めます。正確な測量・計算を行い、図面が描けるようにします。
・授業内容
測量用器械・器具を使い、校内に設けたトラバース測点の測量を行います。そのために必要な
器機の操作方法、観測の仕方、計算処理の方法等を身につけます。
①角観測
②座標計算
③面積計算
・学習方法
実際の測量実習では、班ごとに取り組んでもらいます。正確なデータが得られるようグループ
で協力して取り組んでください。また、測定値を計算処理するところは各自で行います。正確な
値が計算できるよう最大限の努力をしてください。
・履修上の注意点
測量は正確さが要求されます。班で協力し、正確なデータが得られるよう努力してください。
科
目
略称
農業土木設計C 設計C
履修学科 履修学年 履修コース コード 単位数
土木
3年
設計
2
必選択・形態
コ ・講義
必修○
・使用教科書・教材・教具
教科書:農業土木設計(文部科学省)・ノート・筆記具・電卓
・科目の目標
鋼構造、鉄筋コンクリート構造について理解します。
・授業内容
鋼構造、鉄筋コンクリート構造について、その基礎を理解し、柱・橋等の鋼構造の性質や設計
について学びます。
・学習方法
教科書に従って講義形式で授業を進めます。
授業プリントを作成して計算演習も実施します。
・履修上の注意点
難しい計算式等を取り扱いますが理論学習よりも実践学習に重点を置きますので、計算式が利
用できる力を養ってください。
土 木 -12