国語科シラバス - 沖縄県立那覇高等学校

沖縄県立那覇高等学校 2015 年度「国語総合」シラバス
1
科目名
単位数
学年
学期
必修・選択
対象学科
国語総合
4
1
全
必修
普通
備考
科目の概要及び目標
多様なジャンルの作品を通し、読解する能力を高めるとともに、ものの見方、感じ方、考え方を
深める。また、作品を鑑賞し、味わい、問題意識を育成し、人格形成に役立てる。
2
成
績
評
価
成績は定期テストを基本として、レポート、演習プリント、課題、その他提出物、授業態度等
を加味して総合的に評価する。
3
使用教科書
高等学校
4
副
教
国語総合
第一学習社
材
「クリアカラー
国語便覧」数研出版
「古文単語330」いいずな書店
「基礎から学ぶ
解析古典文法」桐原書店
「解析古典文法演習ノート」尚文出版
「徹底理解
高校漢文」東京書籍
「1プラス基礎古典」尚文出版
5
授業の展開と形態
週4時間
6
学
習
方
1年普通科
単独クラス
法
授業は教科書を中心に進めていく。
問題の解答、発表等、生徒の自主的取り組みも取り入れる。
7
その他
自主的に授業に臨む態度、提出物の期限を守る、提出の漏れがないこと等に留意する。
県立那覇高等学校
平成27年度2年現代文シラバス
国語科
科 目 名
現 代 文
単位数 学 年
2
2
学期
全
必修・選択 対象学科
必 修
普 通
備
全クラス
考
1.科目の概要および目標
「国語総合」の内容のうち、主として読むことの内容を進化・発展させる科目であり、近代以降の
様々な文章を読む能力を高めるとともに、現代の複雑多様な言語生活に対応できる能力を育てること
を目指す。またものの見方、感じ方、考え方を深め、進んで表現し読書することによって人生を豊か
にする態度をとる。
2.成績評価(概要)
成績は定期考査でのペーパーテストを基本とし、その他、課題学習の提出物等も評価する。また日
頃の授業態度(意欲・発言・提出期限の厳守等)も加え、総合的に評価する。
3.使用教科書・補助教材(問題集、研究ノート等)
・教科書・・・・・・・・・「精選現代文B」東京書籍
・副教材・研究ノート・・・「精選現代文B 学習課題ノート」東京書籍
・問題集・・・・・・・・・「ニューエイジ新訂版 現代文 stage2」第一学習社
・自主教材
4.授業の目標および展開と形態
・週2時間の授業とし、2年全クラスHR単位で行う。
・文章を自分で読解し、進んで自分の考えをまとめていけるような展開で行う。
5.学習方法
・授業は教科書を中心に、ノートやワークシートを活用しながら進める。
・授業は教師主導ではあるが、生徒の自主性を生かしながら進めていく。
6.その他(履修上の注意)
提出物は決められた期限内に出さないと減点や受け取らない場合もあるので、提出期限は厳守する
こと。
2015年度〔古典B〕シラバス (2年生用)
那覇高校国語科
科目名
古
1
典
単位数
学
2
年
学
2
期
全
必修・選択
必
対象学科
修
普 通
科目の概要及び目標
①
と
1年「国語総合」の古典学習に引き続き、様々な教材を取り上げ幅広く学習するこ
により、古典の内容を的確に捉え、理解する力を高める。
②
古典の文章に用いられている語句の意味や用法、表現上の特色や構造への理解、文
章
に表れた思想や感情の読み取りなどを通して、国語についての認識を高め言語感覚
を
養う。
2
成績評価
①
定期考査の成績(80%)
*
定期テストは、大学入試問題等を視野に入れ、毎回古文では文法事項を、漢文では
頻
出句形を出題する。
②
平常点
*
課題、ノート、単語テスト、授業態度等、定期考査の文法付加問題「助動詞マスタ
ー」
(20%)
30点
①、②を鑑みて総合的に判断し評価する。平均点を65点とする。
3
使用教科書・補助教材
*
教科書・・・高
*
問題集・・・古典文法習得のための助動詞マスターノート
( 数研書店 )
*
錬成古典(古文・漢文)改訂版
( 尚文出版 )
*
校 古
典 B
( 明治書院
)
副読本・・・(1年次より継続)
基礎から学ぶ解析古典文法
新明説漢文
カラー版 新国語便覧
(
尚文出版 )
(
数研書店 )
わかる・読める・解ける 古文単語330改訂版(
いいずな書店
)
授業の目標及び展開と形態
4
*
週2時間、2クラス3展開と3クラス4展開で習熟度によるクラス編成で実施する。
*
授業においては、文語文法をしっかり認識させ、古典常識と漢文の表現や句形の学
習
を通して古文作品の読解力を充分につけ、各作品を鑑賞し、読み味わう。
*
5
( 桐原書店 )
古文読解の土台となる語彙の定着を図るため、定期的に古文単語テストを実施する。
学習方法
授業は教科書を中心に進め、品詞分解や口語訳においてグループ学習や発表等を適宜
取り入れる。
沖縄県立那覇高等学校
科目名
単位数
学年
必修・選択
対象学科
国語表現Ⅱ
2
3
選択
普通
使用教科書
国語表現
(大修館書店)
1 科目の概要及び目標
(1) スピーチやディベート、小論文の作成などを通して、自己の考えを発表する。
(2) 自己を見つめ、社会に関心を持ち、自身の考えを深める。
(3) 自分の意見や主張を、相手に的確に伝える。
2 成績評価
課題発表、レポート、演習プリント、小論文、その他の提出物、授業態度等を加味して総合
的に評価する。
3 使用教科書・副教材
『国語表現』大修館書店
4 授業の目標及び展開と形態
週2時間 3年普通科 選択授業
5 学習方法
(1) 授業は演習を中心に進める。
(2) 課題の発表や作文・小論文の作成など、生徒の自主的活動を中心に進める。
6 年間学習指導計画
学期 月
学習内容
4 国語表現とは(授業ガイダンス)
自己紹介・友達紹介 ―― 1分間スピーチ
5 文章の書き方入門
時間
2
2
8
①整った文を書く――悪文チェックを通して
②わかりやすい文を書く――冗長文、句読点
③文のつなぎ方――接続表現
④文体、修辞法、間違えやすい語句
一学期
⑤正しい原稿用紙の使い方、新聞のコラムを原稿用紙に書く
⑥要約の方法・推敲について
6 小論文入門
8
①小論文とは
②文章の「型」――構成の方法
③反論を想定して主張する
④資料を読み取って意見をまとめる
7 小論文
9 ①課題文型小論文
14
備考
②テーマ型小論文
③データ型小論文
10 自己PRと面接
12
①効果的な自己PR
②将来の自分を見据えて、志望動機をまとめよう
二学期
③面接にチャレンジ
・面接の意図を考えて質問を作成、面接のローリングプレイ
・受験生として模擬面接に挑戦
11 メディアの使い方
6
①通信文を書き分ける
12 ②ネット社会とコミュニケーションの方法
三学期
ショートスピーチ
6
1 会話・議論・発表
10
2 ①相手や場面に応じた会話方法、議論の種類
3 ②プレゼンテーションの工夫・実践
計
70
平成27年度 シラバス
沖縄県立那覇高等学校
科目名
単位数
学年
必修・選択
対象学科
使用教科書
現代文B
2
3
必修
普通科
東京書籍 精選現代文B
1 科目の概要及び目標
(1) 近代以降の様々な文章を的確に理解し、読む能力を高める。
(2) 優れた文章を読むことを通して、ものの見方、感じ方、考え方を深め、表現力の向上へと繋げる。
(3) 進んで読書することによって、国語力の向上を図り人生を豊かにする態度を深める。
2 成績評価
(1) 定期考査の成績(80%)
定期考査においては、基礎的な知識な理解のみならず、自分の考えを適切にまとめ文章で表現
出来ているかも問う。
(2) 学習態度等の平常点(20%)
①
各単元や各時限などの学習過程で、生徒の良い点や、進捗状況などを評価する。
②
日々のノート提出やその他の課題の提出状況、長期休暇の際の課題提出の状況を鑑み、
上記、(1)、(2)の状況を踏まえ、総合的に評価する。
3 使用教科書・副教材
(1) 教科書(東京書籍 「精選現代文B)
(2) 副教材(桐原書店 入試頻出 即戦ゼミ 新国語問題総演習 改訂版)
(3) 副教材(いいずな書店 センター試験演習 現代文)
4 授業の形態及び学習方法
(1) 必修科目として教科書のⅡ部(後半)を中心に授業を進める。
(2) 副教材のうち、「新国語問題演習」は自主学習を基本とし、定期テストで出題する。
(3) 副教材のうち、「センター試験演習」の前半は夏期休暇の課題とし、後半は
2学期末より実践演習として取り組む。
(4) HR教室でクラス全員で学習する。
5 年間指導計画
学期
月
単元
教科書の教材名及び指導内容
予定時間
副教材
〇『現実と仮想』(茂木健一郎)
評論(1)
現実と仮想の関係を、本文に示された例を元に掴み理解し
た上で、現実とは何かについて、仮想と関連させて考え
る。
言語活動(1)
社会や人生に対する問題意識を絞り込んだテーマを設定
し、それについて論理的な考察を行い、文章にする方法を
学ぶ。
評論(2)
様々な記号とその定義について筆者が述べていることを理
解した上で、言語記号の特殊性について理解を深め、筆者
の述べる言語の奇妙さ・不可思議さについて考察を深め
る。
5
4
〇意見文の書き方
3
1学期中間考査までの学習範
囲
〇新国語問題総演習
第1章(漢字)
〇『言語と記号』(丸山圭三郎)
5
5
1学期
〇『赤い繭』(安部公房)
小説(1)
6
現実を超えた視点を持ち合わせた小説に触れることで、多
様な解釈が可能な作品の主題、または寓意について考えを
深める。
6
1学期期末考査までの範囲
〇新国語問題総演習
第2章(慣用表現常識語)
〇『クレールという女』(須賀敦子)
随想(1)
筆者と小説「人間のしるし」との関わりを通して、読む年
代によって書物から得られるものに違いがあることを理解
し、書物の持つ影響力について考えを深める。
3
〇感想文の書き方
7
言語活動(2)
人生に影響を与えた本による読書体験について考察するこ
とを通して、自分の内面の成長を文章で表現することを試
み、書く力を養う。
3
夏期休暇課題
〇センター試験総演習
評論 第1回~第5回
小説 第1回~第5回
〇『猫のしあわせ』(多和田葉子)
9
随想(2)
「しあわせ」の二つの意味、猫の生と人間の生の対比に注
意して本文を通読することで、「遊び」と「しあわせ」に
ついて考察を深める。
4
2学期中間考査までの学習
範囲
〇新国語問題総演習 第2章
(熟語)
〇『舞姫』前半(森鴎外)
日本の近代文学史と作者に対する理解を踏まえた上で、擬
古文で書かれた回想記形式の本文全体の大まかな場面展開
を捉える。
10
小説(2)
2学期
11
8
〇『舞姫』後半(森鴎外)
留学前後の豊太郎の心境の変化や、クロステル巷の小説に
おける関わり、豊太郎とエリスの心情に対する読解を通し
て、豊太郎の生きた時代と豊太郎の生き方との関係を考え
る。
8
〇日本文化における時間と空間(加藤周一)
〇ひとはなぜ服を着るのか(鷲田清一)
〇単一民族神話の起源(小熊英二)
〇資本主義のパラドックス(大澤真幸)
12
評論 (3)~
(8) 問題演習5題 〇日本的感性(佐々木賢一)
10
大学入試に準じた問題演習に取り組むことで、これまで
培ってきた読解の力をより高め、未読の文章を短時間で理
解する実践力を養う。
〇明月記(上林暁)
〇食堂(島崎藤村)
〇地唄(有吉佐和子)
1
〇ブラジルおじいの酒(目取眞俊)
小説 (3)~
(8) 問題演習5題 〇石版東京図絵(永井龍男)
10
3学期
近代、現代の多様な小説の演習に取り組むことで、これま
で培ってきた読解の力をより高め、未読の文章を短時間で
理解する実践力を養う。
2
言語活動(3) 一行 一行詩の制作を通して、これまでの感謝の言葉をメッセー
詩の制作
ジにし卒業の節目とする。
計
5
70
2学期期末考査までの学習
範囲
〇新国語問題総演習
第9章・6近現代文の文学
(P344~P351)
県立那覇高等学校 2015 年度「古典 B」シラバス(3 年用)
那覇高校
1
科目名
単位数
学年
学期
必修・選択
対象学科
古典 B
3
3
全
必修
普通
国語科
備考
科目の概要及び目標
1.「国語総合」の古典の学習に続き、様々な教材を取り上げ、幅広く学習することで、古典の内容を的確
に捉え、理解する力を高める。
2.古典に用いられている語句の意味や用法、表現上の特色や構造への理解、文章に表れた思想や感情の読
み取りなどを通して、国語についての認識を高め、言語感覚を養う。
3.古典に表れたその時代の思想や感情に触れ、自らのものの見方、感じ方、考え方を豊かにするとともに、
古典に親しむ態度を身につける。
2
成績評価
成績は定期テストを基本として、演習プリント、課題、その他提出物、授業態度等を加味して総合的に評
価する。
3
使用教科書
教科書・・・高等学校
古典 B(
明治書院
)
副読本・・・(1年次より継続)
改訂新版 基礎から学ぶ解析古典文法
(
桐原書店
)
必携新明説漢文
(
尚文出版
)
新版二訂カラー版 新国語便覧
(
第一学習社
)
新版完全征服
(
桐原書店
)
(
いいずな書店 )
~句法と語彙を一緒に学ぶ~
重要古文単語380改訂版
問題集・・・センター試験演習 古典
4
オリジナル24問
授業の展開と形態
週3時間
3年普通科 2クラス3展開で授業を実施する。
文語文法の定着、古典常識、句型や漢文独特の表現法の学習などを通して読解力を身につけ、各作品を
鑑賞し、読み味わう。
5
学習方法
授業は教科書を中心に進めていく。
問題の解答、発表等、生徒の自主的取り組みも取り入れる。
6
その他
積極的に授業に臨む態度、提出物の期限を守る、提出の漏れがないこと等に留意する。
平成27年度 年間指導計画
校長
教頭
教頭
沖縄県立那覇高等学校
科目名
応用古典
単位数
学年
2
3
対象学科
普通科
使用教科書
担当者氏名
東京書籍「古典A」
下地
理恵子
印
必修3単位の古典授業があるにも関わらずさらに選択している生徒たちなので、古典に対する興味関心は
深い。そこで、必修古典の授業をふまえ、さらに踏み込んで古典文学の神髄を理解し、味わうことができる
ようにする。また、古典としての古文と漢文を読む能力を養うとともに、ものの見方、感じ方、考え方を広く
し、人生を豊かにする態度を育てる。
学期 月
一
学
期
指導内容
予定時間
4 古文 *大和物語「安積山」
月
*伊勢物語「小野の雪」
*大鏡「隆家と道長」
5
月 漢文 *列女伝「孟母断機」
*列子「従漚鳥游」
*韓非子・論語「直躬」
6
月 古文 *栄花物語「伊周・隆家の配流」
*平家物語「足摺」
7
月
*風姿花伝「秘する花を知ること」
3
3
4
2
2
2
3
3
2
9 古文 *源氏物語「なにがしの院」
月
「野宮の別れ」
「新春の六条院」
「蛍火」
二 10
「唐猫の綱」
月
漢文 *史記「子路請為弟子」
「嗟乎、由死矣」
学 11
「国士無双」
月
「良薬苦口」
4
4
3
4
4
期 12 古文 *源氏物語「薫の御五十日」
月
「宇治の姫君たち」
「むなしき御文」
4
4
4
三
1 古文 *とりかへばや物語
月
*玉勝間「師の説になづまざること」
3
3
2 *年表・敬語一覧
月
1
2
2
2
2
学
期
計
70
進捗状況
評価・反省
平成27年度 シラバス
沖縄県立那覇高等学校
科目名
応用古典
単位数
2
学年
学期
必修・選択
3
全
選択
対象学科
普通科
備考
文系
1.科目の概要及び目標
必修3単位の古典授業があるにも関わらずさらに選択している生徒たちなので、古典に対する興味関心は深
い。そこで、必修古典の授業をふまえ、さらに踏み込んで古典文学の神髄を理解し、味わうことができるよう
にする。また、古典としての古文と漢文を読む能力を養うとともに、ものの見方、感じ方、考え方を広くし、人
生を豊かにする態度を育てる。
2.成績評価
成績は、定期考査を主として、その他に提出物やレポート、発表、授業態度を加味して、総合的に評価する。
3.使用教科書・副教材
教科書・・・東京書籍「古典A」
副教材・・・桐原書店「基礎から学ぶ解析古典文法改訂新版」、尚文出版「必携新明解漢文」
4.授業の目標及
古典独特の世界を味わうことももちろんであるが、古文においては教科書の様々な文章に触れる中で、こ
れまで学んだ古典文法の基礎からの確かめを行っていく。さらに古典文法と既学の古文単語で文章を読み解
いていく方法を学ぶ。漢文においては句法の確かめと漢文独特の漢字の意味について学習し、どちらも一般
入試、センター試験を見据えての学習を行っていく。
4.学習方法
教師主導の授業で進めていくが、ワークシートやグループ討議なども取り入れ、なるべく主体的な学習活動
を工夫する。