No.24 - JR連合

2016春季生活闘争
JR連合FAXニュース
2016年3月3日
№ 24
日本鉄道労働組合連合会
貨物鉄産労 春闘交渉
「利益が出るなら還元は当然」
若い社員の将来のため、満足できる回答を求める
貨物鉄産労は、3月2日、2016春闘で団体交渉を行い、会社側より収入動向等
の説明を受け、議論を交わした。
会社側は、経営は順調に推移しているものの、消費が盛り上がらなく荷動きが鈍か
ったことや3月の引越シーズンを控えるも若干オーダーが少なく、厳しい見通しであ
る考えを示した。また、原油安については、燃料経費の軽減で恩恵は受けているもの
の、他輸送機関との競争もあいまって、対策が必要だとの認識も示した。
組合側からは、26年度経常利益32億、27年度の見込みでは51億となれば、
厳しいという言葉は通用しない。利益が出るなら還元は当然との考え方を示し、若い
社員が、JR貨物に入社して良かった、60歳までこの会社で働こうと思える職場環
境を構築してほしい会社側に訴えた。