No.36 - JR連合

2016春季生活闘争
JR連合FAXニュース
2016年3月11日
№ 36
日本鉄道労働組合連合会
貨物鉄産労 第3回交渉
「利益が出るなら還元は当然」
若い社員の将来のため、満足できる回答を求める
貨物鉄産労は、3月10日、2016春闘で第3回の団体交渉を行い、要求実現に
向け、会社側と議論を展開した。
会社側は、世間の動向、JR各社の動向、JR貨物会社の動向などを根拠に、定期
昇給は実施するも、ベアに対しては厳しい状況であるとの認識を示した。
組合側からは、「昨年、各手当削減して得た原資の一部をベア原資に当てるべきで
ある」「政府の法人税を下げる施策の狙いは、ベア実施で『経済の好循環』を進める
ものであり、国から税制特例を受けているのであるから、出来る範囲内で、政府の施
策に協力するのが、『社会的責務』と考える」といった主張を展開した。
貨物鉄産労は、昼夜を問わず、安全安定輸送に努めている組合員の期待は大きいと
し、会社の考え方に対し強く再考を求めている。