給食だより 2月号

平成28年2月号
~海からのおくりもの~
堺市立英彰小学校
「わかさぎ」
5cmぐらいの小さめの魚です。淡水の湖に住む
魚で,凍った湖の上で,穴をあけてする「わかさぎつり」は,冬の風物詩
★毎月19日は『食育の日』です。家族で食事を楽しみましょう★
として有名です。カリッとした衣がおいしいので,むしゃむしゃ丸ごと食
まだまだ寒い日が続きます。本校でも学級閉鎖がでるなど体調をくずしている児童
べられます。19 日にわかさぎのフリッターで,登場しました。
が増えてしまいました。そろそろ快復している様子なので,このまま元気になってく
れるように願っています。
「おいしさの引き出し」をふやそう(味覚の発達)
赤ちゃん
母乳やミルクだけを飲んでいます。
第 2 弾は,ハートにんじん!
10日のスープには,
にんじんが入っていました。日ごろから調理員さん
は,心をこめて給食を作ってくれています。その気持ちをバレンタインデーに
便乗して伝えることにしました。ラッキーにんじんの当りの確率は,600 人のう
ち10人でしたが,今回は100個もハートの形にくりぬいて
生命維持に重要なエネルギーとなる『甘い味』を、一番に覚え、
入れてくれました。愛情いっぱいです。
次に、体の組織にかかせない塩分である『塩味』覚えます。
『あたったよ!』『最後までおいててん』『おかわりしたら,
一度濃い味を覚えると、薄味では物足りなく感じてしまうので、
入ってた』『探すのが楽しかった!』などなど,うれしい反応。
調理員さんの愛情は,みんなに届いたようですね。
小さい時は特に薄味を心がける、というわけです。
食べ物との出会い
いろいろな食べものが食べられるようになり、好きな味・にがてな味も
でてきます。『酸味・苦味』は、後から覚えます。
小学生
味を覚える大切な時期
味を覚えるということは、おいしさの引き出しが増えるということです。
動くはし
たくさん増えたおいしさの引き出しには,さらにいろいろなおいしさがとび
こんできます。低学年ではにがてだった食べ物がいつの間にか,『あれ,これ
動かないはし
おいしい!食べられた!』こんな経験がありますね。
いろいろな食べもの,いろいろな味,いろいろな料理を食べて
たくさんの味を知り,おいしさの引き出しを増やして,食事
を楽しめる子どもに育てましょう。
糸じりを持って
毎日のことですが,できていますか?
子どもの間に身につけましょう。