環境殺菌の考え方について - 微酸性次亜塩素酸水ビージア(Bi-jia)

B.J.A Column
環境殺菌の考え方について①
最近、色々と目新しい感染症が増えてきたせいもあり、空間殺菌を含めた環境除菌がもては
やされるようになっています。
ここで、考えてみたいのですが、確かに、誰も新型インフルエンザやエボラ出血熱なんかに
感染したくはありません。( エボラは大げさですけど・・・)
ただ、ちょっとした風邪や食中毒の感染を過剰に恐れるあまり、空間除菌の出来る機器の設
置された部屋にこもり、手の触れる部分はすべてアルコールなどで殺菌し、過剰な潔癖症の
ような生活を送るのはいかがなものでしょう
人間に限らず全ての生物には「免疫機能」をはじめとする「抵抗力」というものが備わって
いることはご存じですね ?
生物にとって この「抵抗力」というものは非常に重要です。
感染症を引き起こす細菌やウィルスでさえこの抵抗力を持っているのです。
たとえば、あなたが一年に一回、お腹を壊して下痢をしていたとしたら・・・それが何らか
の感染症だとしたら、あなたの体は一年間にその数百倍以上の回数、何らかの感染をしてい
ると思われます。
数百倍以上の回数、感染しても、あなたの体の「抵抗力」によってほとんどは何事もなく生
活をおくることができます。
「抵抗力」で対応しきれなかったものだけが症状となって現れるのです。
これを発症と言います。
つまり、感染-抵抗力 = 発症となり、感染よりも抵抗力が大きければ、あなたは発症しな
いで過ごせる・・・と、こういう訳です。( 注 1)
「私は子供の頃から体が弱くて・・・」っていう方は、たいてい、この「抵抗力」が弱い場
合が多いのです。
幼稚園の子供たちが「乾布摩擦」をしたり、半そで半ズボンで寒い朝に裸足マラソンをした
りするのは「抵抗力」をつけるため・・・って良くいいますよね。
そう、1960 年代のころ 小さい子供が口の中の飴玉を落としてしまった時、おばあちゃん
が泣きじゃくるあなたの口に、落ちた飴玉の表面を払いながら戻してくれた・・・
今ではそんな汚いこと・・・と言われるかも知れませんが、これって、案外「抵抗力」を鍛
えることになっていたのかも知れません。
B.J.A Column
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環境殺菌の考え方について②
そうなんです !! 私が言いたいのはここなんです。
空間除菌を効率的に行うことが出来る商品を扱いながら、こんなことを書くとお叱りを受け
るかも知れませんが、健康な生活を送っておられる元気な方は可能な限り「空間除菌」なん
てしない方がいい !! と言うのが私の考えです。
毎日、身の回りから受ける感染の刺激により、あなたの「抵抗力」は鍛えられているのです。
そして、その鍛えられた抵抗力は知らず知らずのうちにあなたの生活を守ってくれているの
です。
ただし、そうは言っても、例えば「今度インフルエンザに罹ったら命に係わりますよ」って
言われているお年寄りの方がいらっしゃるご家庭や、介護施設などで「抵抗力」を鍛えろ !
なんて言えないですし、抵抗力の低下している方がたくさんおられる病院なども空間除菌を
含めた環境殺菌が必要となるでしょう。
また、昨今のことですから 飲食や食品加工の業界では食中毒発生 = 企業の存続の危機 に直結する場合も少なくありませんので、こういった分野でも環境殺菌が求められます。
さらには、畜産関係での感染症なんかは、大量の「殺処分」に繋がりますので関係者にとっ
ては悪夢以外の何ものでもないのです。
身近な例で説明しましょう
お子様が学校からインフルエンザをもらって帰ってきた場合、付きっきりで看病するお母さ
んの感染リスクは極めて高くなります。そのうち、家族全員が・・・なんてこともあり得る
訳で、こんな時はやはり、ちゃんと感染防御をしたいですね。高熱で寝汗のすごいお子さん
を看病するためにお母さんは病人と同じ部屋に寝起きをすることになると思います。もしか
したら「お父さん、あなたは仕事を休むわけにはいかないからうつらないように別の部屋で
寝てくださいね」なんて会話があるかも知れません。
ご存じのようにインフルエンザは「飛沫感染」と言われていますが、アメリカなどでは飛沫
として空間に放出されたウィルスの状態によっては一定の時間、浮遊して感染力を保持する
可能性を排除できない・・・として、空間管理を推奨しています。
発病したお子様と同じ部屋で寝起きをし、献身的に看病するお母さんは感染の危険が極めて
高い環境に置かれることになります。かといって、タミフルなどを処方された場合、小さい
子供では無意識の突発的な行動の例が報告されていますので、お母さんとしては片時も子供
の傍から離れる訳にはいきません。
B.J.A Column
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環境殺菌の考え方について③
さらに、お母さんまでもが感染してしまえば、抜き差しならない状態になってしまう訳で、
こんな時に「抵抗力を鍛える良い機会だ」なんて言ってられないですね。では、どうするの
が良いか・・・
一般的にインフルエンザウィルスは低温で乾燥した環境を好むと言われています。じゃ、イ
ンフルエンザウィルスが好まない環境にすれば良い訳で、まずは室温を 20℃以上に保ち、
湿度を上げることが必要になります。しかし、温度と湿度を適正にしたとしても、ウィルス
が好まない環境にはなりましたが、完全に除菌してくれる環境になったとは言えません。
お子様の咳に含まれるウィルスはしばらくの間は感染力を保持したまま空間に浮遊していま
す。
実は、こんな時にこそ Bi-jia ( ビージア ) の空間噴霧が極めて有効となります。
まず専用霧化器 ( 加湿器 ) によって、室内の湿度を上げることができ、さらにその霧の中に
除菌成分が含まれているのです。
つまり、インフルエンザウィルスは、お子様が咳をして吐き出された瞬間に待ち構えている
ビージアの成分に接触して、別の人に感染する前に除菌 ( 不活化 ) されてしまうのです。
もちろん、空間のことですので空気の流れによっては 100% のガードを保証することはで
きません。たとえば、専用加湿器のすぐ近くに換気扇が回っていて、霧が全部吸い出されて
いた・・・なんて状態では効果は期待できませんから。
ただ、ビージアの空間噴霧の良いところは「霧」ですから どう流れて行くか、あなたの目
に見えます。そして、こんなところまで ?? と驚かれるくらい遠くまで来ていることがあり
ます。
霧はすぐに消えてしまうのになんでそんなことが分かるの ?? と思われる方もおられるかも
知れません。
実は、ビージア成分が空間にあるのかないのか、簡単に確認する方法があります。
例えば、あなたのおうちの居間でビージアの空間噴霧をしていたとしましょう。
キッチンで料理をするあなたが「ん ? ガスの炎の先がいつもよりちょっと赤いな・・」と
気づかれたら、ビージアの成分がそこまで流れてきている証拠です。
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環境殺菌の考え方について④
話を戻しましょう。
日頃から抵抗力を鍛え、体力を維持した上で、
・抵抗力を持つことが不可能な「新たな感染症」が流行
・感染者の看病を通じて濃厚な接触が避けられない
こんな状況になったとしたら、ビージアの空間噴霧は効果絶大です。
また、老人介護施設や医療施設、食品加工、飲食、畜産 などの業界に於いては、事業の存
続を危うくする危険性のある感染症対策としてビージアは必須のアイテムとなっているので
す。
2015 年 9 月の段階で、例年になく早いインフルエンザによる学級、学年閉鎖が発生してい
たり、抵抗力 ( 抗体 ) を持っていない新型ノロウィルス GⅡ.17 の発生と蔓延が始まってい
たりと不気味な様相を呈しています。
日頃からの抵抗力アップと体力維持に努め、もし、上記のような状況になれば、迷わず微酸
性次亜塩素酸水ビージアでのガードをして頂きたいと思います。
注 1 :「抗体」を持たない菌、ウィルスに対する事象を除きます。
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