6歩のポジションの話 その1 「センターマークと打球点がポジションの定石の証明」 手前のオレンジのコーンが、打球点だとすると、打つ範囲は赤い線の範囲になります。 ネット上で考えるとピンクのタオルの位置(範囲)を通ることになります。 テニスコートを地上で見ると、上の写真のよ うに見えます。おなじみの視覚で、実際より も横が長く、長さが短く見えます。ですが、 上空から見ると、コートはずいぶん細長いこ とがわかります。 左の写真は、上のテニスコートを上空から撮 影したもの。(googleアースより) この視覚の差がポジションを難しくしている 一因でもあります。 横が長く見える分、広い範囲を前衛は守らなければならないと錯覚してしまうのです。 前ページの上空の写真を イラストにしてみると。 打球点からボールの来る 範囲がわかります。 来る範囲のネット上の真 ん中に前衛は位置するこ とを「ポジションを取る」 と言います。 前衛はネット上では意外 と狭い範囲を守ることで コート全体を守れるのだ ということがわかりま す。 左の写真(下)は打球点 (オレンジの T シャツの 選手側が打球点)を置い て、どこがネット上で来 る範囲で、その真ん中は どこかを考えて、選手が その場に位置した写真で す。 少し説明した後でも、ず いぶんバラつきがあっ て、選手にとって「ポジ ション取り」は難しいの がわかります。 正解は、この赤い線 上にいる選手なので すが、何度やっても 正解を当てることが なかなかできない選 手がたくさんいま す。 正解の見極め方 とし て、打球点とセンタ ーマークを結んだ線 上にポジションを取 ると、結果としてピ ンクのタオルの真ん 中に来ることを教え ます。 左の図は 上の光景をイラストで表したも のです。 ボールの来る範囲、そのネット 上の真ん中に立つこと=打球点 とセンターマークを結んだ線上 がポジションだということで す。 上の写真をイラストで表したものが左の図 です。 結果的に、みな打球点をセンターマークを 結んだ所にポジションの位置がきます。 右の ように、ネ ットに近くな っ たり 、角度がつ いたりしても 結 局、同じです。 これ が定石の証 明となります 。 つま り、 打球点 とセンターマ ー クを 結んだ線上 がポジション と いう定石の証明です。 この 定石だけで すと、実は取 れ ない前衛がたくさん出てきます。 世代や男女差も出てきます。 そこで、次の段階で6歩という ことが出てくるのです・・。 この 6歩でポジ ションを考え る とよりわかってきます。
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