TENNISつちうら - KCJテニスアカデミー

号外
2009/8月
TENNISつちうら
土浦市体育協会硬式テニス部
土 浦 市 テ ニ ス 協 会
全国高校総体(奈良インターハイ)で堂々の3
7月28日から8月4日、奈良県で行われました全国高校総体(インターハイ)で、土浦テニス協会の海
外育成選手であるイー
イー ジェムン(李在紋:東風高校1年生)選手が、全国高校テニス男子60万人の
ジェムン
第3位に輝きました。
今回、高校総体が行われました奈良県橿原運動公園テニスコートでは人工芝でできた球足の遅いコー
トに雨天の合間を縫っての進行ということもあって、水を含んだボールが重く膨らみ打球のスピードが極
端に削られるという守備型選手が圧倒的有利の状況となりました。
有力な攻撃型の選手が次々と早いラウンドで敗退していく中、攻撃型最先端の李在紋選手が1年ながら
3位となったことは特筆すべき快挙といえます。会場では大変な注目を浴びたと聞きます。
実は、準決勝で対戦し敗退した第2シードの田川選手(3年)には、前回の埼玉ITF(国際大会の決勝)で
勝っていましたので、条件さえ不利でなければ十分に勝てる可能性もあったためとても残念です。
スコアも“6-8”と大変競っており、本来ならば3セットマッチであったこの準決勝が、雨天による遅延進
行のため8ゲームマッチに短縮されたことも、日本特有のこの短縮マッチに不慣れな李在紋選手にとっ
て不利に働いたことも否定できないと思われます。
しかしながら、ようやく日本の生活に慣れてきた若干高校1年生が、この特殊なインターハイという舞台
で3位となったことは、土浦市、土浦テニス協会としても大変な収穫と言わざるをえません。
なお、海外育成選手のもうひとりの朴圭民(1年)選手も3ラウンドまで勝ち上がりベスト32いう素晴らし
い成績を上げました。
李在紋コメント
今回の大会では自分の弱点を
知ることができました。大切な
場面での決め球の精度に欠け
るので今後はここ一番のメンタ
ルの獲得に集中したいと思い
ます。また、8ゲームマッチとい
うスタイルの厳しさも勉強にな
りました。
メディア関連
1年生の活躍ということもあって、大
会序盤からとても話題となっていま
した。「J
Jスポーツ」からも連日インタ
ビューがあり、ボールの質が違うの
で注目しているとのこと。
テニスマガジン、テニスクラシックな
どのテニス雑誌数社からも大会での
感想を聞かれました。
朴圭民選手
国際的スポーツ文化都市をめざして
Toward the International Sports Culture City
土浦市体育協会硬式テニス部
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