黒田コマラ オーラソーマアカデミーの代表マイク・ブース 情報にも詳しく、日本人のティーチャーとして 色がひらく神秘の扉ー も第一人者として活躍中。 システムの創始者である オーラソーマ ® ヴィッキー・ウォールさんは、 代になっ てから失明するという苦難に出会いながら も、そこから宝物のように光輝く美しい色 のボトルを生みだしました。 鏡に映ったものを、否定したり、疑った り、歪んで見えたりするものは、わたした ちのなかにあるマインドです。 鏡はありのままを映しだします。 白雪姫のお話のなかでも、鏡は嘘をつか ないとあります。 わたしたちは大人になると、たいていの 人は転生してきた魂よりも、宿った先の肉 体、そこに形成された人格や条件づけ、ま わりから受けとった価値観や信念など、自 分の外面である一部にしか過ぎない「自分」 にアイデンティティを見いだし、それに自 己を同一化して生きています。 で「わたしをいちばん呼んでいるボトルは どれ?」と自分のなかで思うことで、自分 の受容性を開き、自分を映しだしているボ トルと出会っていきます。 チ ベ ッ ト で は、『 死 者 の 書 』 と い う 本 が あって、人が肉体を離れると、魂が黄泉の 国を旅するガイドとして、枕元でこの本を 読んであげる習慣があるといわれていま す。日本の仏教の伝統でも、人が亡くなる と、死に装束として旅支度を整え、戒名と 色や音をバイブレーションで感じたりす ることは、人の感受性が繊細であれば、か ぎりない世界を開きます。 色は、わたしたちが視覚として肉眼で見 るだけではなく、バイブレーションとして 感 じ る こ と も で き ま す。 ヴ ィ ッ キ ー さ ん は、オーラソーマのたくさんの色のボトル の違いを感じることができたといわれてい ます。 60 オーラソーマシステムの色の鏡は「自分 を思いだす」ための、ひとつの機会です。 して魂の新しい名前をお坊さんからいただ き、魂の旅がはじまります。 魂をガイドする要素のひとつが色です。 肉眼では見えないのに色が識別できるのだ ろうかと、不思議に思うかもしれませんが、 意識や魂は、色を知覚できるといわれてい ます。色が視覚によるものだけではないこ とがわかります。 ヴィッキーさんは、オーラソーマシステ ムを、 「自分を思いだしたい人、見にいらっ しゃい」と紹介したそうです。 の、 世の中には、「本来の自分を知るため」 いろいろなメソッドが紹介されています が、オーラソーマシステムでは、美しい色 のボトルを鏡として「自分を思いだす」た めに使います。 白雪姫のお母さんは、鏡に向かって「鏡 よ、 鏡、 世 界 で い ち ば ん 美 し い の は 誰?」 と聞きましたが、オーラソーマシステムで は、たくさんならんだ色のボトルの鏡の前 心の窓からその鏡をのぞいてみると、そ こに「世界にひとりしかいない、大切な美 しいあなた」を発見するかもしれません。 そしてそれは、ずっと昔からどこかで知っ ていた自分であり、大人になって忘れてし まっている自分かもしれません。 わたしたちは、どこかで直観的に知って います。 「今の自分以上の自分がいることを」 人格の層を超えて、鏡を通して色が導い て く れ る、 魂 の レ ベ ル で の「 本 来 の 自 分 」 を思いだす旅は、いつからでもはじめられ ます。 色は神秘への扉です。 42 43 黒田コマラ 氏の専属通訳として、また、マイクの最新の PUSKARA http://www.puskara.jp/ 白雪姫のお話のなかでも、鏡は嘘を つかないとあります。 鏡はありのままを映しだします。 鏡に映ったものを、否定したり、 疑ったり、歪んで見たりするものは、 わたしたちのなかにある マインドです。
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