学校法人 滋慶学園 東京メディカル・スポーツ専門学校 第 1 回学校関係者

作成日:平成 27 年 6 月 10 日
学校法人 滋慶学園 東京メディカル・スポーツ専門学校
第 1 回学校関係者評価委員会議事録
議事録作成者:藤田 直人
1. 開催日時 平成 27 年 6 月 10 日(火) 13:00~15:00
2. 開催場所 東京メディカル・スポーツ専門学校校長会議室
3. 参加者
学校関係者評価委員
藤野
浩一郎 業界関係者(一般社団法人TMG本部
人事副部長)
高井
豊
業界関係者(医療法人社団森山会リハビリテーション統括部長)
宇梶
義男
業界関係者(ムーヴアクション株式会社 代表)
牛込
公一
卒業生代表(有限会社ディー・シー・ティ―
嶋崎
明子
保護者代表
深澤
昇
高校関係者(拓殖大学紅陵高等学校
沼倉
英理
近隣関係者(行船管理有限会社 副社長)
代表取締役)
学校長)
学校側参加者
古島
暉大
学校法人 滋慶学園
関口
正雄
東京メディカル・スポーツ専門学校
松川
勝吉
伊藤
尚司
東京メディカル・スポーツ専門学校 教務部長
藤田
直人
東京メディカル・スポーツ専門学校
東京メディカル・スポーツ専門学校
ンター
4. 会議の概要
(1)
学校長挨拶
(2)
委嘱状交付
(3)
平成 24 年度自己点検・自己評価結果報告
(新任者)
及び平成 25 年度重点目標の説明
(4)
議事
質疑応答
評議員
学校長
事務局長
学生サービスセ
(1)学校長挨拶
専門学校は18歳以上の高等学校卒業以上の者が入学する専門課程である。学校教育基
本法の第1条には、大学から幼稚園まであり、81条に各種学校の項がある。
その学校制度から昭和51年に専修学校ができた。82条の2項で規定している。
大学と専門学校が教育の質をもって成長、評価されてきた。専門学校も1条校化を目指し
て運動を長くやってきた。そんな中、職業実践専門課程という制度が25年に作られた。
様々な条件をクリアして文部科学省が認定した制度である。その制度の中に、学校関係者
評価委員会がある。
学校を評価するというのは、大学では義務化されている。認証団体の評価を受けることに
なっている。自己点検・自己評価は専門学校も義務化されている。文部科学省は、職業実
践専門課程を認定するにあたり、外部評価を受けることを求め事実上の義務化になった。
また、職業教育を行う新しい枠、
「専門職大学」が中教審で話し合われている。職業教育
を行う新たな高等機関を作る動きである。大学の制度の内側に作り、大学も専門学校、短
大も入ることが考えられる。平成31年4月設置を目指している。
大学の評価は、教育機関として問うものである。専門学校では、新しく分野別の評価が
ありその視点は教育成果を見るものである。卒業時点でどんなことができて卒業生がどん
な活躍をしているかにある。本日は、そのような点などについてもご指摘いただきたい。
(2)委員紹介及び委嘱状交付
新任 深澤 昇・嶋崎 明子
(3)H26年度自己評価内容とH27年度重点目標説明
・学校概要の説明 学校の設立、学科、組織目的の紹介
・平成26年度自己点検評価内容(松川局長からプレゼン)
1.教育理念・目的・育成人材像
職業人教育を通じて社会に貢献する・・・学園のミッション
建学の理念 (実学教育・人間教育・国際教育)
組織目的 『医療資格+スポーツ』で、スポーツ傷害の予防と治療ができる人材を
輩出する。そして、健康社会の実現やスポーツ文化の発展に寄与することで社会
に貢献する。
4つの信頼(学生保護者、高等学校、業界、地域)
育成人材像 学科毎に養成目的、教育目標を設定
将来的な目標 退学者0.就職100%、資格取得100%、1年以内離職0
特色ある教育活動への取組み
5つのプロジェクト(入学前、国家試験対策、キャリア教育、TMS ブランド、20
20年)
学科横断プログラム (AT 専攻、エクステンション講座)
(牛込) 国家資格の合格率は
(松川) 後の項目で説明させていただきます
(島崎) 2020プロジェクトは何をした
(渡辺)
スポーツ分野で活躍している人を呼んで勉強会を開いた。トレーナーブースな
どを開いた。
2.学校運営
意思決定システム 方針の共有と講堂の徹底をする 判断基準の明示
情報とコミュニケーションを共有する
運営会議ですべて戦略を決定する
学園本部の機能紹介・・・PC 管理、給与に関すること
3.教育活動
3年5年後の姿・・・養成目的
卒業時の姿・・・教育目標
職業人教育=専門職業教育+キャリア教育・・・人間教育を行うことを大切にしてい
る。
理学療法士科の例 地域社会に貢献できる。
・・・それを関わるカリキュラムを入れ
ている。
(牛込)柔道整復師科と鍼灸師科は現場の研修としてアルバイト推奨することはあるのか。
(松川)推奨とは違う。午前コースなどは午後は、AT やトレーナークラブ(スポーツの部
分)の勉強がある。経済的に働くことが必要な学生などには、学校に来ている求
人を広くすすめている
(牛込)うちにも3名が働いている。実学と現場とは違う。より現場で働けるカリキュラ
ムを作ってほしい。
(松川)午後コースの学生などは、働きながら学ぶ学生もいる。
外部での実習を組み立てることは課題と感じている。
(牛込)目の前でその患者さんを見られる環境は将来のために必要。
4.学習成果
卒業生186名 就職希望者165名(88.7%)
内定者165名(100%)
専門職就職率 162(98.1)
卒業生の活躍を紹介
(牛込)胡蝶蘭は出してもらえるの
(松川)2~3年前から卒業生が開業したなどの情報があればプレゼントしている
就職における課題
就職者率の向上 ⇒ 「就職希望なし」者の減少
離職率の減少 ⇒ 1 年以内の離職をゼロへ
(渡辺)卒業できない学生や再度入学をする学生が就職希望ぜずになる
就職者率の向上
が課題である
資格取得
国家試験合格率は、理学療法士科Ⅱ部のみ全国平均を割ってしいまった。その他の学科
は全国平均を上回った。
資格取得における課題
合格率100%の達成・受験率の向上
退学率 5.7%(40名)学園だと3%程度 TMSは高い水準にある。
課題 ひとり一人への対応
1年次低学力者対策の強化
学習方法がわからない学生が多い 経済的な理由もいる
(高井)定員を集めるために無理な合格を出していないか。
(松川)定員は集まっている。面接をしっかりやるが、わからない部分もある。
(高井)入学の倍率と中退率の比率を比べてはどうか
(松川)数字はあるので計れると思う
(高井)子供の数などを考えると退学率はあまりかわらないと思う。
(松川)広報が厳しいと退学率も上がる傾向にもある
5.学習支援
慶生会クリニック 滋慶トータルサポートセンター
学生寮の設置している
学費・クラブ活動・卒後支援(技術講習会の開催)
保護者連携 保護者会の開催
(深澤)経済的な問題があった場合何かサポートはあるのか
(松川)日本学生支援機構の奨学金を紹介している
また別に災害にあわれた方には給付金などをしている
(沼倉)予約奨学金の分納制度があるが未納を防ぐにはどうしているか
(藤田)毎月11日の奨学金振込みに近い日を支払い日に設定している
6 教育支援
海外研修については、昨年は柔道整復師科と鍼灸師科は参加希望人数が少なく実施できて
いない
防災訓練(安否確認システム)
・安全管理体制(AED 設置)
柔道整復師科の学生の AED を使った心肺蘇生活躍紹介
(高井)学校の評価は2にしているが、何が理由で2にしたのかがあればいい。
(松川)次年度は改定する。自信があるので3をつけていると考えてほしい。
7.学生の募集と受け入れ
高等学校への情報提供
8.財務 専門の部署である学園本部機能がやっている
9.法令順守 グループとして取り組んでいる。
(沼倉)情報管理はどのようにしている
(松川)学籍の保管しているサーバーと個人 PC が違う
また個人 PC は外部では使用できない。
個人の意識付けが大切と感じている。8s 運動に PC の情報整理などをやっている
(高井)この評価は数字をみているわけでないので何を見て判断するの
(松川)この評価書内で判断してほしい
10.社会貢献
なかなか難しい部分がある。フランスのエステ学校を毎年、来校している。
介護予防教室の運営
平成27年度の重点目標
退学率 4.4%(31名)
国家試験合格率の向上
入学者数230名