(公財)由良大和古代文化研究協会 読売新聞社 主催 奈良県立橿原考古学研究所 第5回 奈良県立橿原考古学研究所東京公開講演会 三角縁神獣鏡 研究の最前線 ~精密計測 から 浮かび上がる製作地~ 11 月 29 日(日) よみうり大手町ホール 三角縁神獣鏡(奈良県天理市黒塚古墳出土 30 号鏡) 左:写真 右:三次元計測画像 平成 27年 13 時開演(12 時開場) 水野敏典 奈良県立橿原考古学研究所総括研究員 「三次元計測を応用した三角縁神獣鏡の研究」 清水康二 奈良県立橿原考古学研究所主任研究員 「鏡笵の再利用からみた三角縁神獣鏡」 菅谷文則 奈良県立橿原考古学研究所所長 「古墳と三角縁神獣鏡」 東京メトロ千代田線・丸ノ内線・東西線・半蔵門線・都営地下鉄三田線 大手町駅C3出口直結 聴講無料 事前申込制・定員 500 名 奈良県立橿原考古学研究所 〒634-0065 奈良県橿原市畝傍町1番地 Tel:0744-24-1101 Fax:0744-24-6747 http://www.kashikoken.jp/ 第 5 回 奈良県立橿原考古学研究所東京公開講演会 三角縁神獣鏡研究の最前線 ~精密計測から浮かび上がる製作地~ 開催趣旨 プログラム 1998 年、奈良県天理市の黒塚古墳から、33 面という大量の三角縁神獣鏡が出土したことは、 今なお、多くの人々に強い印象を残しています。 三角縁神獣鏡は、鏡背面に神仙世界を表現す るとともに、外周に鋸歯文帯などを配する、縁 部断面が三角形の大型青銅鏡です。わが国の古 墳などから、これまで約 560 面が出土していま す。そのなかには同じ文様をもつ鏡が 100 組以 上あることが知られています。 この鏡には中国三国時代の魏で製作され日本 13:00 開会挨拶 菅谷文則 奈良県立橿原考古学研究所所長 13:10 ~ 14:00 講演1 水野敏典 奈良県立橿原考古学研究所総括研究員 「三次元計測を応用した三角縁神獣鏡の研究」 14:00 ~ 14:50 講演2 清水康二 奈良県立橿原考古学研究所主任研究員 「鏡笵の再利用からみた三角縁神獣鏡」 列島にもたらされた「舶載鏡」と、日本列島で 製作された「仿製鏡」があるとの説が有力でし 14:50 ~ 15:05 休 憩 たが、その後、舶載鏡も列島内で製作されたと する説、逆に仿製鏡も含めてすべて中国製とす る説が唱えられるなど、今なお議論が盛んです。 三角縁神獣鏡は、早くから卑弥呼に下賜され 15:05 ~ 16:05 講演3 菅谷文則 奈良県立橿原考古学研究所所長 「古墳と三角縁神獣鏡」 た鏡であるとされ、日本列島の国家形成過程を 解明する上で中心的な研究対象となってきまし 16:05 ~ 閉会挨拶 た。そのため、鋳型の製作技術、鏡の製作地の 泉森 皎 (公財)由良大和古代文化研究協会業務執行理事 問題をあきらかにすることはきわめて重要です。 今回の講演会では、当研究所による、最新の 三次元計測技術を用いた三角縁神獣鏡研究の成 果に基づき、その製作技術、製作地の問題に迫 お申し込み方法 往復はがきに住所・氏名・電話番号を明記のうえ研究所までご応募ください。 はがき1枚につき1名のみの応募となります。応募者多数の際は抽選のうえ、 当選者には参加証を返送いたします。 応募締切:10 / 26(月)必着。 ります。 平成 27 年 11 月 29 日(日)13:00 開演(12:00 開場) 参加無料(定員 500 名・事前申し込み) よみうり大手町ホール 東京メトロ千代田線・丸ノ内線・東西線・半蔵門線 都営地下鉄三田線/大手町駅下車 C3出口直結 (東京都千代田区大手町 1-7-1) 奈良県立橿原考古学研究所 〒634-0065 奈良県橿原市畝傍町1番地 Tel:0744-24-1101 Fax:0744-24-6747 http://www.kashikoken.jp 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 平成 27 年度秋季特別展 人のかたちの埴輪はなぜ創られたのか 10 月 3 日(土)~ 11 月 23 日(月・祝) URL http://www.kashikoken.jp/museum/
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