企画展示関連講座 古書で紐解く近現代史セミナー 第13回 内田嘉吉文庫 蔵書に見る古書の形と歴史 ― 修復と製本の現場から ― 内田嘉吉文庫は、約800点の古版本を 含む、16~20世紀の蔵書で構成されて 講 師 プ ロ フ ィ ー ル います。その中には、各時代の特徴的な 製本装幀を残す本も数多く、見るものを 愉しませてくれます。しかし古書であるた 製本・書籍修復家 版画家、 製本家 藤井 めに、紙や革の劣化が進んでいる本や、 敬子 近藤 理恵 使用による破損が多いことも事実です。 京都市立芸術大学で日本画と版画 Centre des Arts du Livre とAtelier 今回は、 2014年度に内田嘉吉文庫の を学び、東京でと工芸的な製本と出 des Arts Appliqués du Vésinet (仏 会う。1999年、版画製本工房を開設、 国) にて工芸製本、箔押し装飾、 受注制作と製本指導をする傍ら、工 書籍修 復を 学ぶ 。1994年より製 にお迎えし、お話をうかがいます。実際に 芸製本の魅力を広めようと「東京製 本・書籍修復の工房を設立。洋古 修復された本をご覧いただき、修復過程 本倶楽部」を設立、運営。NHK「趣 書や明治以降の日本の本の修復、 味悠々」、美術館、図書館、NHKな 工芸製本の注文製作に携わる。 どで製本講座や講演を行う。京都精 武蔵野美術大学、東洋美術学校 がら、内田嘉吉文庫を通して見える“製 華大学、名古屋芸術大学非常勤講 非常勤講師。東京製本倶楽部運 本の歴史”をたどります。 師。東京製本倶楽部運営委員。 営委員。 修復を手がけた製本家のお二人を講師 で見えた本の構造についての話を交えな 日 時: 4月23日(木) 19 : 00 ~ 20 : 30 (受付 18 : 30~) 場 所 : 日比谷図書文化館4階 スタジオプラス(小ホール) 定 員 : 40名(申込順、定員に達し次第受付終了) 参加費 : 1, 0 0 0 円(千代田区民 5 0 0 円) ※千代田区民の方はご住所が確認できるものをお持ちください。 申込方法:電話(03-3502-3340)Eメール([email protected])またはご来館(1階受付)のい ずれかにて、①本講座名、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。 展示&関連講座に関するお問い合わせ 日比谷図書文化館 特別研究室 開室時間:平日 10:00~20:00 (土曜 ~18:00 /日・祝 ~16:00) TEL:03-3502-3340(館代表) ≪交通アクセス≫ 千代田区立日比谷図書文化館 ● 東京メトロ丸ノ内線 〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-4 ● 都営地下鉄三田線 「内幸町」駅 徒歩3分 ● 東京メトロ千代田線 ● 東京メトロ日比谷線 「霞ヶ関」駅 徒歩5分 開館時間:平日 10:00~22:00 (土曜~19:00/日・祝~17:00) 休館日:毎月第3月曜日 HP:http://hibiyal.jp JR「新橋」駅徒歩10分
© Copyright 2024 ExpyDoc