AG‐HMC155使用による 鉄道撮影レポート 平成21年5月16~17日 四国土讃線にて • • 5月16日に四国の土讃線にて、有志による貸切臨時列車が運転さ れ、その撮影をAG‐HMC155にて行いましたので報告いたします。 すでに業界内でコンパクトやSDカードが記録媒体等機動性の高さ と高画質により高い評価を得ているだけあり、今回の撮影でも充 分に活かすことができました。 早朝6時頃に渓谷沿い に走る列車を撮影しま した。 アイリスとフォーカスを マニュアル設定し、その 他はオートにて撮影し ました。 川の音もあり、列車の 近づくタイミングが判り 難い状況において、 AG‐HMC155のもつプリ レック機能が大変重宝 しました。 早朝でかなりの曇天、 渓谷なので山影ありと いう、かなり厳しい条件 でしたが、新緑萌える 早朝の渓谷の感じを記 録してくれたと思います。 別のポイントにて走行中の列 車を撮影しました。 これまた、写真よりかなり暗い 天候で撮影には厳しい条件で した。 画面左上に藤の花が咲いてお り、花と列車により季節感を出 したかったのですが、さすがに 暗すぎて花の色を出すことが できませんでした。 三脚使用の固定撮影でしたが、 花と鉄橋をいれたアングルの 関係で、画面下を車が横切る 場面がありました。 ちょっとみっともないので、98% 位に縮小したのですが、1920 フルデジタルの威力か解像感 がおちることはありませんでし た。 山の上からの俯瞰撮影です。 今にも雨が降りそうな曇天でし たが、山深い森林の様子が撮 影されていると思います。 正直テレ側がもっとほしいと感 じた撮影でした。 停車中の車両の様子です。 ここでもかなりの曇天でした が、AWBにも係わらず、見 た感じに近い発色で撮影で きました。 車内で食べた駅弁の映像で す。 ライティングなしで、車内の蛍 光灯下での撮影でしたが美味 しそうな質感で写すことができ ました。 停車中にくつろぐ世話人さん たちを撮影しました。 人物はこのカメラが得意とする だけあり、ほぼオートにも関わら ずしっかりと撮影できています。 今回の撮影後のワークフローです が。 撮影素材のバックアップとプレュー、 ファイル変換を兼ねてLenovo IdeaPad S10eの改造機を持参しま した、最近流行のネットブックです。 元はメモリ1G+HDD160GBの スペックですが、これをメモリ2G+ HDD500GBに改造しました。 Lenovo IdeaPad S10e 撮影後SDカードをスロットに差し込 みPC内蔵のHDDにコピーします。 コピーの時間は撮影時間の1/3位で 実時間を要したテープキャプチャと比べ かなりのスピードアップです。 CanopusのAVCHDconverteをインス トールしてあり、CPUが非力なので時 間こそかかりますが、移動中にコン バートを指示して放っておけば、HQ ファイルに変換してくれます。 EXPRESSCARDスロットもあるので、 そこにe‐SATAのインターフェイスを入れ てe‐SATAのHDDに高速コピーします。 EDIUS5をインストールしてある編集機 であれば、 HQファイルであればストレ スなく編集できます。 後処理が大変と言われるAVCHDで すが、かなり便利な環境が整って きたと思われ、 AG‐HMC155がます ます重宝になっていくでしょう。 以上
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