だんだんメール原稿 2015・2・20 原 正子 「助産師出向支援事業」に参加しませんか! 2 月 15 日、2 年間の「助産師出向支援モデル事業」報告会がありました。 この事業は厚労省看護職員確保対策特別事業として看護協会が委託を受け、1 都 14 県で取 り組まれました。目的は 1、助産師の就業先の偏在是正 2、助産学生の実習施設の確 保 3、助産実践能力強化支援等です。島根県は主に県内で偏在する助産師をどうするか、 分娩件数の少ない助産師をどう教育するかを目的に取り組まれました。私はその協議会メ ンバーとして参加させていただきました。 26 年度に出向元 3 施設、出向先 3 施設、出向助産師 4 名で実施され、大きな成果をあげ ました。この成功は準備段階からの看護協会と県行政の連携にあります。全県的な助産師 確保対策として精力的に取り組まれ、実施に向けて各地域で丁寧な説明会を行い参加施設 での募集がされました。どの施設でも助産師不足のなか、 「研修に出す、研修を受け入れる」 ことは大変なことであり、事務局での給与や補償等の問題もあります。しかし、これらの 問題を乗り越えさせたのは、本モデル事業への深い理解と、県内助産師を育てるという社 会的意義だったと思います。克服すべき問題があっても、どうしたら実施できるのかの視 点で検討していただいた結果ではないでしょうか。 27 年度からは県事業「助産師出向事業」として取り組まれます。 是非とも多くの参加を望みます。 (詳細は県医療政策課、看護協会にお尋ねください)
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