2008植物調査感想(抜粋) 北海道佐呂間高等学校 2年生物Ⅰ ・日本には多くの外来種が増えていて、逆に前からいた植物が消えていってしまっていることを肌で感 じた。 ・日本の植物より外国から入って来た植物の方が多いということがわかった。増えすぎて見つけたら抜 いたりしないといけないのもあった。オオハンゴンソウなど。 ・身近なところに名前の知らないいろいろな植物があることが分かったし、見つけていくのが楽しかっ た。でも似ているような植物ばかりだったので探すのが大変だった。 ・最初は正直興味はあまりなかったのですが、行ってみるときれいな花がたくさんあったりして、楽し くなりました。先生がたくさん花や木の名前を知っていて、かっこいいと思いました。僕も少しずつ憶 えて、子どもに教えられるようになりたいと思いました。 ・意外に沢山の花が咲いていて驚きました。この あたりでは外来種のオオハンゴンソウが沢山咲い ていました。また植物調査をしたいです。 ・あまり花や葉や木を見る事なく生活していたの で色々な花が見られて楽しかった。しかし、同じ ような花や葉が多くて少し困った。 ・普段よく目にする植物でも名前を知っているも のは少なかった。今回、色々な花の名前を知るこ とができたし、その植物をよく観察してみると今 まで気が付かなかったところがたくさんあって良 かったです。 ・普段何気なく見ている植物でも、実は様々な特徴があり、名前も知らないものばかりだった。新たに たくさんの知識を持てたことを嬉しく思う。また何かの機会に調べてみたい。 ・普段その辺に生えている植物を観察するのは初めてで、すごく新鮮だったし、面白かったです。図鑑 の見方も分かったし、とても勉強になりました。また行きたいです。 ・私は先生と一緒に木の観察をしたけど、木は木でも葉の形、色などで全然種類が違ってとてもおもし ろかったです。そこにあった木が図鑑にのっていた時が楽しくて勉強になりました。 ・私は木を観察しました。あまり植物に興味がないので、普段、意識して木を見ることがありませんで した。今回、初めて調査してみて、葉の形、大きさなど、たくさんの違いを発見することができて楽し かったです。蚊がいっぱいいてたくさん刺されました。 ・似たような花がいっぱいあってさがすのがとても大変だった。上手く特徴をつかんで探さねばなりま せん。でもくわしい事が書いてあって勉強になった。花言葉が知りたかった。 ・似たような植物の違いを見分けることが難しかった。自分の身の周りに外来種の植物が生えているこ とは知らなかった。佐呂間の自然環境を考える参考になった。 ・本で花を調べるのが難しいということが分かった。見つけたと思っても似た花だったり、書いてある 説明にあてはまったりしないから大変だった。 ・花の色が同じ色や似ている色でも、葉の形や茎の長さで全然ちがうものがあるのでおどろいた。 ・似ている花でも葉の形とか違っていて調べるのが大変だった。初めて知る名前の花ばかりで、さがし ている内にだんだん楽しくなってきた。 ・普段、私が見ている花も色々ありましたが、中には知らない花もあり、環境によって違う花が咲くん だなと知りました。白やピンクなどキレイな花が色々あって楽しかったです。 ・見た目がほとんど同じような花でも、図鑑を開くと花弁の枚数、葉の 形が少しずつ違って、苦労した。でもその分見た目、特徴が一致したと きはすごく感動した。葉をちぎると黄色い汁が出る花があって、おもし ろかった。 ・花以外にも、葉や茎などを見ながら探すのが大変だった。同じような 花でも色々と見たら違いがあるということがわかった。 ・葉の形がふしぎな木や、トゲがあるなど木それぞれの特徴があって面 白かったです。木や花を調べるには特徴などをきちんと観察しなければ いけないので難しいことなのだとわかりました。ハチの巣も観察したい です。 ・植物は全部、同じように見えるけど、それぞれに特徴があることがわ かった。ハチの巣も発見した。 3年生物Ⅱ ・日本原産でない植物がけっこう多く、オオハンゴンソウに至っては町のいろんな場所で見かける。 このような外来生物によって日本の生物が追いやられていくのではないかと心配になった。道端にこん なに目を配ったのは初めてで、草花ひとつ見ても葉の形や花の色、生え方などそれぞれが全く違ったも ので、多種多様さに驚いた。 ・1 時間(50分)だったから、あまりたくさんは調べられなかったり、自分たちの力ではそれがなん という花か特定できなかったりして残念に思った。でも、ふだんしっかりと自然と接していない自分 にとってはとても新鮮な体験だったと思う。後日、先生がまた行って調べてきたものを加えてまとめ ると、外来種の繁殖が多く、佐呂間のような田舎でも自然の生態系の変化が起こってきているんだと 思い、寂しく思った。 ・調査した限りでは数えきれないほどの植物があった。スモモの木があったが、あれは人工的に植えた ものと私は考えた。カシワの木は立派な葉をつけていた。エゾヘビイチゴは自然にでたのだろうか。 赤い果実をつけていた。私は食べていないが、すっぱいが甘さもありおいしいらしい。オオハンゴンソ ウが一部では大量に発生していた。オオハンゴンソウの周りは他の植物はあまりなく、こうやって発生 していけばオオハンゴンソウばかりが繁殖していく。あまり人の通らない山道は植物があふれていた。 こうした自然がある佐呂間はいいと思う。 ・田中山のカシワ道だけでも、たくさんの種類の植物があり、似たよう なものがたくさんあった。オオハンゴンソウなどの外来植物けっこうた くさんあった。オオハンゴンソウは繁殖力が強く、佐呂間の道のまわり に黄色い花が多く見られる。大きいものは1mをゆうゆうと超える。ツ メクサは昔、荷物を送るときにまわりに敷き詰め、クッションがわりに したことから日本に渡ってきたそうだ。 ・普段、通学中に目にしている花はほんのごく一部だとわかり、それに 外国が原産の植物が多いことがわかった。特にオオハンゴンソウはとて も強い植物でどんどん繁殖して、手に負えない。そういうことを気にし て見ると、普段はとてもきれいな花だと思っても、少しこわくなる。 ・特にオオハンゴンソウが印象に残っている。北アメリカ原産の外来植物で繁殖力がとても強く、成長 すると高さ2m以上にもなる。それを知ってから、オオハンゴンソウを意識しているせいか、とても目 がいき、予想以上の多さに驚いた。生物の授業でオオハンゴンソウについて学ばなければ、ただのきれ いな花で終わっていたが、植物の特徴などを知ることで日常生活でも疑問や発見が生まれる。これが生 物の授業でとても大事なことだと思う。オオハンゴンソウなどの外来生物などの影響で生態系がくずれ ていくことが心配です。 河川調査について ・佐呂間別川にこんなにたくさんの生物がいるとは知らなった。私が一 番印象に残っているのはプラナリアで、かわいい顔をしているのにいく ら切っても再生するすごい根性をもっているところに感動しました。ヒ ルは汚い水にいることや、岩の下にはりついていることもわかりました。 微生物もたくさんいて、私の発見したものもあったので、とても楽しか ったです。
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