学校事務職員を目指すあなたへ～先輩からのメッセージ～このメッセージは、経験年数２、３年目(平成 26 年度現在) の事務職員が回答しています。山武地区小中学校事務研究部会あなたが学校事務職員を目指したきっかけはなんですか。 ○事務職員という立場でありながら、学校という教育現場で仕事ができるところに魅力を感じ、学校事務職員を目指そうと決めました。また、学生時代に先生方にお世話になったので、恩返しの意味も込めて少しでも先生方の役に立ちたいと思ったことも目指した理由の１つです。 ○学校が好き、子どもが好きという思いが強くあり、学校で働くということにもともと興味がありました。また千葉県で生まれ育ったということもあり、大好きな千葉県で働くことで、少しでも社会貢献ができればいいなという思いもありました。そんなとき高校の先輩が学校事務職員になり、いろいろなお話を聞かせてもらう中で、学校事務職員に多くの魅力を感じたことがきっかけとなりました。学校事務職員は、普段どんな仕事をしていますか。 ○電話や来客の応対、先生方の給与関係の仕事を主に職員室で行っています。運動会等の学校行事で子どもたちと関わる機会もあります。 ○給与や旅費、物品購入などのお金に関わる仕事、福利厚生に関する仕事、就学援助事務や学籍事務など教育支援に関わる仕事、出勤簿など服務に関する仕事などたくさんの仕事をしています。また事務職員は電話を受けたり、お客様の応対など「学校の顔」としても活躍することが多いです。仕事をする上で、心がけていることはなんですか。 ○学校唯一の行政職で、事務職員しかできない仕事が多々あるので、責任を持って取り組んでいます。学校の顔とも言われるので、明るく笑顔でいることを意識し、その場に合った対応を心掛け、周りの人々とのコミュニケーションを大切にしています。 ○笑顔で人と接するように心掛けています。事務職員は「学校の窓口」のため、私達の対応が学校の印象を大きく左右します。「この学校なら安心して子どもを通わせることができる！」と保護者や地域の方々に思ってもらえるように、笑顔でさわやかに対応するようにしています。今まで仕事をして、いちばん印象に残っている出来事はなんですか。 ○「私も先生みたいな事務になりたいです」と言ってもらえたこと、卒業生からもらった手紙に「どんな時でも笑顔であたたかく事務室にむかえてくれてとっても嬉しかったです」と書かれていたことです。私の日々の心掛けはムダじゃなかったんだと実感できた出来事でした。 ○グラウンドのコースロープが古くボロボロになっていたので、昨年度、学校予算をやりくりし、新しいものを購入することができました。夏休みに学校職員で協力してそれを張り替えました。２学期が始まり、コースロープがきれいになったことに気付いた子どもたちは喜んでくれました。９月の運動会も、その前の年よりも良いものになったのではないかと思います。これから学校事務職員を目指す人へアドバイスをお願いします。 ○学校事務職員は陰ながらではありますが、先生方や子どもたちのために仕事ができ、とてもやりがいがあります。また、実際に子どもたちと関わることが出来たり、一緒に行事に参加することができたり、と他の職種の事務職員ではできないことを経験できると思います。 ○学校事務職員の仕事は、やる気次第で学校全体に影響していきます。机上での仕事ももちろん大事ですが、時には学校全体を見渡し、子どもたちや先生方のためにできることを発見し、実行していくことで、学校をより良くすることが可能です。それができることが学校現場で働いている学校事務職員の強みであり、やりがいになるのではないかと思います。