あの人の様に飯仲小学校四年松本太陽「トンネルした！」夕食の後、何となく見ていたナイターの試合中、巨人の坂本選手の前に転がって来たボールは、グローブには入らずに、両足の間をぬけていきました。ぼくは、「やっちゃった。」と思いました。その次の巨人の攻げきになりとても重い空気でした。けれど、坂本選手は、その攻げきで見事ホームランを放ちました。（すごい人だなぁ、もり上げ上手だなぁ）と感じました。ぼくも、ソフトボールの試合でキャッチャーで出場した時に失敗したことがあります。ピッチャーの投球をいっぱいそらしてしまいました。その後ランナーが一塁にいる時にピッチャーの投球を捕って二塁に送球すると、見事にランナーをとらえる事に成功しました。二年生の時から初めたソフトボール。最初は父や兄に連れられて練習に参加しているだけでした。ユニホームの着る順番がよく分からず一苦労でした。でも上級生にまざって練習できる事がうれしかったし、楽しかったです。三年生になって少しずつ上手くなっていきました。それと同時に、思う様なプレーが出来なくてイライラしたりソフトボールを辞めたいと思う事が多くなってきました。けれど、友達がいることと、ソフトボールをやりたいという気持ちが支えとなり続けることができました。そして、だんだんと試合に出る事ができるようになりました。四年生になった今では、下級生もふえ、練習や試合では、求められる事が多くなりました。辛くて泣きそうになることもあります。でも、かんとくやコーチにほめられると、うれしくなります。あんなに時間がかかっていたユニフォームの着がえは、かんたんに出来る様になりました。二年間でこれだけ成長することが出来たから、この先も続ければ、坂本選手の様に試合で大活躍できる選手になれると思うので、がんばりたいです。