2014年度 数学科の授業反省と課題

2014年度
数学科の授業反省と課題
2015.3.14
<反省>
1年
・受講生のほとんどが基礎的な力を持っている。
・プリントでは図を多用し、文章による説明は最小銀にした。
・プレゼンテーションを使い、説明に工夫を加えた。
・助数詞、特に1あたり量の取り扱いが課題。
・文章題が少なかった。
・かけ算の導入で文章題を扱ったが、文章の読み取りが課題。
2年
・理解が容易な方とたいへんな方が分かれる。
・仕事を持っている現役世代の欠席が目立つ。
・掛割図の書き方を1年の時からしっかり指導する必要がある。(特にわり算)
・分数では、Lます、おりがみで具体的に導入、感覚的につかめた様子。
・どうしても説明が多くなって、練習の時間が不足。
3年
・1,2年の内容からかなりレベルが上がるので、理解は難しい。
2名の方には個別にスタッフがついて学習した。
・正負の数でトランプでの導入、加法は良かったが減法は大変だった。
・乗法と除法は、水槽での指導が理解しやすい。
・方程式で、数当てゲームからは入りやすい。しかし、そのあとの天秤を利用し
て、等式の性質の移るところにギャップを感じている方が多い。
・等式の性質でも、右辺と左辺が等しい状態で、1行目、2行目……と処理する
のは初めてなので、定着が大変。
・プリントは、あとで読み直しても理解出来るように、なるべく説明を加えた。
<来年度に向けて>
・プリント検討会は例年通り、月2回程度で実施する。
・各学年の内容も、おおむね今年度でよい。
・2年の小数・分数の学習の前に「単位」の学習を入れてはどうか。
・話題に上がった内容は「四捨五入」「累乗」「面積・体積の単位」などだが、
全て年間の授業時数との兼ね合いから検討を要する。