NEO ネオ・マインド 究極の目標設定&目標達成メソッド ~あなたの望みを120%反映させる目標設定術と、 20 倍の速度で望みを叶える目標達成マインド~ AUN@ナカムラショウ 究極の目標設定&目標達成メソッド 『究極の目標設定&目標達成メソッド』 ~あなたの望みを120%反映させる目標設定術と、 20倍の速度で望みを叶える目標達成マインド~ ・・・このタイトル通りの内容をこれから話していくのですが、 多分あなたは、「また大袈裟なタイトルつけやがったなぁ」くらいに 思っていて、きっと 1 ミリくらいしか期待していないと思います。 ダメです。 100%期待してください。 大丈夫。まったくタイトル負けしていない内容だと、 強く自負していますから。 ・・・ それで早速話していくのですが、 まずは「目標設定」というところから解説していきたいと思います。 世の中には、様々な目標の設定手段があると思います。 欲しいものを紙に書く それを常に目に付く場所に置いておく 目標を誰かに宣言して自分にプレッシャーをかける 寝る前に口に出して唱える まあいろいろな事が言われているわけですね。 「こういうのは全部間違いだからやめておけ」 -1- 究極の目標設定&目標達成メソッド という話ではもちろんなくて、むしろ上に挙げたような事は とても効果的なので、積極的にやってほしいくらいです。 ここでの話のキモは、それ以前の事です。 これを知らないとどうなるか? どんなにあなたが叶えたい目標を持ったとしても、 それを達成するのにかなりの時間がかかってしまう可能性が 高くなるし、時間がかかるということはそれだけ目標達成できる 確率も低くなります。 たとえ叶ったとしても、 物凄くクオリティの低い目標達成になってしまうと思います。 「クオリティの低い目標達成」ってちょっと意味が わからないかもしれませんが、ちゃんとわかるように説明していきます。 結論からいうと、 あなたの「目標を達成する」事に対する態度を変える という事です。 ・・・ 「目標」という言葉に対して、あなたはどんなイメージを持ちますか? 「目標」ってなんですか?と聞かれたらなんて説明してあげられますか? 「自分が望んでいて、達成したいと思うこと」…とか? 「行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準」…とか? ……まあ、あれですよね。 平たく言うと、「欲しいモノ」ですよね。 そして「目標達成」というのは、 「欲しいモノを手に入れる事」ですよね。 -2- 究極の目標設定&目標達成メソッド こんな理解で十分です。 たとえば、100万円貯金をするとか、 ベンツを手に入れるとか、世界一周旅行をするとか、 彼女を作るとか……まあ叶えたい事は人それぞれだと思いますし、 それは別になんでもいいわけです。 ただ、この「欲しいモノを手に入れる」という目標設定に対する “態度そのもの”を変えてほしいんですね。と言うか、変える必要が あるんですね。 どのように変えるのかというと、 「俺は、欲しいモノを手に入れるための “スキル”を手に入れるんだ」 これです。 たとえば、「100万円欲しい」と思っているとしますよね。 これはこれでいいわけですよ。でも、ただ100万円が欲しいと 思っているだけだと、 「うーんそうだな、毎月の給料からなんとか5万円ずつ 貯金に回すことができれば、 、 、1年半くらいで達成か!」 …というレベルの話です。 このレベルの発想を超えることはなかなかできません。 「彼女が欲しい」と思っていても、 ただ彼女が欲しいと思っているだけだと、 「誰かにいい子を紹介してもらえないかなぁ、 積極的に合コンにでも参加しようかなぁ、それか思い切って ナンパしに行こうかなぁ」 -3- 究極の目標設定&目標達成メソッド …どうしてもこの程度のレベルの発想を超える事はできません。 しかし、 「俺は、欲しいモノを手に入れるための “スキル”を手に入れるんだ」 という、目標設定に対する態度を持つだけで、 得られる結果はまったく違うものに変わってくるわけです。 じゃあどんな風に変わるのか? たとえば、あなたの欲しいモノが結果的に、 何度も何度も手に入るということです。 しかも短期間で、自然に、 当たり前のようにして手に入るようになるんですよ。 「100万円が欲しい」とするじゃないですか。 そしたら、「どうやって100万円を手に入れようか?」ではなく、 「100万円を手に入れるスキルってどんなものがあるだろうか? って考えるわけです。 たとえば、僕のように自分でビジネスをやっている人間の 発想になると、 「人の感情を動かして購買に繋げるコピーライティングスキルを磨こう」 とか、 「最新のマーケティングスキルを学ぼう」 とか、そういうものが出てきます。 -4- 究極の目標設定&目標達成メソッド これらのスキルをマスターしてビジネスに活かすことによって、 結果的に100万円というお金を、一度だけではなく、何度も 何度も手に入れることが可能になるわけです。 別に5万円の貯金を1年半もコツコツ続ける必要なんてどこにもない。 5万円を1年半コツコツ貯めるというのは、 単なる手段に過ぎないんですね。 手段以前の、 「スキルをマスターする」というレベルの発想をしてください。 別に「FXや株式投資のスキルをマスターしよう」でもいいし (まあ投資はリスク&リターンですが) 、「営業力を磨こう」でも いいし、「資産家と仲良くなるための、好かれるコミュニケーション スキルを身に付けよう」でもいいわけです。 ベンツが欲しいなら、高級時計が欲しいのなら、 海外旅行をしたいのなら、 「それを達成するために必要な現金を稼ぎ出すスキルをマスターしよう」 という視点を持つんです。 彼女が欲しいなら、「彼女を作りたい」みたいな 目標設定の仕方ではなくて、 「魅力的な女性を引き寄せるボディランゲージスキルをマスターしたい」 「人を惹きつけるコミュニケーションスキルをマスターしたい」 みたいな目標設定をするべきなんです。 それを達成することで、結果的に、 美女から何度何度もアプローチされ続けることになるわけですから。 友達からの紹介や合コンやナンパなどはその手段に過ぎないんですね。 -5- 究極の目標設定&目標達成メソッド スキルさえマスターすれば、 永遠に女性を引き寄せ続ける事ができるようになるわけです。 ついでに言うと、ボディランゲージスキルや コミュニケーションスキルというのは女性だけでなく、 沢山の人を魅了し、引き付ける事が、結果的にできてしまいます。 とにかく、 「100万円貯金するにはどうしたらいいかなぁ」 「彼女を作るためにはどうしたらいいかなぁ」 …ではないという事。 欲しいモノを手に入れるために必要なスキルはなにか? という事を常に考える、その視点を持つということが極めて重要なのです。 んで。 実は、さっきから何度も「結果的に」という 言葉を意図的に使っているのですが、ここもポイントです。 「結果的に」手に入るんですよ。 「それだけを」手に入れる事を目標とし、 「それだけを」手に入れるのではなく、結果的に 「それも手に入る」のです。 人を魅了するコミュニケーションスキルをマスターした結果、 女性からのアプローチが手に入ることはもちろん、人からの 尊敬や羨望も手に入るし、その結果仕事が上手くいくようになるし、 自信も付くし etc… スキルをマスターした結果として、 色んなものが当たり前のように、自然に手に入るようになるんですね。 -6- 究極の目標設定&目標達成メソッド そしてそれは、欲しい時に、 何度も何度も手に入れることができるわけです。 ただ「彼女が欲しい」という発想の域を越えられなければ… まあ頑張れば彼女はできるかもしれません。 紹介してもらったり、コンパに行ったりして、 そこで気が合う女性がいたらそのまま彼女にできるかもしれません。 でも、それだけです。それ以上でもそれ以下でもない。 彼女が出来たからといって他人に尊敬されるようになるわけでもなし。 また、もしその彼女と終わったらどうなりますか? また一からやり直しです。 さっき言った「クオリティの低い目標達成」とはこういうことです。 結果的に、欲しいモノが何度も何度も、 当たり前のように手に入り、ついでに色んなモノも手に入る。 これがクオリティの高い目標達成です。 どんな目標でも、 それを達成するためのスキルというものが存在します。 だから、欲しいものを手に入れる事そのものを 目標にするのではなくて、それを手に入れるための 「スキルをマスターする」事を目標にするわけです。 何度も言いますが、 そのスキルを手に入れた結果的として、欲しかったものが 自然と手に入って、しかもそれは何度も手に入れる事ができるし、 そのスキルは永遠になくなることはありません。 彼女を作る事自体を目標にしてしまうと、 彼女ができたらその目標はそれで終わってしまいますが、 -7- 究極の目標設定&目標達成メソッド 「女性が俺様の魅力で勝手に寄ってくる 魅力的なボディランゲージスキルを手に入れる」 事は、彼女を作ってはい終わり、という話ではないのです。 「部下に好かれるようになりたい」と思うのではなく、 「人に好かれるスキルをマスターしたい」という目標設定の 視点を持つことで、部下に好かれることがただのプロセスに なってしまうのです。 部下だけではなく、同僚にも、上司にも、友達にも、 誰にでも好かれるようになるのです。 「俺は、欲しいモノを手に入れるための “スキル”を手に入れるんだ」 この視点を持てば、目先の手に入れたいものを 手に入れるだけにとどまらず、他の色んなものを同時に、 しかも高いクオリティで手に入れる事ができます。 これは究極に発展性のある、 「あなたの望みを120%反映させる目標設定」の考え方なんですね。 -8- 究極の目標設定&目標達成メソッド 最強のスキル “このスキルだけ最初にマスターしておけば、 後の事すべてが楽に、上手くいくようになる” …そんな最強のスキルをシェアしますから めちゃめちゃ期待して読んでくださいね。 ちなみに、こういうのとは違いますからね。 トップセールスマンの会話力 誰をも惹きつける魅力 誰とでも仲良くなれるコミュニケーション力 なんでも売るコピーライティング 最新のネットマーケティング わかる人にはわかると思うのですが、確かにこれらは ビジネスを成功させたり、良好な人間関係を構築したり するためには、超重要なスキルだと言えます。 しかし、今からお話するスキルは、 こういうもの以前に身につけておいてほしい、 根本であり、根幹的なスキルなのです。 このスキルさえ身につけておけば、あなたのビジネスや 人間関係での成功は約束されたようなもので、今後どんな事が 起こっても、ゼロから再スタートして、また同じ成功を何度も 手に入れる事ができてしまいます。 安心して人生を送り続けることができるのです。 逆にこのスキルを身につけていないまま、どんなに多くの 知識やスキルを学んでも、根本的な不安を払拭することはできません。 -9- 究極の目標設定&目標達成メソッド じゃあ言いますね。 “どんな時でも価値を全力で創出し提供するスキル” です。 ・・・これを見てガッカリした あなたの顔は想像に難くないです。 と言うか、意味不明ですよね。 ピンとすら来ていないでしょう。 いずれにせよ、期待外れには変わりない、と。 でも仕方ありません。 紛れもなく、これが最強なんです。 常にこのスキルをマスターすることに意識を集中して おくべきなのです。 ・・・ちゃんと、わかるように説明していきます。 最初に言っておきたいのは、 これは簡単に身につくスキルではないということです。 このスキルをマスターするにあたってまず、 大きな壁の存在に気づかないといけません。 どんな壁かというと、 「常にフェアでいたい」 という、人間なら誰にでもある潜在的な感情です。 - 10 - 究極の目標設定&目標達成メソッド たとえば、あなたが誰かとパートナーシップを組んで 何かのビジネスをはじめるとしますよね。 でも報酬の取り分が、 相手が8割であなたが2割だと納得がいきませんよね。 100m走を競うとします。 でも、相手は自分よりも30m前の地点からスタート しようとしています。 「待てやコラ」となってしまいますよね。 誰だって不公平は嫌です。 そして、出来れば負けたくないという気持ちもみんな同じです。 ましてや、アンフェアな状況で負けるのだけは我慢なりません。 だから何事もフェアに、公平にしてほしい。 勝負も、取引も、フェアな状況、フェアな環境を 用意してほしいと思っています。 これが普通の感覚です。 でもこの感覚が、 『どんな時でも価値を全力で創出し提供するスキル』を マスターするにあたっての大きな壁となっているのです。 たとえば、ビジネス上での条件がフェアじゃなかったとき、 多少なりともこういう気持ちが働くと思います。 「そんな条件じゃあ、俺はこれくらいしかやらないよ」 「この条件なんだから、これくらい手を抜いても文句はないだろう」 ・・・いいですか? これを頭に叩き込んだ状態で、ここから先を読み進めてください。 - 11 - 究極の目標設定&目標達成メソッド すべてはスキルをマスターするために… 今からシェアする1つのマインドを持つことができれば、 あなたは20倍の速度で目標を達成することができます…。 これは、半分マインドセット(心構え)の話です。 まず、何をやるにも、それがあなたの欲しい知識やスキルを 身につけることに直結していると思えるのなら、とりあえず、 直接的な対価(報酬)を受け取ることは忘れてください。 直接的な対価(報酬)というのは、 一番わかりやすいのが「お金」ですよね。 仕事をしたらお金がもらえるのは当然です。 さらに、やった仕事に対する対価は正当に支払われるべきです。 お金じゃなくてもそれ相応のモノ、たとえば飯奢るとか、 知識を提供するとか、色々あると思います。 また、お手伝いやボランティアで見返りを受け取る つもりがなくても、「相手に感謝されたい」という気持ちは あると思います。 これもある意味対価であり、心の報酬です。 この当然の感覚を、一旦忘れるのです。 「提供した価値に対してそれ相応の対価を受け取る事は、 当然にして行使すべき権利だ」 という、フェア前提の考え方を、一旦脇に置いてほしいのです。 - 12 - 究極の目標設定&目標達成メソッド そして、その上で、 「全ては、スキルをマスターするためにやっていること」 という考えを第一義として持ってほしい。 仕事をやった、何かをしてあげた、何かを与えた、 だから対価をくれリターンをくれ当然の権利だ! ・・・ではなく、 「これもそれもあれも、何もかも、 自分自身がスキルをマスターするためにやっている事なんだ」 という事を常に思うようにしてほしいのです。 自分自身がスキルをマスターするためのトレーニングと、 やったことに対する価値を受け取る事は別問題だと考えて ほしいのです。 ・・・最初のトピックで、 「“欲しいモノを手に入れるために必要なスキルをマスターする” という目標に対する視点を持とう」 と言う話をしました。 そして、こんな例を挙げました。 たとえば、「100万円が欲しい」という目標があったとして、この場合 単純に「100万円が欲しい」と思うのではなく、「いつでも好きなだけ のお金を手に入れられるようなスキルをマスターしよう」と思えばいい。 ・・・今回の話はすべてつながっています。 - 13 - 究極の目標設定&目標達成メソッド こういう状況を想像してみてください。 あるときあなたは、 「100万円の貯金が欲しいな」と思いました。 しかし、すぐに、 「100万円をいつでも稼げるスキルの方が重要だな」 と思い直しました。 それで調べてみると、100万円をいつでも稼げる スキルを身につけるためには、営業力や会話力、 コピーライティング(セールス文章を書くスキル)の スキルを身につけることが近道だとわかりました。 と言う事で、あなたはそれらのスキルを 身につけるために一生懸命勉強をしたのです。 ある時あなたは、知人のビジネスを手伝う事になりました。 勉強した成果を発揮するいい機会だとも思い、 あなたはコピーライティングとマーケティングの担当を 引き受けたのです。 ちなみにパートナーの担当は、コンテンツを制作することでした。 しかし、報酬の割合がかなりアンフェアでした。 あなたは利益の1割しか取り分を約束されなかったのです。 ・・・いいですか? 普通だったら、「ふざけんな!」と怒り狂う場面です。 あるいは、「手を抜いてやろう」とか、 「1割分の仕事をすればいいか」といった風に考えます。 - 14 - 究極の目標設定&目標達成メソッド しかし、ここで一歩立ち止まって、 「これは対価をもらうためではなく、 スキルをマスターするためにやっているんだ」 「今は、実践経験を積んでいる状態なんだ」 「紛れもない、自分のためであり、 これはすべて自分に返ってくる事なんだ」 こういう気持ちに切り替えたとしたらどうでしょう? 「これだけしかもらえないからこれだけの仕事しかしないよ」 という気持ちがなくなると思います。 その結果、自分の能力をマックスの状態で発揮できるのです。 「自分自身のスキルを磨きたい、マスターしたい」 という目的が一番最初にあるので、アンフェアな相手に 対しても摩擦が生まれにくいのです。 “どんな時でも価値を全力で創出しそれを提供する” これはスキルです。 結果的に、このスキルが身につくわけです。 するとどうなるかというと、価値を提供する事に対して 変なブロックや摩擦がないため、つまり “どんな時でも価値を全力で創出しそれを提供するスキル” が身についているため、結果的に、自分自身が 欲しているスキルが最短・最速で身についてしまうのです。 - 15 - 究極の目標設定&目標達成メソッド 逆に、 「対価をもらうためにやっているんだ」という 気持ちで仕事をしたり、あるいはスキルを身につける事と 対価をもらうことが混同していたりするとどうでしょう? 結果的に、精神的ブロックや摩擦に阻まれて、 自分がマスターしたいと思っているスキルがいつまで経っても 磨かれません。 それは、夢や目標の達成を先送りしている事になります。 これは僕自身、約7年間続けた サラリーマン時代から無意識に実践していたことでした。 思えば、他の社員との間に明確な実力差が生まれてきたのも、 このマインドで行動できるようになってからでした。 これは、僕が担当していた仕事の重要性や責任がとても 重くなっていた、サラリーマン時代の終盤の頃の話です。 僕は当時、部下のマネジメントや売上の管理、 顧客との関係づくり、営業まで、会社の中核とも言える 重要な仕事や案件を、実質一人でこなしていました。 中小零細企業によくある話で、要は仕事ができる奴一人に 仕事が集中してしまう典型的なパターンです。 当時僕がもらっていた給料は、周りと比べると 抜きん出ていましたが、やっている仕事の量や重要性を 考慮すると、明らかに少ないという現状でした。 周囲の人間は、事あるごとに、僕にそれを言っていました。 「絶対にもっともらうべきだよね」と。 しかし、僕はまったく気にしていなかったのです。 - 16 - 究極の目標設定&目標達成メソッド いや、1 ミリくらいは気にしていたのかもしれませんが、 やっている事全てが僕自身のスキルになっていたという事実が、 僕にとっては何より重要でした。 仕事を通して得た経験やスキルによって、 セルフイメージはどんどん上がり、自信がつき、 一歩、また一歩と、着実に夢に近づいていました。 「人から認められ、尊敬されるような人間になる」 という目標を最初に持ちました。それを達成すると、次は、 「なくてはならない存在だと社内の誰からも思われる」 という目標を持ちました。 それも達成すると、最後に 「独立し、自分でビジネスを構築していく」 という目標を持ちました。 このように自分の目標をどんどんシフトして いったわけですが、僕の中では会社の業務すべてが、 目標を達成するためのスキルをマスターするための ものだったと言えます。 当時、僕の周りには何人もの先輩がいたし、 何人もの年上の人間がいました。 でも、彼らはある時期を堺に、仕事における能力や実力、 社内的・対外的な信頼など、僕からあっという間に追い抜かれました。 そして僕は、彼らにとって追いつけない存在になってしまいました。 すべては - 17 - 究極の目標設定&目標達成メソッド 「目標を達成するためのスキルをマスターするためにやっているんだ」 このマインドです。そして、 “どんな時でも価値を全力で創出しそれを提供するスキル” を身につけていたからです。 僕以外は全員、「対価をもらうために」働いていました。 だから少しでも不当な扱いを受けやいなや 影で文句を言っていたし、そして仕事も手を抜いていました。 だから結果的に成長が遅かった。 成長が完全にストップしている人も何人か見えました。 ・・・こんなエピソードもあります。 当時勤めていた会社はベンチャー企業だったので、 福利厚生があまりしっかりしていませんでした。 言い出すとキリがないのですが、 たとえば事務仕事を持つ人間でも、それぞれパソコンが 会社から支給されるなんてことはありませんでした。 また、業務で使用する車両も数が足りず、 自車を使うことを余儀なくされる事も頻繁にありました。 ガソリン代こそは支給されますが、 たとえばオイルやその他の消耗費までは請求することが 許されませんでした。 まあベンチャーとはそういう場所なのですが、 しかし他の社員は自分のパソコンなんか使うのは 馬鹿らしいと言って会社にある古くて動作の遅い パソコンに依存し、時に順番待ちをしていました。 - 18 - 究極の目標設定&目標達成メソッド また、自車を使うのなんて馬鹿らしいと言って 効率の悪い公共の交通手段を使っていたのです。 しかし僕だけは、自分のパソコンを使って効率よく 仕事をしていたし、社用車が足りない時は迷わず自車を 使ってこれまた効率よく仕事をしていました。 なんてことない話ですが、そういった細かいあらゆる面でも 摩擦がなかったので、結果的に周囲よりも格段に早い成長を 遂げることができたし、成果をあげることができたのです。 また最近では、自分のビジネス以外に、 「アノマリー」というビジネスコミュニティの一員としても 活動しているのですが、第1期では、最初は何十人もいる 「参加者の一人」としてお金を払って参加していました。 しかし、アノマリーの活動の中で、いつしか僕は アドバイスを受けることよりも、他の同じ参加者さんに 逆にアドバイスをする機会の方が多くなりました。 だからと言って、主催者に対して対価をくれとか、 そんな事は微塵も思いません。 なぜなら、アノマリーという場所では、無理して 自分がアドバイスを受けようとするよりも、他の参加者さんに アドバイスしたり、積極的に自分の経験や知識をシェアした方が、 自分のためになると思っていたからです。 それによって僕自身成長でき、 結果的に自身の目標にグッと近づけた。 もともとが、コンサルを受けることが目的ではなく、 自分自身をもっと向上させたい、飛躍させたいという想いから 参加したコミュニティでした。 だから僕がどんなポジションでいようが、 - 19 - 究極の目標設定&目標達成メソッド 対価をもらうことではなく、自分自身のスキル向上が 第一義としてあったため、なんの摩擦もなく、 全力で価値を創出し提供することができたのです。 結果的に、2期からは主催者側として関わる事になった わけですが、もし僕のマインドが「対価ありき」だったとしたら、 こういう結果にはならなかったはずです。 もっと言うと、そういう結果になったことで僕は今後、 ビジネスでより多くのお金を手に入れる事ができるスキルと 環境を手に入れたことになります。 長期的に見て、 僕は最高とも言える結果を手に入れたということです。 スキルをマスターする事と、正当な対価をもらうことは、 分けて考えなければいけません。 一緒くたにするから、すべてが中途半端になって、 結局何を手に入れることができないのです。 「ここでは、俺はスキルを磨くのが目的なんだ」 このメリハリがあるからこそ、ここで手に入るスキルを 最短・最速でマスターできるからこそ、今後、近い将来、 確実に訪れるであろう、 「ここでは、全力で対価をもらうんだ」 という場面を、100%活かすことができます。 順番を間違えてはいけません。 一緒くたにしてもいけません。 - 20 - 究極の目標設定&目標達成メソッド まずは、 「全ては、スキルをマスターするためにやっていることなんだ」 このマインドセットを早速今日から意識し始めてください。 地味な話に聞こえたかもしれませんが、ひとつ確実に 言えることは、僕はこれで、人生が180度変わったということです。 この価値がわかる人だけでいいと思います。 20倍の速度で望みを叶え、 ステキな人生を手に入れましょう。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました! AUN@ナカムラショウ - 21 -
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