News Release 2015 年 10 月 22 日 メルク株式会社 メルクセローノ株式会社 参考資料 この資料は、2015 年 10 月 14 日に Merck 本社が発表した英語版プレスリリースの翻訳(一部省略)で、参考資料として提 供するものです。英語版は http://www.merckgroup.com をご参照ください。 メルク、グローバルで新ブランドを展開 サイエンスとテクノロジー企業への変革を反映させたブランド・アイデンティティに刷新 メルクセローノとメルクミリポアは 1 つのメルクへ 2015 年 10 月 14 日、ドイツ、ダルムシュタット発 - サイエンスとテクノロジーの分野における世界 有数の企業であるメルクは本日、ブランド・アイデンティティを刷新することを発表しました。ビジュアル 表現の刷新、並びに新しいロゴの採用は、グローバルなサイエンスとテクノロジー企業への変革を反 映するものです。同時に、ビジネスにおけるブランド構造をシンプルにし、米国とカナダを除いた全世 界で、Merck(メルク)としてビジネスを展開します。 メルク会長兼 CEO のカール-ルドウィッグ・クライは、「メルクは、この 10 年間で根本的な変化を遂げ た」ことを強調しました。「典型的な医薬品及び化学品のサプライヤーから、グローバルにビジネスを 展開するテクノロジー企業へと成長しました。高度な専門性を有するバイオ医薬品、ライフサイエンス およびマテリアルのビジネスを傘下に持つ唯一の企業であり、健康志向とデジタル化といったグロー バルなメガ・トレンドに対するソリューションを提供することができる企業として、その地位を確立してい ます。このたび、当社のブランド・アイデンティティを全面的に見直した背景は、顧客やパートナー企 業、そして将来の従業員へこの新しい方向性を伝えるためです。広く知られているメルクというブラン ド名をさらに強化し、世界的にメルクとしての認知を高め、そしてメルクとして視覚化されることを私た ちは望んでいます。その目的達成のために、若々しく、目を惹くイメージに刷新することにしました。」 新メルク・ブランドへの投資は、ドイツのダルムシュタットにあるグローバル本社の最新化と拡張、およ び革新的かつテクノロジー主導ビジネスへのリソース集中といった戦略的な変革・成長プログラムで ある「Fit for 2018」の一環として行われるものです。同時に、メルクの特徴や、科学への好奇心と研 究への情熱を備えた 350 年近い歴史を持つ文化への誇りとの繋がりを反映した、より自信にあふ れ、そしてより明瞭な姿勢を示すものです。 この新しいブランドデザインの導入にあわせ、これまで独立した事業ブランドとして業務を行っていた メルクセローノおよびメルクミリポアのブランドは廃止されていく予定です。将来的には、メルクセロー ノはメルクのバイオ医薬品ビジネスとして、メルクミリポアはメルクのライフサイエンス・ビジネスとして 事業をリードすることとなります。クライは、「メルクセローノおよびメルクミリポアの 2 件の大型買収を 実施した後、両ブランドは既存のビジネスと買収したビジネスを市場で共存させる上で大きな貢献を 果たし、成功を成し遂げました。この結果があるからこそ、当社は 350 年近くの歴史を持つブランド Page 1 of 2 News Release に回帰します。」とも述べています。アービタックスや MilliQ などの製品ブランドに変更はありませ ん。 メルクの名称およびブランドの権利は世界的にメルクが有します。唯一の例外は米国とカナダであり、 この 2 カ国では引き続きバイオ医薬品事業は EMD セローノ、ハイテクマテリアル事業は EMD パフ ォーマンスマテリアルズ、ライフサイエンス事業は計画中のシグマ アルドリッチの買収が完了するま で EMD ミリポアとして事業を展開します。 メルクのビジュアル・イメージは大きく刷新されます。新しいビジュアル・イメージは活気に満ちたサイ エンスとテクノロジー企業というコンセプトに基づいており、顕微鏡で視た色彩鮮やかで多面的な形状 から着想を得ています。メルクの新デザインは科学的イメージを持たせた印象的な色彩と形状を特徴 としており、この特徴は新しい企業ロゴにも反映されています。また、従来のロゴとは対照的に、新し いロゴには「デザインをよりシンプルなものとし、様々な色で使用できるようにする」という大胆な狙い が込められています。 グループ・コミュニケーション部門長のウォルター・フーバーは、「社内外で総合的に分析を行った結 果、市場ならびに入社を希望する方々にメルクが活気に満ちたテクノロジー企業として認識されるた めには、ブランド・イメージをより感情に訴えかけるものに変えなければならないことが分かりました」 と述べています。 また、新しい企業デザインは米国とカナダにおけるメルクのビジネスとの視覚的な関連性を創出する ため、今回、メルクのロゴに加え、複数色を用いた印象的な「M」のロゴも導入します。「M」は、企業の 名称や地域に関わらず、ビジネスと製品がメルクグループのメンバーシップであることを示します。 新メルク・ブランドに関する取り組みは、FutureBrand の支援を受けています。同社はベントレーや ネスプレッソなどに助言する世界有数のブランド・コンサルティング会社で、2012 年のロンドンオリン ピックでもブランド構築を担当しました。 メルクについて Merck(メルク)はヘルスケア、ライフサイエンス、パフォーマンスマテリアルズの分野における世界有数のサイエ ンスとテクノロジー企業です。がんや多発性硬化症を治療するためのバイオ医薬品療法から、科学研究と生産 に関する最先端システム、スマートフォンや液晶テレビ向けの液晶材料にいたるまで、約 4 万人の従業員が 人々の暮らしをより良くする技術の一層の進歩を目指しています。2014 年は 66 カ国で 113 億ユーロの売上 高を計上しました。 メルクは 1668 年に創業された世界で最も歴史の長い医薬・化学品会社で、創業家が今でもメルクグループの 上場株式の過半数を保有しています。メルクの名称およびブランドのグローバルな権利は、ドイツのダルムシュ タットに本社を置くメルクが保有しています。唯一の例外は米国とカナダで、両国では EMD セローノ、EMD ミリ ポア、EMD パフォーマンスマテリアルズとして事業を行っています。 MERCKgroup.com/media Page 2 of 2
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