日本臨床歯周病学会ランチョンフライヤー

特定非営利活動法人 臨床歯周病学会第33回年次大会
共催:臨床歯周病学会第33回年次大会/ストローマン・ジャパン株式会社
ランチョンセミナー
テーマ
EMD Guided Regeneration
- エナメルマトリックスプロテインの新たな可能性 エムドゲイン
(Emdogain®)
が歯周組織再生治療に世界中で広く用いられるようになって20年近くが経過している。
システマティックレビューを中心とした研究によりその臨床的な効果はすでに実証されており、EMD
(Enamel Matrix
Derivative)が歯根膜再生、セメント質再生および骨新生を引き起こすことが分かっている。
しかし、その歯周組織再生における詳細なメカニズムについては未だ完全に解明されておらず、EMDおよびその主
成分であるアメロジェニンの間葉系幹細胞、歯根膜細胞、骨芽細胞、血管内皮細胞など骨再生の基幹となる細胞への
ダイレクトな分化、増殖作用について、今なお多くの研究が行われている。
今後、EMDの再生メカニズム解明の進展とともに、新たなTissue Engineeringへの戦略の道が開け、EMDのさらな
る臨床応用への可能性が期待されるところである。本講演ではGBR等インプラント領域への応用について、症例の供
覧を中心に、最新の研究をふまえた骨再生機序とともに私見をのべてみたい。
講 師
山下 素史
先生
・山下歯科医院
-歯周再生インプラント研究所・ITIフェロー
・日本歯周病学会 歯周病専門医
・米国テキサス大学ヘルスサイエンスセンター
サンアントニオ校 歯周病科
日 時
会 場
定 員
7 18
2015年 月
日(土)
13:00∼13:50
白橿1
(仙台国際センター)
200名