4.一般構造(1) 【Ⅲ法規:過去問20年の類似項目別による出題問題一覧表】 平成8年度 問題4 平成9年度 問題4 平成10年度 問題4 平成11年度 問題4 平成12年度 問題4 一般構造に関する次の記述のうち、、建築基準法上、誤っているものはどれか。 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 中学校の2階建の校舎に生徒用の直階段を設ける場合、図のLの値として、建築基 準法に適合する最少のものは、次のうちどれか。 1 小学校において、児童用の屋内階段に代わる傾斜路の幅は、140cm以上としなけれ ばならない。 1 小学校の教室の天井の高さは、その床面積にかかわらず、3m以上でなければならな い。 1 公会堂の客席に設ける換気設備は、機械換気設備又は中央管理方式の空気調和設 備でなければならない。 1 高等学校における床面積100㎡の職員室の天井の高さは、2.1m以上でなければなら ない。 2 病院の病室の窓その他の開口部で採光に有効な部分の面積は、用途地域に関係な く算定することができる。 2 床面積の合計が1,600㎡である物品販売業を営む店舗における客用の屋内階段の 幅は、140cm以上としなければならない。 2 劇場における客用の屋内階段は、幅140cm以上、けあげ18cm以下、踏面24cm以上 としなければならない。 2 ホテルにおける客用の階段に代わる傾斜路で、高さが1m、幅が4mの場合において は、中間に手すりを設けなければならない。 3 ホテルの階段で、幅が4m、けあげが15cm、踏面が30cmの場合、中間に手すりを設 けなくてもよい。 3 中学校の生徒用の階段でその高さが3mをこえるものにあっては、高さ3m以内ごとに 踊場を設けなければならない。 3 高等学校の床面積80㎡の教室には、採光のための窓その他の開口部を設け、その 採光に有効な部分の面積は、原則として、16㎡以上としなければならない。 3 有料老人ホームの主たる用途に供する居室(床面積35㎡)には、採光のための窓そ の他の開口部を設け、その採光に有効な部分の面積は、原則として、5㎡以上としな ければならない。 4 共同住宅の各戸の界壁をコンクリートブロック造による遮音構造とする場合、その肉厚 及び仕上げ材料の厚さの合計は、10cm以上としなければならない。 高等学校の教室は、その前面にからぼりがある場合においては、地階に設けることが できる。 4 大学の床面積200㎡の教室の天井の高さは、2.1m以上でなければならない。 4 小学校における児童用の高さ3.6mの直階段に設ける踊場の踏幅は、1.2m以上とし なければならない。 4 5 都市計画区域内における寄宿舎の便所が水洗便所以外の便所(便所の出入口に密 閉することができる戸がない場合においては、大便所)の場合、当該便所の窓その他 換気のための開口部には、はえを防ぐための金網を張らなければならない。 5 3階建の共同住宅において、最下階の居室の床が木造で、床下に防湿上有効な措 置を講じない場合、外壁の床下部分には、壁の長さ5m以下ごとに、面積300cm2以 上の換気孔を設け、これにねずみの侵入を防ぐための設備をしなければならない。 L 2階床面 1.4.94m 1階床面 3.60m 2.5.20m 3.5.88m 4.6.14m 5 住宅における床面積14㎡の居室には、原則として、採光のための窓その他の開口部 を設け、その採光に有効な部分の面積は、2㎡以上としなければならない。 解答 (正解肢2) 解答 (正解肢1) 1 ○ 令26条 小学校の傾斜路は、幅140cm以上としなければならない。 1 × 令21条 小学校の教室の天井高さは、2.1m以上でなければならない(昔は3m以上であった が法改正により2.1m以上)。 1 ○ 令20条の3 公会堂は、自然換気以外の換気設備を設けなければならない。 1 ○ 令21条 天井の高さは、2.1m以上でなければならない。 1 × 令23条 2 × 令20条 採光に有効な部分の面積は、用途地域により異なる。 2 ○ 令23条 1,500㎡を超える物品販売業の屋内階段は、幅140cm以上としなければならない。 2 × 令23条 劇場における客用の屋内階段は、踏面26cm以上としなければならない。 2 × 令25条 傾斜路で高さが1m以下は、中間に手すりを設けなくてよい。 2 × 令23条 3 ○ 令25条 けあげが15cm以下、踏面が30cm以上の場合は、中間に手すりを設けなくてもよい。 3 ○ 令24条 中学校の生徒用の階段は、高さ3m以内ごとに踊場を設けなければならない。 3 ○ 令19条 高等学校の採光の開口面積は1/5であり、80㎡の教室なら16㎡以上としなければなら ない。 3 ○ 令19条 有料老人ホーム(児童福祉施設等)の採光の開口面積は、床面積の1/7以上であり、 床面積35㎡なら5㎡以上とする。 3 4 ○ 法30条 共同住宅の界壁をコンクリートブロック造による遮音構造とする場合、厚さは、10cm以 上としなければならない(告示1827)。 4 ○ 法29条 高等学校の教室は、からぼりがある場合、地階に設けることができる。 4 ○ 令21条 大学の教室の天井高さは、2.1m以上でなければならない(昔は3m以上であったが 法改正により2.1m以上)。 4 ○ 令24条 小学校の直階段の踊場は、幅1.2m以上とする。 4 × 令23条 5 ○ 令30条 寄宿舎の便所が水洗便所以外の場合、便所の窓等の開口部は、はえを防ぐための 金網を張らなければならない。 5 ○ 法28条 住宅の採光の開口面積は1/7であり、14㎡の居室なら開口面積2㎡以上としなければ ならない。 5 ○ 令22条 共同住宅の床下部分には、長さ5m以下ごとに、面積300cm2以上の換気孔を設け、 ねずみの侵入を防ぐための設備をしなければならない。 5 ○ 法28条 共同住宅の調理室で火を使用する器具を設けた場合は、換気設備を設けなければ ならない。 5 × 令23条 5 解答 (正解肢2) 共同住宅における住戸の調理室で火を使用する器具を設けたものには、原則とし て、政令で定める技術的基準に従って、換気設備を設けなければならない。 5.6.40m 解答 (正解肢2) 解答 (正解肢3) ○ 令23条 踏面26cm以上、けあげ18cm以下、踊場120cm(1ヶ所) 120+((360/18)-2)×26=588cm ⇒5.88m 平成13年度 問題4 平成14年度 問題4 平成15年度 問題4 平成16年度 問題4 平成17年度 問題2 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 次の記述のうち、建築基準法上に適合しないものはどれか。 石綿その他の物質の飛散又は発散に対する衛生上の措置(シックハウス対策)に関 する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 1 高さ1mの階段には、手すりを設けなくてもよい。 1 病院の居室のうち入院患者の談話のために使用されるものは、原則として、採光のた めの窓その他の開口部を設けなければならない。 1 集会場における高さ1m、幅4mの客用の階段に代わる傾斜路について、その中間に 手すりを設けなかった。 1 居室内において衛生上の支障を生ずるおそれがある物質として定められているもの は、クロルピリホス及びホルムアルデヒドである。 1 ホテルにおける客用の階段に代わる傾斜路で、高さが1m、幅が4mのものにあって は、中間に手すりを設けなくてもよい。 2 専修学校における床面積55㎡の教室の天井の高さは、2.1m以上でなければならな い。 2 住宅の居室で地階に設けるものは、からぼりに面する一定の開口部を設けた場合で あっても、居室内の湿度を調節する設備を設けなければならない。 2 小学校における児童用の高さ3.9mの直階段の踊場の踏幅を、1.4mとした。 2 建築材料にクロルピリホスを添加してはならない。 2 小学校における職員室には、採光のための窓その他の開口部を設けなくてもよい。 3 準住居地域内の建築物にあっては、隣地境界線までの水平距離が5m以上である開 口部の採光補正係数は、1.0m以上とする。 3 建築物の構造耐力上主要な部分に使用する指定建築材料の品質は、国土交通大臣 の指定する日本工業規格若しくは日本農林規格に適合するもの又は国土交通大臣 の認定を受けたものでなければならない。 3 床面積の合計が300㎡である物品販売業を営む店舗における客用の屋内に設ける階 段の幅を、125cmとした。 3 居室の内装の仕上げには、所定の基準に適合する中央管理方式の空気調和設備を 設ける建築物の居室であっても、第一種ホルムアルデヒド発散建築材料を使用しては ならない。 3 中学校における床面積60㎡の教室には、採光のための窓その他の開口部を設け、そ の採光に有効な部分の面積は、原則として、12㎡以上としなければならない。 4 居室の床面積の合計が100㎡をこえる地階における階段の踏面の寸法は、原則とし て、24cm以上でなければならない。 4 階段及びその踊場に、高さ85cmの手すりが設けられた場合における階段及びその 踊場の幅は、手すりの幅が10cmを限度として、ないものとみなして算定する。 4 共同住宅における幅90cmの回り階段である共用の屋外階段について、その踏面の 寸法を、踏面の狭い方の端から30cmの位置において、18cmとした。 4 居室の内装の仕上げに第二種ホルムアルデヒド発散建築材料を使用するときは、原 則として、当該材料を用いる内装の仕上げの部分の面積に所定の数値を乗じて得た 面積が、当該居室の床面積を超えないようにしなければならない。 4 高等学校における生徒用の直階段で、その高さが3mをこえるものにあっては、高さ3 m以内ごとに、踏幅1.2m以上の踊場を設けなければならない。 5 映画館における客用の階段でその高さが3mをこえるものにあっては、高さ3以内ごと に踊場を設けなければならない。 5 集会場における客用の直階段に代わる傾斜路で、その高さが3mをこえるものにあっ ては、高さ3m以内ごとに、踏幅1.2m以上の踊場を設けなければならない。 5 高等学校における昇降機機械室用階段のけあげを、23cmとした。 5 居室には、原則として、所定の基準に適合する、機械換気設備又は中央管理方式の 空気調和設備を設けなければならない。 5 大学における床面積60㎡の教室の天井の高さは、3m以上でなければならない。 解答 (正解肢4) 解答 (正解肢3) 1 ○ 令25条 傾斜路で高さが1m以下は、中間に手すりを設けなくてよい。 解答 (正解肢3) 解答 (正解肢2) 解答 (正解肢5) 1 ○ 令25条 高さ1mの階段には、手すりを設けなくてもよい。 1 ○ 法28条 病院の談話室は、採光の開口部(窓等)を設けなければならない。 1 ○ 令25条 高さ1m以下の傾斜路は、中間に手すりを設けなくてもよい。 1 ○ 令20条の5 居室で衛生上支障を生ずるおそれがある物質には、クロルピリホス及びホルムアルデ ヒドがある。 2 ○ 令21条 専修学校における床面積55㎡の教室の天井の高さは、2.1m以上でなければならな い。 2 × 法29条 住宅の地階の居室は、からぼりがあれば湿度調節する設備を設けなくてもよい。 2 ○ 令24条 小学校の直階段の踊場は、幅1.4m以上とする。 2 ○ 令20条の6 建築材料にクロルピリホスを添加してはならない。 2 ○ 法28条 小学校の職員室は、窓等の採光の開口部を設けなくてもよい。 3 × 令20条 準住居地域内は、隣地境界線までの水平距離が7m以上の場合、採光補正係数1.0 m以上とする。 3 ○ 法37条 構造耐力上主要な部分に使用する指定建築材料の品質は、日本工業規格若しくは 日本農林規格に適合したもの、又は国土交通省の認定品を使用する。 3 ○ 令23条 1,500㎡をこえる物品販売業の階段の幅は、140cm以上とするが、こえていない場合 は、120cm以上又は75cm以上でよい。 3 × 令20条の7 中央管理方式の空気調和設備を設ける居室は、第一種ホルムアルデヒド発散建築材 料を使用することができる。 3 ○ 令19条 中学校の採光面積は、面積の1/5であり、60㎡の教室なら採光面積12㎡以上となる。 4 ○ 令23条 100㎡をこえる地階の階段は、踏面24cm以上でなければならない。 4 ○ 令23条 手すりを設けた階段及びその踊場の幅は、手すりの幅が10cmを限度として、ないもの とみなして算定する。 4 × 令23条 回り階段は、踏面の狭い方の端から30cmの位置において、踏面24cm又は21cm以 上とする(18cmは不可)。 4 ○ 令20条の7 居室に第二種ホルムアルデヒド発散建築材料を使用するときは、内装仕上げ面積に 所定の数値を乗じて得た面積が、床面積を超えないようにしなければならない。 4 ○ 令23条 高等学校の生徒用の直階段は、高さ3m以内ごとに、踏幅1.2m以上の踊場を設けな ければならない。 5 ○ 令24条 映画館の客用の階段は、高さ3以内ごとに踊場を設けなければならない。 5 ○ 令26条 集会場の傾斜路は、高さ3m以内ごとに、踏幅1.2m以上の踊場を設けなければなら ない。 5 ○ 令27条 昇降機の機械室用階段のけあげは、23cm以下とする。 5 ○ 令20条の8 居室には、原則として、所定の基準に適合する、機械換気設備又は中央管理方式の 空気調和設備を設けなければならない。 5 × 令21条 居室(教室含む)の天井高さは、2.1m以上でよい。 注)表中の番号は、選択肢番号を示す。「解答」の○は正解、×は間違いであることを示す。「解答」の法文は、複数になる場合、代表的な法文としている。古い問題は、現在の法文が変更となったり無いことがあり、その場合、現在の法文で最も近いと判断される法文としている。古い法文の問題は、問題内容を一部変更するなどして対応している(一部古い法文のままの問題もある)。 4.一般構造(2) 【Ⅲ法規:過去問20年の類似項目別による出題問題一覧表】 平成18年度 問題5 平成19年度 問題6 平成20年度 問題4 平成21年度 問題5 平成22年度 問題5 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 地上2階建ての事務所(2階の居室の床面積の合計が300㎡)に屋内階段(直階段)を 設ける場合、図のLの値として、建築基準法に適合する最少のものは、次のうちどれ か。 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 1 小学校の昇降機機械室用階段は、けあげの寸法を23cmとすることができる。 2 小学校の教室の窓その他の開口部で採光に有効な部分の面積の算定に当たって は、用途地域等の区分に応じ、計算した採光補正係数を用いる。 3 中学校の教室で窓その床面積が50㎡を超えるものにあっては、天井の高さは、3m以 上でなければならない。 4 寄宿舎の寝室の界壁は、小屋裏又は天井裏に達するものとしなくてもよい。 5 階段及びその踊場に、高さ85cmの手すりが設けられた場合における階段及びその 踊場の幅は、手すりの幅が10cmを限度として、ないものとみなして算定する。 L 1 有料老人ホームにおける床面積50㎡の入所者用娯楽室には、採光のための窓その 他の開口部を設け、その採光に有効な部分の面積は、原則として、5㎡以上としなけ ればならない。 1 非常用の昇降機を設けなければならない建築物に設ける中央管理方式の空気調和 設備の制御及び作動状態の監視は、中央管理室において行うことができるものとしな ければならない。 1 集会場の用途に供する床面積300㎡の居室には、換気に有効な部分の面積が15㎡ の窓を設けた場合においては、換気設備を設けなくてもよい。 2 直上階の居室の床面積の合計が250㎡である児童福祉施設の地上階に設ける階段 に代わる傾斜路で、両側に側壁を設けたものにおいて、側壁の一方に幅15cmの手 すりを設けた場合、側壁間の距離は125cm以上としなければならない。 2 住宅の居室で地階に設けるものについては、からぼりに面する所定の開口部を設け た場合においても、居室内の湿度を調節する設備を設けなければならない。 2 物品販売業を営む店舗における高さ3mの階段で、幅が4m、けあげが15cm、踏面 が30cmの場合においては、中間に手すりを設けなくてもよい。 3 石綿が添加された建築材料が使用されていることにより建築基準法第3条第2項の規 定の適用を受けている倉庫について、基準時における延べ面積が1,200㎡のものを 増築して延べ面積1,500㎡とする場合、増築に係る部分以外の部分においては、当 該添加された建築材料を被覆する等の措置が必要となる。 3 小学校の教室の窓その他の開口部で採光に有効な部分の面積は、原則として、当該 教室の開口部ごとの面積に、それぞれ採光補正係数を乗じて得た面積を合計して算 定する。 3 居室の天井の高さは、1室で天井の高さの異なる部分がある場合においては、その平 均の高さを2.1m以上としなければならない。 4 老人福祉施設における防火上主要な間仕切壁で、小屋裏又は天井裏に達する準耐 火構造としたものは、500Hzの振動数の音に対して、透過損失40dB以上の遮音性能 が要求される。 4 各階の床面積が150㎡の地上3階建ての共同住宅において、幅90cmの回り階段であ る共用の屋外階段の踏面の寸法は、踏面の狭い方の端から30cmの位置において21 cm以上としなければならない。 4 商業地域内の建築物(天窓及び縁側を有しないもの)の開口部の採光補正係数は、 開口部が道に面しない場合であって、水平距離が4m以上であり、かつ、採光関係比 率に10を乗じた数値から1.0を減じて得た算定値が1.0未満となる場合においては、 1.0とする。 5 旅館における居室の床面積が50㎡の客室において、内装の仕上げの部分の面積の 合計が200㎡で、そのすべてに第三種ホルムアルデヒド発散建築材料を使用するとき は、原則として、還気回数が0.5以上の機械換気設備を設ける必要がある。 解答 (正解肢4) 解答 (正解肢2) 1 × 法28条 集会場は、自然換気以外の換気設備を設けなければならない。 2階床面 1.4.98m 1階床面 4.40m 2.5.04m 3.5.19m 4.6.00m 5.6.24m 解答 (正解肢3) 解答 (正解肢4) 解答 (正解肢1) 1 ○ 令27条 昇降機の機械室用階段は、けあげの寸法を23cm以下とする。 1 × 令23条 1 ○ 令19条 娯楽室の採光面積は1/10以上であり、50㎡なので採光面積5㎡以上とする。 1 ○ 令20条の2 非常用の昇降機を設けなければならない建築物の中央管理方式等の監視は、中央 管理室において行うものとする。 2 ○ 令20条 採光に有効な面積の算定は、用途地域等の区分に応じた採光補正係数を用いる。 2 × 令23条 2 ○ 令23条 階段及びその踊場の幅は、手すりの幅が10cmを限度として、ないものとみなして算定 するので、15cm手すりなら5cm多い側壁間とする(120+5=125cm)。 2 × 法29条 居室の地階で、からぼりがある場合は、湿度を調節する設備を設けなくてよい。 2 ○ 令25条 けあげが15cm以下、踏面が30cm以上は、中間に手すりを設けなくてもよい。 3 × 令21条 居室(教室含む)の天井高さは、2.1m以上とする。 3 × 令23条 3 ○ 法86条の7 石綿のある建物(倉庫等)の増築面積が1/2以下なら既存石綿は被覆の措置でよい。 1,200㎡から1,500㎡への増築は、増築部分が300㎡で1/2以内である。 3 ○ 令20条 小学校の教室の採光開口部(窓等)の面積は、面積に採光補正係数を乗じて算定す る。 3 ○ 令21条 1室で天井の高さの異なる場合は、その平均の高さを2.1m以上としなければならな い。 4 ○ 法30条 寄宿舎の寝室の界壁は、小屋裏又は天井裏に達しなくてもよい。 4 4 × 法30条 間仕切壁で遮音性能の基準が問われるのは、長屋又は共同住宅であり、老人福祉 施設は該当せず、遮音性能が要求されない。 4 ○ 令23条 回り階段は、踏面の狭い方の端から30cmの位置において、踏面24cm又は21cm以 上とする。 4 ○ 令20条 開口部が道に面しない商業地域内の建物は、水平距離4m以上、かつ採光関係比 率に10を乗じて1.0を減じた算定値が1.0未満となる場合、採光補正係数を1.0とする。 5 ○ 令23条 手すりを設けた階段及びその踊場の幅は、手すりの幅が10cmを限度として、ないもの とみなして算定する。 5 5 ○ 令20条の7 第三種ホルムアルデヒドの使用床面積は、内装面積の0.25を乗じた数値以下とする。 200×0.25=50㎡以下は使用可能 平成23年度 問題5 小学校における児童用の高さ3.4mの直階段に設ける踊場の踏幅は、1.2m以上とし なければならない。 × 令23条 平成24年度 問題5 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 1 ○ 令23条 踏面24cm以上、けあげ20cm以下、踊場120cm(1ヶ所) 120+((440/20)-2)×24=600cm ⇒6.00m 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 1 集会用における客用の階段及びその踊場に、高さ85cmの手すりが設けられた場合 における階段及びその踊場の幅は、手すりの幅が10cmを限度として、ないものとみな して算定する。 1 平成25年度 問題5 平成26年度 問題5 平成27年度 問題5 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 地上2階建ての中学校における生徒用の屋内階段(直階段)を設ける場合、図のLの 値として、建築基準法に適合する最少のものは、次のうちどれか。ただし、階段及びそ の踊場の幅並びに階段のけあげ及び踏面の寸法の規定に係る国土交通大臣が定め た構造方法は用いないものとする。 次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。 L 中学校における床面積60㎡の教室には、採光のための窓その他の開口部を設け、そ の採光に有効な部分の面積は、原則として、12㎡以上としなければならない。 1 児童福祉施設における床面積60㎡の入所者用娯楽室には、採光のための窓その他 の開口部を設け、その採光に有効な部分の面積は、原則として、6㎡以上としなけれ ばならない。 2 高等学校における職員室には、採光のための窓その他の閉口部を設けなくてもよい。 3 準工業地域内の住宅(縁側を有しないもの)の開口部である天窓の採光補正係数は、 開口部が道に面しない場合であって、水平距離が5m以上であり、かつ、採光関係比 率に8.0を乗じた数値から1.0を減じて得た算定値が1.0未満となる場合においては、 3.0とする。 4 近隣商業地域内の有料老人ホーム(天窓を有しないもの)で外側に幅1mの縁側(ぬれ 縁を除く。)を有する開口部の採光補正係数は、関口部が道に面しない場合であっ て、水平距離が4m以上であり、かつ、採光関係比率に10を乗じた数値から1.0を減じ て得た算定値が1.0未満となる場合においては、1.0とする。 1 ○ 令19条 児童福祉施設60㎡の入所者用娯楽室には、採光のための窓その他の開口部が居室 の1/10以上を設けるため、6㎡以上が必要なので正しい。 2 ○ 法28条 高等学校の職員室には、採光のための窓その他の閉口部を設けなくてもよい。 2階床面 2 集会場の用途に供する床面積200㎡の居室には、換気に有効な部分の面積が10㎡ の窓を設けた場合においても、所定の換気設備を設けなければならない。 住宅における地階の居室で、からぼりに面する所定の開口部を設けた場合において は、居室内の湿度を調節する設備を設けなくてもよい。 3 最下階の居室の床が木造である場合における外壁の床下部分には、原則として、壁 の長さ5m以下ごとに、面積300cm2以上の換気孔を設け、これにねずみの侵入を防 ぐための設備をしなければならない。 4 石綿が添加された建築材料が使用されていることにより建築基準法第3条第2項の規 定の適用を受けている倉庫について、基準時における延べ面積が1,000㎡のものを 増築して延べ面積1,400㎡とする場合、増築に係る部分以外の部分においては、当 該添加された建築材料を被覆する等の措置を要しない。 4 物品販売業を営む店舗で床面積の合計が1,400㎡のものにおける客用の階段で、そ の高さが3mをこえるものにあっては、高さ3m以内ごとに踊場を設けなければならな い。 解答 (正解肢2) 解答 (正解肢4) 解答 (正解肢4) 1 ○ 令24条 小学校の直階段の踊場は、幅1.2m以上としなければならない。 1 ○ 令23条 手すりを設けた階段及びその踊場の幅は、手すりの幅が10cmを限度として、ないもの とみなして算定する。 1 ○ 令19条 中学校の採光面積は、床面積の1/5である。 60㎡×1/5=12㎡以上 1 2 × 令25条 高さ1m、幅3mを超える傾斜路は、中間に手すりを設けなければならない。 2 ○ 法28条 小学校の職員室は、採光のための窓その他の開口部を設けなくてもよい。 2 ○ 法28条 集会場は、自然換気以外の換気設備を設けなければならない。 2 3 ○ 令23条 昇降機の機械室用階段のけあげは、23cm以下とする。 3 ○ 法29条 地階の居室で、からぼりを設けた場合は、湿度を調節する設備を設けなくてもよい。 3 ○ 令22条 木造の床下部分には、長さ5m以下ごとに、面積300cm2以上の換気孔を設け、ねず みの侵入を防ぐための設備をしなければならない。 3 × 令23条 3 ○ 令20条 天窓は、求めた採光補正係数に3.0を乗じた数値となることから、求めた数値1.0に3.0 を乗じて「3.0とする」は正しい。 4 ○ 令23条 1,500㎡を超えていない物品販売業の階段は、幅120cm以上又は75cm以上とするこ とができる(1,500㎡もこの基準に含まれる)。 4 × 法86条の7 石綿のある建物(倉庫等)の増築面積が1/2以下なら既存石綿は被覆の措置とする。 1,000㎡から1,400㎡への増築は、増築部分が400㎡で1/2以内であり、被覆する。 4 × 令24条 物品販売業で1,500㎡を超えるものは3m以内に踊場、本件は1,400㎡なので4m以内 に踊場を設置する。 4 × 令23条 4 × 令20条 外側に幅90cm以上の縁側を有する開口部の採光補正係数は、当該数値(1.0とな る)に0.7を乗ずるので、0.7とするであり、1.0は間違い。 2 集会場における階段に代わる傾斜路で、高さが1.5m、幅が4m、勾配が1/8の場合に おいては、その中間に手すりを設けなくてもよい。 2 小学校における職員室には、採光のための窓その他の開口部を設けなくてもよい。 3.60m 3 4 劇場における昇降機機械室用階段のけあげの寸法は、23cmとすることができる。 床面積の合計が1,500㎡である物品販売業を営む店舗における客用の屋内に設ける 階段の幅は、125cmとすることができる。 3 1.6.14m 1階床面 2.5.88m 3.5.20m 4.4.94m 解答 (正解肢2) × 令23条 ○ 令23条 踏面26cm以上、けあげ18cm以下、踊場120cm(1ヶ所) 120+((360/18)-2)×26=588cm ⇒5.88m 解答 (正解肢4) 注)表中の番号は、選択肢番号を示す。「解答」の○は正解、×は間違いであることを示す。「解答」の法文は、複数になる場合、代表的な法文としている。古い問題は、現在の法文が変更となったり無いことがあり、その場合、現在の法文で最も近いと判断される法文としている。古い法文の問題は、問題内容を一部変更するなどして対応している(一部古い法文のままの問題もある)。
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