3.建築手続(1) 【Ⅲ法規:過去問20年の類似項目別

3.建築手続(1) 【Ⅲ法規:過去問20年の類似項目別による出題問題一覧表】
平成8年度 問題3
平成9年度 問題3
平成10年度 問題3
平成11年度 問題3
平成12年度 問題2
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
都市計画区域内において、建築基準法上、確認申請が必要なものは次のうちどれ
か。ただし、防火地域、準防火地域又は建築等に関する確認を要しない区域の指定
はないものとする。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
1
準防火地域内においては、床面積が10㎡以内の増築を行う場合であっても、確認申
請は必要である。
1
延べ面積400㎡の鉄筋コンクリート造2階建演芸場の映画館への用途変更
1
防火地域内においては、床面積が10㎡以内の増築を行う場合であっても、確認申請
は必要である。
1
延べ面積250㎡、鉄骨造、平家建の鉄道プラットホームの上家を新築する場合、確認
済証の交付を受ける必要はない。
1
建築物の新築工事の検査済証の交付を受ける前(完了検査の申請が受理された場
合を除く。)において、当該建築物の仮使用の承認を行うのは、特定行政庁である。
2
規格化された型式(国土交通大臣が指定したもの)の住宅であっても、建築の確認申
請が必要なものについては、工事完了の届出が必要である。
2
延べ面積200㎡の鉄骨造平家建事務所の大規模の模様替
2
昇降機で特定行政庁が指定するものの所有者等は、定期に、一級建築士若しくは二
級建築士又は国土交通大臣が定める資格を有するものの検査を受け、その結果を特
定行政庁に報告しなければならない。
2
建築物の建築主が都道府県である場合においては、検査済証の交付を受ける必要
はない。
2
都市計画区域内における高さ5mの広告板の築造については、確認済証の交付を受
けなければならない。
3
工事完了の届出前の建築物の仮使用の承認を行うのは、建築主事である。
3
工事を施工するために現場に設ける事務所の新築
3
違反建築物の建築主等に対して、違反を是正するために必要な措置をとることを命
ずることができるのは、建築主事である。
3
道路の上空に設ける渡り廊下を建築する場合の許可は、特定行政庁が行う。
3
道路内の建築制限に関する許可を行うのは、特定行政庁である。
4
違反建築物に対する是正命令を行うのは、特定行政庁である。
4
延べ面積50㎡の木造平家建住宅の新築
4
映画館を大規模の修繕又は大規模の模様替を行わずに劇場に用途変更する場合
は、確認申請は不要である。
4
一級建築士が設計した建築物の計画について、国土交通大臣又は都道府県知事が
指定した者の確認を受け、確認済証の交付を受けたときは、当該確認及び当該確認
済証の交付は、建築主事が行ったものとみなす。
4
都市計画区域内における延べ面積200㎡の鉄骨造の平家建の事務所の大規模の模
様替については、確認済証の交付を受ける必要はない。
5
検査済証の交付を行うのは、建築主事又はその委任を受けた当該市町村若しくは都
道府県の吏員である。
5
工作物である一般交通の用に供するエスカレーターの設置
5
工事完了の届出後の建築物の仮使用の承認を行うのは、建築主事である。
5
宅地造成等規制法第8条1項の規定による許可が必要である高さ3mの擁壁を築造
する場合、確認済証の交付を受ける必要はない。
5
国土交通大臣等の指定を受けた者(指定確認検査機関)は、確認済証の交付をした
ときは、その交付に係る建築物の計画に関する書類は添えて、その旨を建築主事に
報告しなければならない。
1
○ 法6条
準防火地域内では、10㎡以内の増築を行う場合、確認が必要である(準防火地域外
なら不要)。
1
○ 法137条の18
演芸場から映画館への用途変更は、類似の変更に該当し、確認が不要である。
1
○ 法6条
防火地域内は、10㎡以内の増築を行う場合、確認が必要である。
1
○ 法2条1号
鉄道プラットホーム上家の建築は、確認が不要である。
1
○ 法7条の6
工事の検査済証の交付前の仮使用承認は、特定行政庁である。
2
○ 法7条の5
規格化された型式住宅であっても、確認が必要なものは、工事完了の届出が必要で
ある。
2
○ 法6条
法6条4号の規定では、都市計画区域内の大規模の模様替は、確認が不要である。
2
○ 法12条
昇降機の所有者等は、定期に一級建築士等の検査を受け、特定行政庁に報告しな
ければならない。
2
× 法18条
建築主が都道府県であっても検査済証の交付は、必要である。
2
○ 法138条
4mを超える広告板は工作物であり、確認が必要である。
3
× 法7条の6
工事完了の届出前の仮使用承認は、特定行政庁である。
3
○ 法85条
現場に設ける作業事務所は、確認が不要である(現場外は確認必要)。
3
× 法9条
違反の是正措置を命ずることができるのは、特定行政庁である(建築主事ではない)。
3
○ 法44条
道路上空の渡り廊下の許可は、特定行政庁が行う。
3
○ 法44条
道路内の建築制限の許可を行うのは、特定行政庁である。
4
○ 法9条
違反建築物の是正命令は、特定行政庁が行う。
4
× 法6条
都市計画区域内の新築住宅は、確認が必要である(10㎡以内でも必要)。
4
○ 法137条の18
映画館から劇場への用途変更は、類似の変更に該当し、確認が不要である。
4
○ 法6条の2
国土交通大臣等の指定を受けた者による確認は、建築主事が行った確認済証の交
付とみなす。
4
○ 法6条
都市計画区域内の大規模の模様替は、確認が不要である(大規模の修繕も不要)。
5
○ 法7条の5
検査済証の交付は、建築主事又はその委任を受けた当該市町村若しくは都道府県
の吏員が行う。
5
○ 法138条
一般交通のエスカレーターは、確認が不要である(一般交通でない場合は必要)。
5
○ 法7条の6
工事完了の届出後の建築物の仮使用の承認を行うのは、建築主事である。
5
○ 法88条
工作物への準用では、宅地造成等規制法の擁壁が除外されているので、確認が不
要である。
5
× 法6条の2
指定確認検査機関が確認済証の交付をしたときは、書類を添えて、その旨を特定行
政庁に報告しなければならない。
解答 (正解肢3)
1
解答 (正解肢4)
解答 (正解肢3)
解答 (正解肢2)
解答 (正解肢5)
平成13年度 問題2
平成14年度 問題3
平成15年度 問題3
平成16年度 問題2
平成17年度 問題5
建築物の建築等に関する各種の手続と書類の提出先との組合せとして、建築基準法
上、誤っているものは、次のうちどれか。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
建築工事届・・・都道府県知事
1
建築物である認証型式部材等であっても、建築の確認が必要なものについては、工
事を完了したときは、建築主事等又は国土交通大臣等の指定を受けた者の完了検
査を受けなければならない。
1
確認済証の交付を受けた鉄骨造3階建の建築物の計画について、当該計画の変更
により建築基準関係規定に係る変更が生じる場合においては、原則として、あらため
て、確認済証の交付を受けなければならない。
1
都市計画区域内において、延べ面積200㎡、木造、地上2階建の助産所の屋根の過
半を修繕する場合、確認済証の交付を受ける必要はない。
1
建築物の建築(床面積30㎡の増築である耐震改修)について、「建築物の耐震改修
の促進に関する法律」の規定による耐震改修の計画の認定を所管行政庁である市町
村の長に申請する場合にあっては、建築主は、当該建築物の建築をしようとする旨
を、当該市町村の長を経由して、都道府県知事に届け出なければならない。
2
建築物の新築工事の完了検査の申請が受理された後において、当該建築物の検査
済証の交付を受ける前の仮使用の承認をするのは、建築主事である。
2
建築主は、確認済証の交付を受けた建築物について、当該建築物の高さが減少する
場合における建築物の高さの変更をして、当該建築物を建築しようとする場合は、原
則として、あらためて、確認済証の交付を受ける必要はない。
2
仮設建築物の許可申請・・・建築主事
2
特定行政庁が指定した特定工程後の工程に係る工事は、当該特定工程に係る中間
検査合格証の交付を受けた後でなければ、これを施工してはならない。
2
建築物の敷地又は建築物の敷地以外の土地で2以上のものが一団地を形成してい
る場合において、当該一団地内に建築される1又は2以上の構えを成す建築物(2以
上の構えを成すものにあっては、総合的設計によって建築されるものに限る。)のう
ち、特定行政庁が当該1又は2以上の建築物の位置及び構造が安全上、防火上及
び衛生上支障がないと認めるものに対する特例対象既定の規定については、当該一
団地を当該1又は2以上の建築物の1の敷地とみなす。
3
建築物の中間検査申請・・・建築主事又は指定確認検査機関
3
延べ面積1,100㎡、5階建の事務所で特定行政庁が指定するものは、定期報告を要
する建築物である。
3
指定確認検査機関は、特定行政庁が建築を許可した仮設の博覧会建築物の計画に
ついて確認を行い、確認済証の交付を行うことができる。
3
特定行政庁、建築主事又は建築監視員は、指定確認検査機関に対して、建築物の
敷地、構造、建築設備若しくは用途又は建築物に関する工事の計画若しくは施工の
状況に関する報告を求めることができる。
3
建築主は、特定行政庁が指定する特定工程に係る工事を終えたときは、指定確認検
査機関の中間検査を引き受けた場合を除き、原則として、その日から4日以内に建築
主事に到達するように、建築主事の検査を申請しなければならない。
4
定期報告・・・特定行政庁
4
床面積の合計が10㎡を超える建築物の除却の工事を施工する者は、一定の場合を
除き、建築主事を経由して、その旨を都道府県知事に届け出なければならない。
4
鉄筋コンクリート造4階建の建築物を新築する場合、建築主は、当該建築物の検査済
証の交付を受ける前においても、特定行政庁が、安全上、防火上及び避難上支障が
ないと認めて仮使用の承認をしたときは、仮に、当該新築に係る建築物又は建築物
の部分を使用し、又は使用させることができる。
4
鉄道事業者は、鉄道の線路敷地内において、延べ面積50㎡、鉄筋コンクリート造、地
上2階建の運転保安に関する施設を新設する場合、建築主事又は指定確認検査機
関の確認を受ける必要はない。
4
述べ面積1,000㎡の分譲の共同住宅で特定行政庁が指定するものの所有者等は、当
該建築物の敷地、構造及び建築設備について、定期に、その状況を一級建築士若
しくは二級建築士又は国土交通大臣が定める資格を有する者に調査させて、その結
果を特定行政庁に報告しなければならない。
5
工作物の確認申請・・・建築主事又は指定確認検査機関
5
特定行政庁が安全上、防火上及び衛生上支障がないと認め、その建築を許可した仮
設建築物の建築については、確認済証の交付を受けなくてもよい。
5
商業地域内にある延べ面積2,000㎡の診療所(患者の収容施設があるもの)の用途を
変更して有料老人ホームとする場合、確認済証の交付を受けなければならない。
5
特定行政庁は、建築物の計画について、指定確認検査機関から確認審査報告書の
提出を受けた場合において、当該建築物の計画が建築基準関係規定に適合しない
と認めるときは、当該建築物の建築主及び当該確認済証を交付した指定確認検査機
関にその旨を通知しなければならない。
5
建築主は、指定確認検査機関から建築物の用途の変更に係る確認済証の交付を受
けた場合にあっては、工事完了届についても、指定確認検査機関に届け出なければ
ならない。
解答 (正解肢5)
解答 (正解肢5)
解答 (正解肢1)
解答 (正解肢5)
1
× 法6条
100㎡を超える助産所(児童福祉施設等)の屋根の過半を修繕することは、確認が必
要である。
1
○ 法15条
耐震改修を認定の所管行政庁である市町村の長に申請する場合は、市町村の長を
経由して、都道府県知事に届け出なければならない。
解答 (正解肢2)
1
○ 法15条
建築工事届は、都道府県知事である。
1
○ 法7条の5
認証型式部材等であっても、工事完了時は、完了検査を受けなければならない。
1
○ 法6条
確認済証の交付後に変更となり、建築基準関係規定に係る変更が生じる場合、あら
ためて確認が必要である。
2
× 法85条
仮設建築物の許可申請は、特定行政庁である。
2
○ 法7条の3
特定行政庁が指定した特定工程後の工事は、中間検査合格証の交付後でなけれ
ば、施工してはならない。
2
○ 法86条
2以上の土地で一団地を形成し、特定行政庁が当該1又は2以上の建築物が安全等
と認めるものは、当該一団地を当該1又は2以上の建築物の1の敷地とみなす。
2
○ 法7条の6
工事完了の申請受理後の仮使用承認は、建築主事である。
2
○ 法6条
確認済証の交付を受けた建築物について、高さが減少する場合(軽微な変更に該
当)、あらためて確認済証の交付を受ける必要はない。
3
○ 法7条の3
中間検査の申請は、建築主事又は指定確認検査機関である。
3
○ 法12条
延べ面積1,000㎡以上、5階以上の事務所は、定期報告を要する建築物である。
3
○ 法85条
指定確認検査機関は、特定行政庁が許可した仮設の博覧会建築物の計画の確認を
行い、確認済証を交付できる。
3
○ 法12条
特定行政庁等は、指定確認検査機関に対して構造等の計画及び施工の状況に関す
る報告を求めることができる。
3
○ 法7条の3
建築主は、特定行政庁が指定する特定工程に係る工事を終えたときは、その日から4
日以内に建築主事等へ中間検査を申請しなければならない。
4
○ 法12条
定期報告は、特定行政庁である。
4
○ 法15条
10㎡を超える建築物の除却の工事を施工する者は、建築主事を経由して、都道府県
知事に届け出なければならない。
4
○ 法7条の6
工事の検査済証の交付前の仮使用承認は、特定行政庁である。
4
○ 法2条1号
鉄道に関する線路敷地内の運転保安施設を新設する場合、確認が不要である。
4
○ 法12条
延べ面積1,000㎡以上、5階以上の事務所は、定期報告を要する建築物である。
5
○ 法88条
工作物の確認申請は、建築主事又は指定確認検査機関である。
5
× 法85条
1年以内の期間を定めて建築を許可した仮設建築物は、確認が必要である。
5
× 法137条の18
診療所から有料老人ホーム(児童福祉施設等)への用途変更は、類似の変更に該当
するので、確認が不要である。
5
○ 法6条の2
特定行政庁は、指定確認検査機関の確認審査報告書が建築基準関係規定に適合
しないと認めるときは、指定確認検査機関にその旨を通知しなければならない。
5
× 法87条
建築主は、指定確認検査機関から確認済証の交付を受けた場合でも、工事完了届
を建築主事に届け出なければならない。
注)表中の番号は、選択肢番号を示す。「解答」の○は正解、×は間違いであることを示す。「解答」の法文は、複数になる場合、代表的な法文としている。古い問題は、現在の法文が変更となったり無いことがあり、その場合、現在の法文で最も近いと判断される法文としている。古い法文の問題は、問題内容を一部変更するなどして対応している(一部古い法文のままの問題もある)。
3.建築手続(2) 【Ⅲ法規:過去問20年の類似項目別による出題問題一覧表】
1
平成18年度 問題3
平成19年度 問題4
平成20年度 問題5
平成20年度 問題8
平成21年度 問題3
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
建築基準法第20条の規定が適用される建築物について、「確認申請者に添付する構
造詳細図に明示すべき事項」として、建築基準法施行規則上、誤っているものは、次
のうちどれか。ただし、「縮尺並びに構造耐力上主要な部分の材料の種別及び寸法」
については、明示されているものとする。
都市計画区域内における次の行為のうち、建築基準法上、確認済証の交付を受ける
必要がないものはどれか。ただし、防火地域、準防火地域又は建築等に関する確認
済証の交付を受ける必要がない区域の指定はないものとする。
準防火地域内においては、建築物の増築で、その増築に係る床面積が10㎡以内の
ものを行う場合であっても、確認済証の交付を受けなければならない。
1
映画館を、増築、改築、大規模の修繕又は大規模の模様替を行わずに、用途を変更
して劇場とする場合においては、確認済証の交付を受ける必要はない。
1
鉄骨造、地上5階建ての共同住宅の増築の工事で、避難施設等に関する工事を含
むものをする場合においては、建築主は、原則として、検査済証の交付を受けた後で
なければ、当該避難施設等に関する工事に係る建築物又は建築物の部分を使用す
ることができない。
建築物
構造詳細図に明示すべき 事項
組積造(補強コンクリートブ
ロック造を除く。)の建築物
補強コンクリートブロック造の
2.
建築物
塀の寸法、構造方法、基礎の根入れ深さ並
びに材料の種別及び寸法
塀の寸法、構造方法、基礎の丈及び根入れ
深さ並びに材料の種別及び寸法
帳壁の材料の種類及び構造方法
鉄筋の配置、径、継手及び定着の方法
3. 鉄骨造の建築物
圧縮材の有効細長比
構造耐力上主要な部分である接合部並びに
継手及び仕口の構造方法
4. 鉄筋コンクリート造の建築物 鉄筋の配置、径、継手及び定着の方法
鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さ
鉄骨鉄筋コンクリート造の建 構造耐力上主要な部分である接合部並びに
5.
築物
継手及び仕口の構造方法
鉄筋の配置、径、継手及び定着の方法
鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さ
1
木造、延べ面積100㎡、地上2階建ての一戸建ての住宅における床面積12㎡の浴
室・脱衣室の増築
2
レストランの敷地内における高さ8mの広告塔の築造
3
マンションを新築するために、工事現場とは別の敷地に設ける述べ面積50㎡の工事
管理事務所の新築
4
鉄筋コンクリート造、延べ面積500㎡、地上2階建ての劇場の、大規模の修繕又は大
規模の模様替を伴わない映画館への用途変更
1.
2
鉄骨造、地上2階建ての建築物を新築する場合、建築主は、当該建築物の検査済証
の交付を受ける前(完了検査の申請が受理された場合を除く。)においても、建築主
事から仮使用の承認を受けて、仮に、当該新築に係る建築物又は建築物の部分を使
用し、又は使用させることができる。
2
建築監視員は、建築基準法令の規定に違反することが明らかな増築の工事中の建
築物については、緊急の必要があって所定の手続によることができない場合に限り、
これらの手続によらないで、当該工事の請負人等に対して、当該工事の施工の停止
を命ずることができる。
3
特定行政庁が安全上、防火上及び衛生上支障がないと認め、その建築を許可した仮
設興行場の新築については、確認済証の交付を受ける必要はない。
3
延べ面積1,500㎡、地上5階建ての事務所(国、都道府県及び建築主事を置く市町村
の建築物を除く。)で特定行政庁が指定するものの所有者は、当該建築物の敷地、構
造等について、定期に、一級建築士若しくは二級建築士又は国土交通大臣が定める
資格を有する者にその状況を調査をさせて、その結果を特定行政庁に報告しなけれ
ばならない。
3
建築主事は、高さが60mを超える建築物について、構造耐力の基準に適合するかど
うかを審査するときは、都道府県知事又は指定構造計算適合性判定機関による構造
計算適合性判定を求めなければならない。
4
確認済証の交付を受けた鉄骨造、地上3階建ての建築物の計画について、当該計画
の変更により建築基準関係規定に係る変更が生じる場合においては、原則として、あ
らためて、確認済証の交付を受けなければならない。
4
建築主は、確認済証の交付を受けた建築物について、当該建築物の敷地面積が増
加する場合の敷地面積及び敷地境界線の変更(当該敷地境界線の変更により変更
前の敷地の一部が除かれる場合を除く。)として、当該建築物を建築しようとする場合
においては、原則として、あらためて、確認済証の交付を受ける必要はない。
4
建築主は、階数が3以上である鉄筋コンクリート造の共同住宅の2階の床及びこれを
支持するはりに鉄筋を配筋する工事の工程を終えたときは、指定確認検査機関が中
間検査を引き受けた場合を除き、建築主事の中間検査を申請しなければならない。
5
建築物である認証型式部材等であっても、確認済証の交付を受けなければならない
ものについては、工事を完了したときは、「建築主事等」又は「国土交通大臣等の指
定を受けた者」の完了検査を受けなければならない。
5
道路の上空に設ける渡り廊下で、多数人の通行等の用途に供し、道路の交通の緩和
に寄与するものは、特定行政庁の許可を受けて、建築することができる。
5
原動機を使用するメリーゴーランドの築造については、確認済証の交付を受けなけれ
ばならない。
解答 (正解肢2)
解答 (正解肢3)
1
○ 規則1条の3 表2
記載の通り。
1
○ 法6条
都市計画区域内の10㎡を超える増築は、確認が必要である(10㎡以下なら不要)。
2
都市計画区域内における延べ面積200㎡、鉄骨造、平家建ての事務所の大規模の
模様替については、確認済証の交付を受ける必要はない。
解答 (正解肢3)
解答 (正解肢5)
解答 (正解肢4)
1
○ 法6条
準防火地域内の増築は、10㎡以内でも確認が必要である。
1
○ 法137条の18
映画館から劇場への用途変更は、類似の変更に該当し、確認が不要である。
1
○ 法7条の6
建築主は、原則として、検査済証の交付を受けた後でなければ、建築物の部分使用
ができない。
2
○ 法6条
都市計画区域内の大規模の模様替は、確認が不要である(大規模の修繕も不要)。
2
× 法7条の6
建築主は、検査済証の交付を受ける前の部分使用は、特定行政庁から仮使用の承
認を受ける。
2
○ 法9条
建築監視員は、明らかな規定違反工事に対し、請負人等に対して工事の施工の停止
を命ずることができる。
2
○ 規則1条の3 表2
記載の通り。
2
○ 法138条
4mを超える広告塔は工作物であり、確認が必要である。
3
× 法85条
1年以内の期間を定めて建築を許可した仮設興行場は、確認が必要である。
3
○ 法12条
延べ面積1,000㎡以上、5階以上の事務所は、定期報告を要する建築物である。
3
× 法20条
60mを超える建築物は、国土交通大臣の認定を受けた構造方法によらなければなら
ない。
3
○ 規則1条の3 表2
記載の通り。
3
○ 法6条
工事現場とは別の敷地に設ける工事管理事務所は、確認が必要である(工事現場の
敷地内なら不要)。
4
○ 法6条
確認済証の交付後に変更となり、建築基準関係規定に係る変更が生じる場合、あら
ためて確認が必要である。
4
○ 法6条
敷地面積が増加する場合の敷地面積及び敷地境界線の変更は軽微な変更に該当
し、あらためて確認済証の交付を受ける必要はない。
4
○ 法7条の3
建築主は、共同住宅の2階の床等の配筋工事終えたときは、建築主事等の中間検査
を申請しなければならない。
4
○ 規則1条の3 表2
記載の通り。
4
× 法137条の18
劇場から映画館への用途変更は、類似の変更に該当し、確認が不要である。
5
○ 法7条の5
認証型式部材等であっても、工事完了時は、完了検査を受けなければならない。
5
○ 法44条
道路上空の渡り廊下は、特定行政庁の許可を受けて、建築することができる。
5
○ 法138条
原動機を使用するメリーゴーランドは工作物であり、確認が必要である。
5
× 規則1条の3 表2
記載では、圧縮材の有効細長比および鉄骨に対するコンクリートのかぶり厚さが欠落
している。
平成21年度 問題4
平成22年度 問題3
平成22年度 問題4
平成23年度 問題3
平成23年度 問題4
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
都市計画区域内における次の行為のうち、建築基準法上、確認済証の交付を受ける
必要があるものはどれか。ただし、防火地域、準防火地域又は建築等に関する確認
済証の交付を受ける必要がない区域の指定はないものとする。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
建築物の用途変更に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれ
か。ただし、大規模の修繕又は大規模の模様替を伴わないものとする。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
1
延べ面積5,000㎡の病院の用途を変更して、地域活動支援センターとする場合にお
いては、確認済証の交付を受ける必要はない。
1
建築主事は、建築確認の申請書を受理した場合において、申請に係る建築物の建
築物の計画が、建築基準関係規定に適合することを確認したときは、確認済証を交
付し、建築基準関係規定に適合しないことを確かめたとき、又は申請書の記載によっ
ては建築基準関係規定に適合するかどうかを決定することができない正当な理由が
あるときは、その旨及びその理由を記載した通知書を交付しなければならない。
2
特殊建築物等の内装の規定に適合しない部分を有し、建築基準法第3条第2項の規
定の適用を受けている延べ面積5,000㎡の病院の用途を変更して、有料老人ホーム
とする場合においては、現行の特殊建築物等の内装の規定の適用を受けない。
2
鉄骨造、地上2階建ての建築物を新築する場合において、建築主は、完了検査の申
請が建築主事により受理された日から7日を経過したときは、検査済証の交付を受け
る前においても、仮に、当該建築物又は建築物の部分を使用することができる。
3
特定行政庁は、一時的な興業のための仮設興行場について安全上、防火上及び衛
生上支障がないと認める場合においては、2年以内の期間を定めてその建築を許可
することができる。
4
特定工程を含む建築工事の場合、建築主は、当該特定工程に係る工事を終えたとき
は、建築主事又は指定確認検査機関による中間検査合格証の交付を受けた後でな
ければ、当該特定工程後の工程に係る工事を施工してはならない。
1
確認済証の交付を受けなければならない建築物である認証型式部材等の新築の工
事にあっては、工事が完了したときに、建築主事等又は指定確認検査機関の完了検
査を受ける必要はない。
1
木造、延べ面積500㎡、高さ8m、地上2階建ての事務所の屋根の過半の修繕
1
建築物に関する完了検査の申請が建築主事により受理された後の仮使用の承認の
申請は、建築主事に対して行う。
2
特定行政庁は、階数が5以上で、延べ面積が1,000㎡を超える事務所の構造につい
て、損傷、腐食その他の劣化が進み、そのまま放置すれば著しく保安上危険となるお
それがあると認める場合においては、当該建築物の所有者に対して、相当の猶予期
間を付けて、必要な措置をとることを勧告することができる。
2
高さ16mの鉄製の旗ざおの築造
2
定期報告を要する建築物の所有者と管理者が異なる場合においては、管理者が特
定行政庁にその定期報告をしなければならない。
3
指定確認検査機関は、特定行政庁が建築を許可した仮設店舗の計画について確認
を行い、確認済証を交付することができる。
3
木造、延べ面積10㎡、平家建ての倉庫の新築
3
建築物である認証型式部材等で、その新築の工事が建築士である工事監理者に
よって設計図書のとおり実施されたことが確認されたものは、完了検査において、その
認証に係る型式に適合するものとみなす。
3
床面積の合計が5,000㎡のホテル部分と床面積の合計が1,000㎡の事務所部分から
なる一棟の建築物で、その建築後に用途地域が変更されたため、ホテル部分が現行
の用途地域の規定に適合せず、建築基準法第3条第2項の規定の適用を受けている
ものについて、事務所部分の用途を変更して、延べ面積6,000㎡のホテルとする場合
においては、現行の用途地域の規定の適用を受けない。
4
階数が4である共同住宅の2階の床及びこれを支持するはりに鉄筋を配置する工事
の工程後の工程に係る工事については、当該鉄筋を配置する工事の工種に係る中
間検査合格証の交付を受けた後でなければ、これを施工してはならない。
4
鉄骨造、延べ面積400㎡、平家建ての事務所の一部の、大規模の修繕又は大規模の
模様替を伴わない床面積100㎡の診療所(患者の収容施設があるもの)への用途変
更
4
建築主は、建築物の用途の変更に係る確認済証の交付を受けた場合において、工
事を完了したときは、建築主事の検査を申請しなければならない。
4
延べ面積5,000㎡の学校の用途を変更して、図書館とする場合においては、確認済
証の交付を受けなければならない。
解答 (正解肢4)
解答 (正解肢1)
解答 (正解肢3)
1
× 法7条の5
認証型式部材等は、完了検査等の一部について省略されるが、完了検査を受けなけ
ればならない。
1
○ 法6条
都市計画区域内における屋根の過半の修繕は、確認が必要である。
1
○ 法7条の6
完了検査の申請の受理後の仮使用の承認申請は、建築主事に対して行う。
1
× 法137条の18
病院から地域活動支援センター(児童福祉施設等)への用途変更は、類似の変更に
該当しないので、確認が必要である。
1
○ 法6条
建築主事は、建築確認の申請書を受理した場合、適合するなら確認済証を交付し、
不適合なら理由を記載した通知書を交付しなければならない。
2
○ 法10条
特定行政庁は、著しく保安上危険となるおそれがあると認める場合は、相当の猶予期
間を付けて、必要な措置をとることを勧告することができる。
2
○ 法138条
15mを超える鉄柱は工作物であるが、旗ざおは除かれるので、確認が不要である。
2
○ 法12条
所有者と管理者が異なる場合は、管理者が特定行政庁に定期報告をしなければなら
ない。
2
○ 法137条の19
既存不適格建築物の病院から有料老人ホーム(児童福祉施設等)への変更は、類似
の変更となり、内装規定の適用を受けない。
2
○ 法7条の6
建築主は、完了検査の申請が建築主事により受理された日から7日を経過したとき
は、検査済証の交付を受ける前でも建築物を使用できる。
3
○ 法85条
指定確認検査機関は、特定行政庁が許可した仮設店舗の計画の確認を行い、確認
済証を交付できる。
3
× 法6条
都市計画区域内の新築は、10㎡以内であっても確認が必要である。
3
○ 法68条の20
認証型式部材等で、建築士による工事監理者と設計図書の実施確認がされたもの
は、完了検査で、その認証に係る型式に適合するものとみなす。
3
○ 法137条の19
既存不適格建築物の用途変更後の床面積の合計が1.2倍を超えない場合は、現行
の用途地域の規定の適用を受けない(5,000㎡から6,000㎡は1.2倍以内)。
3
× 法85条
仮設興行場は、1年以内の期間を定めてその建築を許可することができる。
4
○ 法7条の3
建築主は、共同住宅の2階の床等の配筋工事終えたときは、中間検査合格証の交付
後でなければ、施工してはならない。
4
○ 法137条の18
事務所から診療所への用途変更は、類似の変更に該当しないので確認が必要であ
るが、100㎡を超えていないので確認が不要である。
4
× 法87条
用途変更の確認済証の交付を受けた場合で、工事が完了したときは、建築主事に届
け出なければならない(検査は不要)。
4
○ 法137条の18
学校から図書館への用途変更は、類似の変更に該当しないので、確認が必要であ
る。
4
○ 法7条の3
特定行政庁が指定した特定工程後の工事は、中間検査合格証の交付後でなけれ
ば、施工してはならない。
解答 (正解肢1)
解答 (正解肢3)
注)表中の番号は、選択肢番号を示す。「解答」の○は正解、×は間違いであることを示す。「解答」の法文は、複数になる場合、代表的な法文としている。古い問題は、現在の法文が変更となったり無いことがあり、その場合、現在の法文で最も近いと判断される法文としている。古い法文の問題は、問題内容を一部変更するなどして対応している(一部古い法文のままの問題もある)。
3.建築手続(3) 【Ⅲ法規:過去問20年の類似項目別による出題問題一覧表】
平成24年度 問題2
平成24年度 問題4
平成25年度 問題3
平成25年度 問題4
平成26年度 問題3
防火地域内における次の行為のうち、建築基準法上、確認済証の交付を受ける必要
がないものはどれか。ただし、建築物の建築等に関する確認済証の交付を受ける必
要がない区域の指定はないものとする。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
都市計画区域内における次の行為のうち、建築基準法上、確認済証の交付を受ける
必要がないものはどれか。ただし、防火地域、準防火地域又は建築等に関する確認
済証の交付を受ける必要がない区域の指定はないものとする。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
建築物の用途変更に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれ
か。ただし、大規模の修繕又は大規模の模様替を伴わないものとする。
1
木造、延べ面積120㎡、地上3階建ての一戸建て住宅を新築する場合においては、
当該建築物の建築主は、原則として、検査済証の交付を受けた後でなければ、当該
新築に係る建築物を使用することができない。
1
鉄骨造、延べ面積10㎡、高さ6m、平家建ての倉庫の新築
1
建築物の所有者、管理者又は占有者は、その建築物の敷地、構造及び建築設備を
常時適法な状態に維持するように努めなければならない。
1
建築主は、指定確認検査機関から建築物の用途の変更に係る確認済証の交付を受
けた場合において、工事完了届については、建築主事に届け出なければならない。
2
延べ面積2,000㎡、地上5階建ての共同住宅(国、都道府県及び建築主事を置く市町
村の建築物を除く。)で特定行政庁が指定するものの所有者等は、当該建築物の敷
地、構造及び建築設備について、定期に、一級建築士若しくは二級建築士又は国土
交通大臣が定める資格を有する者にその状況の調査をさせて、その結果を特定行政
庁に報告しなければならない。
2
物品販売業を営む店舗を建て替えるために、当該店舗の敷地内に設ける鉄骨造、延
べ面積100㎡、高さ5m、平家建ての仮設店舗の新築
2
建築主は、鉄骨造、延べ面積300㎡、地上2階建ての飲食店を物品販売業を営む店
舗とする用途の変更に係る確認済証の交付を受けた場合において、当該工事を完了
したときは、建築主事の検査を申請しなければならない。
2
木造、延べ面積400㎡、地上2階建ての一戸建ての住宅の一部の用途を変更して、
床面積100㎡の飲食店とする場合においては、確認済証の交付を受ける必要はな
い。
3
延べ面積4,500㎡の病院(5階以上の階における病院の用途に供する部分の床面積
の合計が1,200㎡のもの)の大規模の修繕の工事で、避難施設等に関する工事の施
工中において当該建築物を使用する場合においては、当該建築主は、建築確認及
び仮使用の承認に加え、あらかじめ、当該工事の施工中における当該建築物の安全
上、防火上又は避難上の措置に関する計画を作成して特定行政庁に届け出なけれ
ばならない。
3
木造、延べ面積150㎡、高さ9m、地上2階建ての一戸建ての住宅における外壁の過
半の模様替
3
建築主は、確認済証の交付を受けた建築物について、当該建築物の建築設備の材
料、位置又は能力の変更(性能が低下する材料の変更及び能力が減少する変更を
除く。)をして、当該建築物を建築しようとする場合において、変更後も建築物の計画
が建築基準法関係規定に適合することが明らかなものは、あらためて、確認済証の交
付を受ける必要はない。
3
原動機の出力の合計が3.0kWの空気圧縮機を使用する自動車修理工場において、
その建築後に用途地域が変更されたため、原動機の出力の合計が現行の用途地域
の規定に適合せず、建築基準法第3条第2項の規定の適用を受けているものについ
ては、原動機の出力の合計を3.5kWに変更することはできない。
4
木造、延べ面積70㎡、地上2階建ての一戸建て住宅を除却しようとする場合、当該除
却の工事を施工する者は、原則として、建築主事を経由して、その旨を都道府県知
事に届け出なければならない。
4
ゴルフ練習場に設ける工作物で、ネットの支える高さ20mの鉄柱の築造
4
鉄筋コンクリート造、延べ面積500㎡、地上3階建ての事務所を新築する場合におい
ては、建築主は、当該建築物の検査済証の交付を受ける前においても、特定行政庁
(建築主事により完了検査の申請が受理された後においては、建築主事)から仮使用
の承認を受けて、仮に、当該新築に係る建築物又は建築物の部分を使用し、又は使
用させることができる。
4
延べ面積500㎡の共同住宅の用途を変更して、寄宿舎とする場合においては、確認
済証の交付を受けなければならない。
解答 (正解肢3)
解答 (正解肢3)
解答 (正解肢3)
解答 (正解肢2)
解答 (正解肢3)
1
○ 法6条
防火地域内の増築は、確認が必要である。
1
○ 法7条の6
法6条に該当するので、建築主は、検査済証の交付を受けた後でなければ、建築物
を使用することができない。
1
○ 法6条
都市計画区域内の新築なので、確認が必要である。
1
○ 法8条
建築物の所有者等は、構造及び建築設備等を適法な状態に維持するように努めな
ければならない。
1
○ 法87条
建築主は、指定確認検査機関から用途変更の確認済証の交付を受けた場合、工事
完了届は、建築主事に届け出なければならない。
2
○ 令146条
エスカレーターは、確認が必要である。
2
○ 法12条
法6条1項に該当する建物は、定期に一級建築士等に状況の調査をさせて、特定行
政庁に報告しなければならない。
2
○ 法85条
1年以内の期間を定めて建築する仮設店舗は、確認が必要である。
2
× 法87条
用途変更の確認済証の交付を受けた場合で、工事が完了したときは、建築主事に届
け出なければならない(検査は不要)。
2
○ 法87条
用途の変更が100㎡を超えていないので、確認は不要である。
3
× 法3条
文化財保護法の規定による重要文化財は、建築基準法が適用されないので、確認が
不要である。
3
× 令147条の2
病院で5階以上の床面積が1,500㎡を超える場合は、工事中に安全上等の措置を届
け出なければならない(1,200㎡なので届出不要)。
3
× 法6条
木造でこの規模の模様替は確認済証が不要である(4号の都市計画区域内に該当す
るが、4号は模様替は対象外となる)。
3
○ 法6条
建築設備の能力等の変更は、軽微な変更に該当し、確認が不要である。
3
× 法137条の19
原動機(空気圧縮機)の変更は、1.2倍を超えない範囲で変更できる。
3.0×1.2=3.6kWなので、3.5kWへは変更できる。
4
○ 法137条の18
ホテルから有料老人ホームへの用途変更は、類似の変更に該当しないので、確認が
必要である。
4
○ 法15条
10㎡を超える住宅の除却工事を施工する者は、建築主事を経由して都道府県知事
に届け出なければならない。
4
○ 法138条
15mを超える鉄柱は工作物であり、確認が必要である。
4
○ 法7条の6
工事の検査済証の交付前の仮使用承認は、特定行政庁である。
4
○ 法137条の18
共同住宅から寄宿舎への用途変更は、類似の変更に該当しないので、確認が必要
である。
1
鉄骨造、延べ面積100㎡、平家建ての事務所における床面積10㎡の増築
2
鉄筋コンクリート造、延べ面積500㎡、地上3階建ての物品販売業を営む既存の店舗
内におけるエスカレーターの設置
3
れんが造、延べ面積600㎡、地上2階建ての美術館で、文化財保護法の規定によっ
て重要文化財として指定されたものの移転
4
鉄筋コンクリート造、延べ面積800㎡、地上3階建てのホテルの、大規模の修繕又は大
規模の模様替を伴わない有料老人ホームへの用途変更
平成26年度 問題4
平成27年度 問題3
平成27年度 問題4
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
都市計画区域内における次の行為のうち、建築基準法上、確認済証の交付を受ける
必要があるものはどれか。ただし、防火地域、準防火地域又は建築等に関する確認
済証の交付を受ける必要がない区域の指定はないものとする。
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
1
建築物である認証型式部材等で、その新築の工事が建築士である工事監理者に
よって設計図書のとおり実施されたことが確認されたものは、完了検査において、その
認証に係る型式に適合するものとみなす。
1
鉄筋コンクリート造、延べ面積120㎡、地上2階建ての既存住宅における合併処理浄
化槽の設置
1
都市計画区域内においては、都市計画においてその敷地の位置が決定していない
卸売市場で、延べ面積500㎡のものを工業地域内に新築する場合には、特定行政庁
の許可を受ける必要はない。
2
建築主は、鉄骨造、延べ面積200㎡、平家建ての事務所を新築する場合において
は、検査済証の交付を受ける前であっても、建築物を使用することができる。
2
鉄骨造、延べ面積50㎡の屋外観覧場の新築
2
木造、一戸建て住宅の一部である床面積10㎡の部分を除却しようとする場合、当該
除却の工事を施工する者は、その旨を都道府県知事に届け出る必要はない。
3
都市計画区域内において、ホテルを新築するために、鉄骨造、延べ面積300㎡、地
上2階建ての仮設の工事管理事務所を、工事現場から50m離れた別の敷地に新築
する場合においては、確認済証の交付を受けなければならない。
3
木造、延べ面積300㎡、高さ8m、平家建ての神社の屋根の大規模の修繕
3
第一種住居地域内において、患者の収容施設がある延べ面積500㎡の診療所の用
途を変更して、福祉ホームとする場合においては、確認済証の交付を受けなければ
ならない。
4
建築主は、鉄筋コンクリート造、延べ面積500㎡、地上4階建ての寄宿舎の新築の工
事において、2階の床及びこれを支持するはりに鉄筋を配置する工事の工程(特定行
政庁が指定する工程はない)を終えたときは、指定確認検査機関が中間検査を引き
受けた場合を除き、建築主事の中間検査を申請しなければならない。
4
災害があった場合に地方公共団体が建築する公益上必要な応急仮設の共同住宅の
建築
4
建築主は、確認済証の交付を受けた建築物にっいて、当該建築物の階数が減少す
る場合における建築物の階数の変更(変更後も建築物の計画が建築基準関係規定
に適合することが明らかなもの)をして、当該建築物を建築しようとする場合は、あらた
めて、確認済証の交付を受ける必要はない。
解答 (正解肢2)
解答 (正解肢3)
1
○ 法68条の20
認証型式部材等で、建築士の工事監理者により設計図書通り実施されたことが確認
されたものは、認証に係る型式に適合するものとみなす。
1
○ 令146条
合併処理浄化槽は確認済証の交付義務から除外されている。
1
○ 令130条の2の3
卸売市場は、500㎡以内で工業地域内に新築する場合、特定行政庁の許可を受ける
必要がない。
2
○ 法7条の6
法6条1項から3項に該当しない規模は、検査済証の交付を受ける前に仮使用でき
る。
2
× 法6条
屋外観覧場は建築物であり、都市計画区域内の新築は確認済証の交付を受ける必
要がある。
2
○ 法15条
床面積10㎡以内の除却は、都道府県知事に届け出る必要がない。
3
○ 法6条
工事現場から離れた場所に建築する仮設の工事管理事務所は、確認が必要である
(工事現場内なら不要)。
3
○ 法6条
木造300㎡、高さ8m、平家建てと、都市計画区域内の大規模の修繕は確認済証の交
付を受ける必要がない。
3
× 令137条の19
診療所から福祉ホームへの用途変更は、類似の用途となり、確認済証の交付を受け
る必要がない。
4
× 法7条の3
中間検査の申請が必要なのは、階数が3以上の共同住宅であるので、寄宿舎は中間
検査は不要である。
4
○ 法85条
災害時の公益上必要な応急仮設は、確認済証の交付を受ける必要がない。
4
○ 法6条
階数の減少は、軽微な変更に該当するので、あらためて確認済証の交付を受ける必
要がない。
解答 (正解肢4)
注)表中の番号は、選択肢番号を示す。「解答」の○は正解、×は間違いであることを示す。「解答」の法文は、複数になる場合、代表的な法文としている。古い問題は、現在の法文が変更となったり無いことがあり、その場合、現在の法文で最も近いと判断される法文としている。古い法文の問題は、問題内容を一部変更するなどして対応している(一部古い法文のままの問題もある)。