問題 1 法令に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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【関係法規・制度】
問題 1 法令に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
○(1)理・美容師法のような法律は、国の行政機関が定める。
※誤り 国会の議決によって制定される。又、行政機関が制定する命令に対しては常にまさるものである。
(2)理・美容師法施行令のような政令は、内閣が定める。
(3)理・美容師法施行規則のような省令は、各省の大臣が定める。
(4)理・美容に関する条例は、地方公共団体がそれぞれの団体の議会の議決を経て制定することができる。
問題 2 理・美容師法の目的に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 理・美容技術を開発する。
b 理・美容業務が適正に行われるよう規律する。
c 理・美容師の資格を定める。
d 理・美容業の振興を図る。
※理・美容師法は、理・美容師の資格を定めるとともに理・美容師が適正に理・美容の業務を行うべきことを定
めている。
(1)a と b
○(2)b と c
(3)c と d
(4)a と d
問題 3 管理理・美容師に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)複数の理・美容所の開設者であっても、自ら主として管理する 1 つの理・美容所の管理理・美容師にな
ることができる。
○(2)理・美容師である従業者の数が常時 2 人以上である理・美容所の開設者は、当該理・美容所の経営管理
をさせるため、管理理・美容師を置かなければならない。
※誤り 管理理・美容師は、理・美容所を衛生的に管理するための専門的な知識を持った責任者である。
(3)理・美容師である従業者の数が常時 2 人以上である理・美容所の開設者が、管理理・美容師を置かない
ときは、理・美容所の閉鎖を命じられることがある。
(4)理・美容師の免許を受けた後、3 年以上美容の業務に従事し、かつ、都道府県知事が指定する講習会の課
程を修了すれば、管理理・美容師になることができる。
問題 4 理・美容所の開設に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)理・美容所の開設者について相続があったときは、相続人はその理・美容所について新たに開設の届出
を行わなければならない。
※誤り 都道府県知事・保健所設置市長等の確認を受けた理・美容所であれば、相続、合併または分割により開
設者が変わったときでも、新たな開設者による届出等の手続きは必要なく、承継した事実を都道府県知
事・保健所設置市長に届出をするだけでよい。
(2)理・美容所の開設者となる者は、理・美容師の免許を受けた者でなければならない。
※誤り 理・美容を業として行う者は理・美容師の免許を受けた者でなければならないが、理・美容所の開設者
は必ずしも理・美容師でなくてもさしつかえない。
(3)理・美容所の開設者は、届出事項を変更するときは、事前に都道府県知事等に届け出なければならない。
※誤り 理・美容所の開設者は、届出事項を変更するときは、変更のあったのち速やかに行わなければならない。
○(4)理・美容所の開設の届出書には、理・美容師につき、結核、皮膚疾患その他厚生労働大臣が指定する伝
染性疾病の有無に関する医師の診断書を添付しなければならない。
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問題 5 理・美容所の立入検査に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 立入検査を正当な理由なく拒んだり、妨げたり、忌避したときは、その理・美容の閉鎖を命じられる
ことがある。
※誤り 立入検査を正当な理由なく拒んだり、妨げたり、忌避したときは、30 万円以下の罰金に処せられること
になっている。
b 環境衛生監視貞は、必要があれば、開設者の住居にも立入検査をすることができる。
※誤り 都道府県知事・保健所設置市長等に、相手方の承諾の有無にかかわらず理・美容所に立ち入る権限を与
えているが、この権限は理美容師法に基づく行政目的を達成するため、必要最小限に用いられるべきも
のであり、その範囲を超えた行為は人権尊重のたてまえから、絶対に許されない。
c 環境衛生監視員は、立入検査を行う場合、その身分を示す証明書を携帯しなければならない。
d 立入検査を正当な理由なく拒んだり、妨げたり、忌避した者は、理・美容所の開設者だけでなく、従
業員、家族等の区別なく処罰の対象とされる。
注 「拒み、妨げ、又は忌避する」とは、環境衛生監視員の立ち入り検査の職務の円滑な執行を妨げる一切の行
為をいう。このような妨害行為をした者は、開設者、雇い人、家族等の別なく、すべて処罰の対象とされ
る。
(1)a と b
(2)b と c
○(3)c と d
(4)a と d