メンデルスゾーン『夏の夜の夢』

平成 26 年度福岡大学市民カレッジ
福岡大学人文学部ドイツ語学科・福岡大学エクステンションセンター共催 ドイツ語クラブ「シュタムティッシュ」企画
映像にみるヨーロッパ文化(
映像にみるヨーロッパ文化(ドイツ語圏)
ドイツ語圏)
2013 年度前期より、学期期間中は毎月、福岡大学中央図書館多目的ホールで「ドイツ語映画鑑
賞会」を実施しています。
(主催は福岡大学人文学部ドイツ語学科、企画・運営は大学公認愛好会
「ドイツ語クラブ(Stammtisch)
」
。
)同年 10 月からは福岡大学市民カレッジ「映像にみるヨーロ
ッパ文化(ドイツ語圏)
」として一般市民の皆様にも講座を公開できるようになりました。
第 23 回となる今回は、昨年 11 月の第 2 回音楽鑑賞会に引き続き、特別篇:第 3 回ドイツ音楽
鑑賞会を行います。友人知人をお誘い合わせのうえ会場にお越しください。
(参加のお申し込みは、
当日、会場へ直接お越しになってからでかまいません。
)
第 23 回特別篇:
回ドイツ音楽鑑賞会
第 3 回ドイツ音楽
鑑賞会
永田 善久先生の
わかりやすい解説付!
メンデルスゾーン『夏の夜の夢』
夏の夜の夢』
Felix Mendelssohn-Bartholdy: Konzertouvertüre op.21 &
Schauspielmuzik zu »Ein Sommernachtstraum« von Shakespeare op.61
鑑賞メディア:
ザルツブルクのレジデンツホーフにおいて 2013 年 8 月
に上演された『夏の夜の夢』の BD ライヴ・ヴィデオ
指揮: アイヴァー・ボルトン
演出: ヘンリー・メイソン
演奏:ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
演奏:
日: 2015
2015年
年12月
12月3日(木)
いつもと場所が違います!
時: 18:
21:
:00
18:00~
00~21
ご注意ください。
所: 福岡大学A
福岡大学A棟A201教室
201教室
* お問い合わせ: 福岡大学エクステンションセンター
代表電話:(092)871-6631(内線 4622・4623)/ FAX:(092)871-6726
※市民カレッジに関するお問い合わせは、8 時 50 分から、平日 16:50、土曜 12:35 までにお願いします。
* 映画会の情報は福岡大学人文学部ドイツ語学科 HP もご覧ください。
http://www.hum.fukuoka-u.ac.jp/index.php?ger/film.html
『夏の夜の夢』とは・・・
フェーリクス・メンデルスゾーンが、シェイクスピア作全 5 幕の戯曲『
(真)夏の夜の夢』に着想
を得て作曲した「コンサート用序曲 (op.21)
」および「劇付随音楽(op.61)」
。
「序曲」を作曲した
時のメンデルスゾーンはわずか 17 歳。最初は「ピアノ連弾曲」として作曲し、自宅の「日曜コンサ
ート」で 姉のファニーと初演して聴衆を唸らせた後、すぐに自身の手でオーケストラ用に編曲した。
17 年後、プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム 4 世の依頼で彼が作曲した「劇付随音楽」には、
かの有名な「結婚行進曲」も含まれる。どこまでも美しい「間奏曲」や「夜想曲」を例に挙げるまで
もなく、メンデルスゾーンほど「洗練」という言葉が相応しい作曲家も存在しない。
聞きどころは盛り沢山!
聞きどころは盛り沢山!
冒頭の非定型な和音進行。
(シェイクスピアの戯曲の中で妖精達が人間界をも支配し
ていたように)曲全体を支配する「妖精のモティー フ」。クラリネットによるロバの
いななきの模倣。シューマンの言葉を借りれば「青春の最も幸福な時期に大家が最初
で最高の飛躍をした」作品である「序曲」をはじめ、3 組の合同結婚式を予示してト
ランペットによる主和音(3 和音)のファンファーレが鳴り響く「結婚行進曲」。聞き
どころは盛り沢山だが、ヘンリー・メイソンによる演出も見逃せない。
出演:
テーセウス/オーベロン: ミヒャエル・ロートショプフ
ヒポリタ/ティターニア: カロリーネ・アイヒホルン
プック: マルクス・マイアー
エゲーウス/老妖精: クリスティアン・ヒーガー
ハーミア: ターニャ・ラウニヒ
リュザンダー: ダニエル・イェローマ
デメートリウス: クラウディウス・フォン・シュトルツマン
ヘレナ: エーファ・マリーア・ゾマースベルク
言語:ドイツ語(日本語字幕なし)
言語:
鑑賞時間:約
鑑賞時間: 85 分(全:約 170 分)
『夏の夜の夢』を冬
『夏の夜の夢』を冬の夜
を冬の夜に
の夜に味わう幸せ。
味わう幸せ。