貫之集石山切

やまとの名品 刑鴎館
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費題翼下断簡 惜 面訪)
縦
100.lcm
藤原定信筆
平安 末期写 1幅
横 48.Ocm (本 紙 縦 20.Ocm 横 15.9cm)
│
の書 き 出 し で始 ま る、 わ が 国初
女 も し て み んと てす るな り ﹂ と
ば れ た 、 平 安 中 期 迄 の優 れ た歌
形 式 の歌 集 ﹃
三十 六 人撰 ﹄ に撰
六 ∼ 一〇 四 一︶ が 編 んだ 、歌 合
﹁
九六
男 も す な る 日記と いふも のを 、 十 六歌 仙 と は、 藤 原 公 任 ︵
し い伝 本 。 平 安 末 期 の 天 永 三
寺 本 は、 そ の最 も 古 く 、 最 も 美
の家 集 を 集 め た も ので、 西 本 願
﹃
三 十 六 人 集﹄ は、 三十 六歌 仙
掲 出 は、 西 本 願 寺 本 ﹃
三十 六
ら鳥 羽 天皇 への贈 り物 と し て作
祝 賀 の儀 ︶ の際 、 上皇 か
御賀 ︵
︵一 一 一二︶年 、自 河 上皇 六 十
著名 な 紀 貫之 ︵
∼ 九 四 五︶ の和
人集 ﹄ ︵
国 宝 ︶ のう ち 、昭和 四年
ら れ た と さ れ るが、 そ の後 四世
人 三十 六 人 の事 。
歌 を 集 め た家 集 が ﹃
貫 之集﹄ で
に ﹃
伊 勢 集 ﹄ と 共 に分 割 さ れ た
も あ り 、 三 十 六歌 仙 にも 名 を 連
﹃
古 今 和 歌 集 ﹄ の撰 者 の 一人 で
紀 貫 之 は 、 最 初 の勅 撰 和 歌 集
より
貫之像「三十六歌仙」
ね る平 安 時 代 の代 表 的 歌 人。 三
銀 箔 散 や雲 母 摺 の唐 紙 四種 を 、
葉 。秋 草 等 の下 画 が描 か れ た 金
紙 は、 金 銀 泥 で小 鳥 ・折 枝 ・紅
大 阪 城 の辺 り ︶ にあ った為 、後
石 山 の地 ︵
現在 の大阪市 中央 区 、
下 賜 当 時 本 願 寺 が、摂 津 国 。
良 天皇 か ら本 願寺 に下賜 さ れた。
天 文 十 八 ︵一五 四九 ︶年 、後 奈
破 継 の技 法 で継 ぎ 合 せ た 、 極 め
に分 割 さ れ た ﹃
伊勢 集﹄ と ﹃
貫
︵一〇 八 八 ∼︶ の筆 。
能 書 家 と し て知 ら れ る藤 原定 信
︵
天理図書館 岡本千佳︶
山 切 ﹂ と呼 ば れ て いる。
和 歌 部 分 は平 安 末 期 の官 人 で、 之 集 下﹄ の古 筆 切 は、共 に ﹁石
て美 し い 一葉 であ る。
掛 軸 仕 立 て にな ってお り 、 本
﹃
断 簡 ︶。 紀 以 上 の時 を 経 て、戦 国時 代 の
貫 之 集 下﹄ の古 筆 切 ︵
あ る。
﹃
土 佐 日 記﹄。 そ の作 者 と し て
の仮 名 書 き 日記 と し て知 ら れ る
貫 之 集 下 断 簡 (石 山切
天理 図書館
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◆平 日 (午 前 9時 ∼午後 5時 半)土 。日・祝 (午 前9時 ∼午後4時 半 )
26日 。
31日
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