回覧 FAX&MAIL ニュース 闘争速報 2015.4.3 第876号 2015年春闘 第6号 発行: 全農協労連中央闘争 書記局(宣伝班) 各地で広がる「農協改革」をはね返す大運動 ― 岩手「農業・協同組合つぶしに反対する県民集会」− 3 月 28 日(土) 、いわて食・農ネット(岩手県農協労組をはじめ県労連など労働団体の他、 農民連、生協連など様々な団体で構成)主催による、 「TPP撤退、農業・協同組合つぶしに反 対する岩手県民集会」を行い、300 名が参加しました。 集会で行われた鈴木宣弘・東京大学大学院教授は、安倍 政権が狙う農協改革を批判し、 「アメリカと大企業いい なりの“今だけ・金だけ・自分だけ”の勢力に地域を明 け渡してはならない」 「そのためには、各地で共同を強 め、反対の声を大きくしていくことだ」と、力強く訴え ました。 また、集会では、県農協労組・齋藤委員長、県生協連・ 吉田専務が、決意表明を行い、終了後にはデモ行進を行 い「農協改革」反対・ 「TPP即時撤退」を訴えました。 1 FAX&MAIL ニュース ― 新潟・佐渡「農業・農協改革と佐渡農業の将来を考える集い」− 3 月 29 日(日) 、佐渡農協労組(新潟・単)が主催 し「農業・農協改革と佐渡農業の将来を考える集い ∼農業・農協改革の本質と佐渡の農業を考えるシン ポジウム∼」を行い、100名を超える地域の農家・ 住民、農協職員などが参加しました。 つどいでは、伊藤亮司・新潟大学教授が「農業・農 協改革の本質と問題点」を明らかにし、その後「農政 改革のもとで佐渡の農業をどのように展望するか」 をテーマに、シンポジウムが行われました。 パネラーに、佐渡農協・前田理事長、羽茂農協・中 原組合長、大和田営農組合・上杉組合長、元羽茂果実 協会特別指導員・絞張さんを迎えてそれぞれの立場 から「農協改革」への意見を述べました。 参加者からは「安倍政権がすすめていく改革は、 地域を無視した農業を企業化していく内容のもの だと分かりました。農協が現場で担っている役割を 今一度思いおこす必要があると思います。」など、 問題の本質をつかみながら、地域農業を支えている 農協の役割を見つめなおす集いとなりました。 (2015.3.22 安倍政権No!大行動・国会周辺行動) 4 月 3 日、安倍政権は「農協改革」関連法案を閣議決定しました。たたかいはこれからです。 法案は廃案だ!のうねりを、職場と地域から強め、国会を包囲しよう! 2
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