内田 浩幸 村上農業普及指導センター 村上 水稲育苗ハウスを活用した養液土耕栽培 岩船地域農業振興協議会園芸部会では、経営体への システムの概況、設置方法や導入経費、栽培管理方法 園芸導入や園芸生産の拡大を目的として「園芸で儲 などについて研修しました。 かった研修会」を開催しています。今年度は水稲育苗 JAにいがた岩船四日市育苗ハウスでは、ココスラ ハウスを活用した養液土耕栽培をテーマとして、生産 ブ(ヤシガラ)培地を利用したトマト養液土耕栽培を 者・関係機関合わせて28名が参加し、 7 月17日に現地 視察し、トマトでの栽培管理の特徴や収益性、コンテ 研修会を開催しました。 ナ式とバック式の培地の違いと給液管理の方法などを JAかみはやし育苗センターでは、今年度新潟スタ 研修しました。 イル園芸確立事業を活用して導入した、管内で初めて その後、 JAにいがた岩船の直売所視察と室内検討・ の「いちじく養液土耕コンテナ栽培」を視察し、栽培 意見交換を行い、技術の研鑽を深めました。 参加者からは「現地を見ながらの説明で栽 培システムの仕組みが分かりやすかった」 、 「導入経費がやや高額で低コスト化が課題」 との意見があり、今後の技術改善の課題も見 えました。 普及指導センターでは、今後も園芸導入を 支援し、新潟スタイル園芸の普及拡大を推進 JAかみはやし 育苗センター いちじく養液土耕コンテナ栽培 JAにいがた岩船 四日市育苗ハウス トマト養液土耕バック培地栽培 新田見 浩由 していきます。 新発田農業普及指導センター A 2 ネットワーク 農政の課題に挑む! 新発田 北蒲原 4 Hクラブ「A 2 (アグリカ ルチャー・アミューズメント)ネット ワーク」は、プロジェクト活動等を通 して、仲間づくり、技術習得など自己 研鑽に励んでいます。 最近の活動の中で、現在の農政につ いて議論した際、新聞やテレビ等のマ スコミから発信される情報と、自分達 若い農業者の意見に相違があるので プロジェクト発表 来年は入賞を目指します はないかと思い、調査・検討すること としました。 2 日に新発田市で開催された「平成27年度サマーフェ 調査する農政テーマを「TPP」 、 「米の生産数量配 スティバル」でプロジェクト発表を行いました。残念 分の見直し」、「農協改革」 、 「農地中間管理機構」の 4 ながら、入賞には至りませんでしたが、今回の活動は つに設定し、若い農業者の理解や意見をまとめるため、 自分達だけではなく他の 4 Hクラブ員にも、現在の農 自分達と同世代である県内の 4 Hクラブ及び青年農業 政の課題を考える契機となったとの評価を受けまし 士にアンケートを実施しました。 た。 アンケートの結果から、農政に対する関心や意見は 普及指導センターでは担い手の育成に向けて、今後 経営する立場によって異なる等の結論をまとめ、 7 月 ともA 2 ネットワークの活動を支援していきます。 5
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